2024年02月08日

イノベーションができないと存続のリスクを大きくする

◆次回アンフィルのテーマは、『イノベーション』です。

 日本語では革新でしょうか?

 なぜイノベーションしなければならないか?

 それは、プロフェショナルの条件の次の文章から理解できます。

  『昨日を守ること、すなわちイノベーションを

   行なわないことの方が、明日を作ることよりも

   大きなリスクを伴う


 経営者は、リスクを最小限にしなければならない。しかし最も

 忘れがちになるのが、昨日を守ることのリスクです。

   ★動画deプログ解説はここから★

   

     プロフェショナルの条件

 何年か前、経営品質賞の受賞講演がありました。そのときに

 登壇されていたのは宮崎本店の宮崎社長(当時)でした。

 アセッサーの宮崎本店のコアコンピタンスは何か?という質問に

 『革新だ』と答えたとおっしゃったと記憶しています。

 ※正しくは、革新性のようです。
   参考サイト:第3期中国経営品質協議会講演録 

 歴史ある産業において革新し続けてきたことを表現されたのだと

 思います。革新とは単に技術の事を指しているのではないことも

 話されていました。

 酒を造ることは、古代エジプト文明よりも前から行われてきたことです。

 それを革新し続けていくことは、並々ならぬ努力が必要だと思います。

 特に過去の慣習にとらわれない意思決定が必要だと思います。

 おそらく、技術以外に多くの革新を重ねてこられたのでしょう。

 次回のアンフィルでは、その革新を天才ではなく普通の人が行う

 方法を学びます。内容は、以下の通りです。

  ・イノベーション5つのなすべきこと

  ・イノベーション3つのなすべきでないこと

  ・成功するイノベーション3つの条件


 皆さんは、少子高齢化の歴史的なこの危機をどう乗り切りますか?

 昨日を守ることではないと、私は思います。

 次回2月26日18時半 三重同友会4F会議室にて

 テーマ『イノベーションの原理と方法(197頁)』からです。

<追伸>

  今回はZOOMでも開催します。オブザーバー希望の方は事前に連絡ください


posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 19:41| Comment(0) | TrackBack(0) | UNFIL

2024年02月06日

20年間にピリオド。戦略社長塾終了です。

◆2024年2月5日に、20年間続けてきた戦略社長塾を

 無事終了することができました。

 61期でした。1期13講座ですので計算上は793回

 講座を行ったことになります。自分でも驚いているのが

 61期すべて参加者がみえたことです。

 最初は、とくかく社長塾をやりなさいという竹田先生の

 命を受けてしぶしぶ
始めました。

 会場を借りるお金もないので、知り合いの社長のご厚意に

 甘えて会議室を借りて開催していました。

    20年間にピリオド。戦略社長塾終了です。

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 途中、商店街組合の事務所などを借りるなどして繋いで

 きましたが、何よりまして参加していただけるかたが

 途切れなかったこと
が夢のようです。

 参加していただいた方、会場をお貸していただいた方

 そして紹介していただいた方に感謝しかありません。

 経済大学を出たわけでもなく、そのような会社にいたわけ

 でもなく、資格すらない私が経営コンサルタントまがいの

 仕事ができているのは、この戦略社長塾で学んだことがすべて

 だと言っても過言では
ありません。

 実は、塾長である私は戦略社長塾を受講したことがありません。

 反面DVDは、61回は観たことになります。

 このDVDの内容をできるだけ解ってもらうとしてきたことが

 自分の実力をつけることになりました。

 ドラッカー先生のいうように、人に教える。責任を持って教える

 ことがどれだけ学習効果を上げるか
が解りました。

 DVDを繰り返し観るだけでも、新しい気づきがあります。

 違う人に伝えるたびに、たとえ話を変えていかなければ

 なりません。もしコンサルタントをゼロから目指すのでしたら

 この戦略社長塾を
開催することをお勧めします。

 もし社長の実力を高めたいのだったら、塾長として登壇する

 ことをお勧めします。

 それには、教える仕組みを持つことです。半強制的にやらされな

 ければ、自分が解っている(つもりですが)ことをめんどくさく

 伝えることができません。

 裏話は、ライブ配信でお伝えしたいと思います。

 また戦略社長塾は形を変えて、マネジメント育成協会に引き継いて

 いきます。塾長としてトレーニングしてきた方が講義をします

 ので、教えることのメリットも聞けると思います。

 詳しい内容は、説明会を企画しましたのでそちらに参加ください。
 
 参加要領は、以下のPDFをご覧ください。
       ↓ ↓
    ★スタートアップセミナーはここから★

  <<ライブde解説は2月11日チャンネルはここから>>


posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 塾長のひとり言

2024年02月02日

マネジメントの仕事:組織するって何?

◆マネジメントの仕事として2つ目に挙げられているのは

 組織することです。

 組織するとは、どういうことなのか私はさっぱりわかりません。

 マネジメント(中巻)には、以下のように書かれています。

    『活動、決定、関係を分析し、仕事を分類する。

     分類した仕事を活動に分割し、作業に分割する。

     それらの活動と作業を組職構造にまとめる。

     それらの活動とそれぞれの部門のマネジメントを

     行うべき者を選ぶ』


 おそらくこの言葉は、かなり大きな企業のトップマネジメント

 向けに書かれた言葉だと想像します。

   マネジメントの仕事、組織するって何?

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 『活動、決定、関係を分析し・・・』とありますが、この3つに

 ついては、組織の基本単位の章に詳しく書かれています。

 活動を分析するには活動分析と貢献分析を行います。

 貢献分析というのが解りやすいと思います。貢献によって

 分類すると以下の4つに分けられます。

   1.成果活動
   2.支援活動
   3.家事活動
   4.トップ活動


 の4つです。4つの活動はすべて必要です。

 自分の仕事というものは、本人にとっては最重要課題です。

 しかし組織の部署が、どの活動の部分を担っているかは

 別の話です。成果活動が中心の部署の中にも、直接成果と

 関わるものもありますし、すぐに収入を生まない部分も必要です。

 例えば、求人や教育です。

 これらの活動も組織にとっては、必要です。

 所属する部門がどういう役割をしているかを知ることで、

 組織への貢献は、より生産的になります。そして協力関係を

 強化する
ことができます。

 すべての企業は、全く違う特徴を持った組織体ですから

 組織ごとの考えていかなければなりません。

 とはいえ、どう考えたらよいのか解らないと思います。

 そのヒントは、ライブ配信でお伝えできればと思います。

 また、マネジメント育成協会でも、このような機会を作って

 行きたいと思います。

 詳しい内容は、説明会を企画しましたのでそちらに参加ください。
 
 参加要領は、以下のPDFをご覧ください。
       ↓ ↓
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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 11:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラッカーの世界

2024年02月01日

人の強みを生かす:組織の利点とは何か

◆組織と共同体(コミュニティ)とをごちゃ混ぜにしている

 のが古い体質の中小企業ではないでしょうか?

 中小企業では、社長が親父で絶対的な権限を振るっている

 ところが多いのではないでしょうか

 トップダウンが悪いわけではありません。規模によっては

 その方が成果があがることもあります。

 しかし間違ってはいけないのは、お山の大将になってしまい

 自分は正しいのだと思い込んでしまうことです。

 何が正しいかを忘れてしまい、自分が正しいことを感情で証明

 しようとすることは、ドラッカーの言う真摯さに欠ける行為です。

     プロフェショナルの条件

 その原因の一つが組織とコミュニティとの区別がついていないこと

 にあります。コミュニティとは、家族や地域社会、そして同じ言語を

 話すという民族などもこれにあたります。

 組織との大きな違いは、組織の場合何か目的を持って意図的に

 人が集まった
ものです。したがって組織特有の成果を出すことが

 必要です。組織には組織化した目的があります。

 個人で事業を行っている場合も、他の専門家と一時期ではあり

 ますが、組織を形成します。チームと言った方がしっくりき

 ますが、いずれにせよ人が集まって何かを達成することに違いは

 ありません。

 本書籍の組織の利点には次のように書かれています。

    『組織とは、強みを成果に結びつけつつ

     弱みを中和し無害化するための道具である


 成果をあげるために組織はあり、もう一つは弱みを消すことです。

 これは自分は苦手ですからとか好きではないからと逃げることとは

 違います。自分が強みを発揮しようとすることが前提です。

 マネジメントは、この強みを引き出し、組織としての成果をあげる

 ことが役割
です。

 私は、出席しなかったので次回皆さんの意見も聞いてみたいと思います。
 
 次回2月26日18時半 三重同友会4F会議室にて

 テーマ『イノベーションの原理と方法(197頁)』からです。


posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | UNFIL

2024年01月26日

マネジメントの仕事:組織の目標を設定する

◆マネジメントの仕事を部下の面倒をみて、上司に手を

 わずらわせないことだ。なんて考えていた節があります。

 私は自分は仕事はせず、部下に仕事をすべて任せること

 だとマネジャーの仕事をそう思っていました。

 役職名称は係長でした上司は次長です。

 これは私は某社のコンピュータ部門にいたときのことです。

 そう考えると今までやってきた担当をすべて部下に移管

 すれば、係長としての仕事はやったことになります。

 その結果、次長に続き、二人目の仕事をしない人の誕生です。

 部下に仕事を奪われるというのは、結構寂しいものです。

 とは言え、自分の仕事から手を離さないと部下は育ちません。

 この子たちでこの部門は十分回っていくと思えたとき

 私は自分の役目は終わった
と思ったのです。

    マネジメントの仕事:組織の目標を設定する

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 それと同時に、自分は一体なにをすればよいのだろうかと迷い

 出しました。当時は、そんなことを教えてくれる人もなく、

 仕事の責任を負うにしても、私の上に上司はいる訳ですし。

 部門の責任者でもなく、仕事の責任者でもなくとぽっかり

 穴が開いてしましました。

 結局私は、配属の転換を願い出ました。次の目標を求めての

 ことでした。
なんのための昇格だったのか全く意味が解りません。

 もしその当時ドラッカー先生の言葉を知っていれば、大きく物事は

 変わっていたと思います。

 マネジメントの5つの仕事の一つ目『目標を設定する』だけでも

 大変なことです。マネジメント課題・責任・実践(中巻)には次の

 ように説明されいます。

    『目標をもつべき領域を定め、
         そのそれぞれについて到達地点を決める。

     そのために行うべきことを決める。

     連携する人たちとのコミュニケーションによって、
           それらの目標を意味あるものにする。』


 係長になりたての私の技量では、目標をもつべき領域を定めることの

 意味すら解らなかったと思います。

 もし当時の私にアドバイスするとするならば、

  1.コンピュータの部門として、何を成果とするのか?
    すなわち何を会社に貢献すれば会社の成果があがる
    のかを上司、その他の部門と対話し決定しなさい。

  2.成果をあげるためにできることを書き出し分類しなさい。
    例えば、事務部門の生産性をあげる。
    営業力を高めるサポートをする

  3.現在持てる戦力で、効果があがる手段を明らかにしなさい。

  4.達成するために必要な知識を明らかにしなさい。

  5.長期、短期の実行計画を立てなさい

  6.目標を上司と部下と自分で共有しなさい。

  7.一人ひとりが成長すべき目標を明らかにしなさい。

  8.個人の目標が達成すべく協力をしなさい。

  9.自分が不足している知識を得る計画を立てなさい。


 思いつくままに書き出しても、これだけ出てきました。しかも

 どれも一朝一夕では達成できません。

 まだまだあると思います。もしこういうことを当時の私が知って

 いたら、その部門は成長しただろう
し、会社もよくなったに違い

 ないと思います。人生には、『たら、れば』はないので現在の私に

 とっては意味をなさないかもしれません。

 しかし皆さんもしくは所属する組織にとっては、どうなのでしょうか?

 ドラッカー先生のマネジメントを、学んで損はないと思います。

 そんな訳で、学ぶ場を作りたく思いマネジメント育成協会を立ち

 上げました。

 詳しい内容は、説明会を企画しましたのでそちらに参加ください。
 
 参加要領は、以下のPDFをご覧ください。
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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラッカーの世界

2024年01月22日

経営の教科書【われわれの使命は、先人の知識を発展させること】

◆ニュースレターの解説も今回が最終となりました。

 この内容が最終回にふさわしいのかは解りません。

 経営は、社会の変化の中で行われていくので、これが

 絶対などというものは存在しません。


 逆に、そのようなことを考えてしまったら、経営はできません。

 今後のことは、マネジメント育成協会に譲るとして

 最後の解説をお聞きください。

 ランチェスター通信が必要な方は、以下からダウンロードしてください。
             ↓ ↓ ↓
       ランチェスター通信240号はここから

        ★ライブ録画はここから★

   

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 09:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ランチェスター戦略

2024年01月16日

シンプルだけど非常識なドラッカー経営哲学

◆ドラッカー著『現代の経営(上)(下)』を読み切った

 経営者は世界に何人いるんでしょうか?

 私の周りには、そのような経営者にお目にかかったことは

 ありません。ただし私の勉強会に参加していただいた数名の

 方は除いてのことです。

 以前私はドラッカーの金言365日という本を中古で購入

 しました。この本は1月1日から一つずつドラッカーの名言

 を集めたものです。私の買った本には、線が引いてあったり

 加筆があったりかなり勉強した後がありました。

 しかし2月の部分に入ると新品同様になっていました。

 これが普通ではないでしょうか。

 私も現代の経営を初めて読んだとき、10頁あまりで挫折

 してしまった
経験があります。この仕事を始める前のことです。

 本を買ったことすら忘れてしまっていました。

    シンプルだけど非常識なドラッカー経営哲学


   ★動画deプログ解説はここから★

  

 この仕事でドラッカー先生の書籍を読みだしたとき同じ

 ように挫折しかけましたが、オーディオブックが出ていました

 のでこれが大変助けになりました。

 おかげさまで論文集をはじめかなりの量の書籍を何度も読み返す

 ことができました。

 その結果、ドラッカー先生が言いたい全容がようやく解るように

 なりました。今も機会があるたびに復習していますが、その都度

 より鮮明に見えてくるという不思議な書籍です。

 そんな中、多くの人が解りにくいと言われることの一端を感じる

 ことができました。ドラッカー先生の言わんとすることはとても

 シンプルです。
沢山書籍や論文は、色々な角度から社会の現象を

 客観的に表しているのです。

 その客観性が、われわれの主観と異なることが多いことが

 解りにくくしているのだと思います。

 例えば、事業の目的は顧客創造であると言っていますが、売上や

 利益を渇望している人からするとこの言葉は頭では解るが、

 本当にそれを実践しようとはしません。


 しかし顧客もしくは市場を自分で創っていった企業は利益も

 しっかり上げられています。

 ほかにもあります。キャッシュフローを重視することを

 ドラッカー先生は言っています。確かにキャッシュフローを

 考えずにむやみに売上をあげようとしたり、市場が拡大して

 いるからと言って事業を拡大していくことは命取りになります。

 チャンスがあるのに何故と周りの経営者は言うかもしれません。

 売上が伸びていれば万々歳だと思うでしょう。

 でも自分のシェアが市場の伸びより低くては、負けていること

 になります。

 ドラッカー先生の言うことは、世間からすると非常識な事ばかりです。

 しかしよくよく考えると正しいと理解できます。

 もう一つ難しく思ってしまうのは、『だからどうしろ』という

 ものがない
のです。つまり自分の状況に合わせて答えを出さな

 ければなりません。その答えも正しいものではなく、意思決定を

 するという類のものです。

 非常識ですが事業をよりよいものにするには、効果抜群です。

 マネジメント育成協会では、この効果抜群の内容を伝えていく

 予定です。

 説明会を企画しましたので、お時間の許す方はご参加

 ください。参加要領は、以下のPDFをご覧ください。

    ★スタートアップセミナーはここから★

  <<ライブde解説は1月21日チャンネルはここから>>


posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 19:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラッカーの世界

2024年01月14日

経営の教科書【効果的なニュースレターを書く技術】

◆ニュースレターの目的を取り違えている方が多いように

 思えます。そういう方は、年に数回発行して、3年もすれば

 止めてしまいます。ニュースレターは、定期訪問と同じです。

 継続して発信することで、いつでもそばにいるよって囁くもの

 です。お客さんから引き合いがあった時だけ、頑張るのは

 誰でもやることです。店舗であれば、来店されたときに

 精一杯尽くすのは当たり前のサービスです。

 誰しも、商品やサービスを買ってもらうときは真剣ですから。

 勝ち組に残りたいのであれば、目的と手段を間違えない

 ようにすることです。詳しくは、動画でご覧ください。

 ランチェスター通信が必要な方は、以下からダウンロードしてください。
             ↓ ↓ ↓
       ランチェスター通信240号はここから

        ★ライブ録画はここから★

   


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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ランチェスター戦略

2024年01月13日

マネジメント育成協会の開設

◆2023年3月に発足しましたマネジメント育成協会の

 情報発信の場として仮にブログを開設しました。

 6月定例研修会に向けて、最新情報を発信していきます。

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会

人の強みを生かす。を言うも易し行うも易しに

◆組織の長として誰しも、人の弱みを使って成果をあげら

 れるなどという甘い考えは持っていないと思います。

 しかし多くの人間は、無意識のうちに弱みを探して

 しまいます。無意識というより良かれと思って弱みを

 指摘してしまいます


 例えば、部下に対して『あれさえ直ればよいのに』と

 部下のためを思って、言ってしまう言葉です。

 これは裏を返せば、弱みを突いていることになります。

     プロフェショナルの条件

 違う面もあります。人間は組織の中で存在価値を求めて

 しまうものです。自分の存在感を示す一つの方法は、

 自分のできることを基準に相手と比較することです。

 上司の基準で部下を評価したら、どうしても欠点に目が

 行きがち
になります。自分より部下の方ができるなんて

 中々認められませんから。

 しかし、この子をどうやって活かせば成果を出させることが

 できるか
を考える上司は強みを見出そうとします。

 当たり前ですが、強みを生かした方が成果が出るからです。

 自分の基準で評価しようとするのは、アドラー心理学でいう

 優越コンプレックスを発動しているからではないかと思います。

 コンプレックスを持たないためには、部下と協力して成果を

 あげようと考えることです。部下と比較しないことです。

 評価は内向きにエネルギーが行き、成果は外にエネルギーが

 注がれます。


 1月29日の読み合せ会では、強みを生かす重要性を

 ドラッカー的思想で学びます。サブタイトルは以下の3つです。

   1.強み重視の人事

   2.組織の利点

   3.上司の強みを生かす

 
 次回1月29日18時半 三重同友会4F会議室にて

 テーマ『人の強みを生かす(189頁)』からです。


posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 19:39| Comment(0) | TrackBack(0) | UNFIL