2024年05月29日

自らの成長に責任をもつ

◆プロフェッショナルの条件の読み合わせも最終回を

 迎えました。

 最後のテーマは『何によって憶えられたいか』でした。

 ドラッカー先生の独特の表現で、耳に残ってしまうと

 思いきや、ドラッカー先生の学生時代の宗教の先生の

 言葉だそうです。

 皆さんは、自分がこの世から亡くなったら、どのように

 言ってもらたいでしょうか?

     プロフェショナルの条件

 そう言ってもらえるためには、自らの成長に責任をもち

 卓越性を追求する
必要があります。小難しい話になりますが

 より上を目指すことがその根底にあります。

 仏教では、無上意と言ってこの上のない上を目指すことです。

 この変革の時代にこれからの組織は、より上を目指すことが

 必須条件だと思います。

 そうなっていないとすると、マネジメントが自分の組織に

 それを期待していない
ということだと思います。

 従業員に期待していないのではないでしょうか?

 そんな組織に果たして、より上を目指す人が育つのでしょうか

 自分の成長に責任を持てる人が集まるのでしょうか?

 さて次回からは、『チェンジリーダーの条件』を学びます。

   チェンジリーダーの条件.jpg

 チェンジリーダーの条件は。乱気流の時代に変化をどのように

 機会に
変えていくかを学びます。

 次回開催は、6月24日(月)18時半から

 三重県中小企業家同友会 4F 会議室にて行います。

 参加されたい方、見学されたい方は連絡お待ちしています。

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 09:18| Comment(0) | TrackBack(0) | UNFIL

2024年05月28日

組織は人なり、なぜ人は最大の資産と言えるのか

◆強みを作っていき、卓越性を目指すことを前回まで

 お伝えしてきました。それを実現するには、資源が必要です。

 一般的に経営資源とは、人、モノ、金と言われています。

 残念ながら中小企業には、これら3つのものはいつも不足

 しています。この3つの中で、人はその他のものに比べて

 明らかに違う特徴があります。
お金は金利によって増やす

 ことができます。同じ金利であれば100万円より1000万円

 の方が増える金額は多くなります。

 人の場合はいかがでしょうか。一人で行うことを二人で行ったら

 2倍の成果が出るでしょうか?
そうとは言い切れません。

 二人で行うことで、時間が掛かることもあります。逆に二人で

 行うことで、2倍以上になることもあります。

    組織は人なり、なぜ人は最大の資産と言えるのか

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 モノと金はその差を埋めることができません。それどころか量的に

 有利なところはますます有利に
なります。

 ランチェスターの法則では、2乗比になると言っています。

 量的に不利なところは、どうすればよいでしょうか。

 それには、2つの対策を同時に行わなければなりません。

 一つ目は、量的優位性が効きにくい状況を作ることです。

 つまり一般的な基準で比較されないことです。差別化もその一つ

 です。人が今までやっていないことを手掛けるのが最も良い方法

 だと思います。

 つまり『戦わずして勝つ』ことです。

 この状況を作った上で『質』を重視することです。
 
 人は十人十色、100人おれば100人が違う特徴を持っています

 何万人も従業員がいたら、そんな区別はつかないかもしれません。

 しかし100名までの中小企業では一人ひとりの特徴を生かすことは

 難しいかもしれませんが、可能です。従業員数1万人に比べれば

 容易いことだと思います。

 この時中小企業にとって、人は最も有効活用できる資産となります。

 その第一歩は、どんな人であってもその人に期待し続けることです。

 しかし期待とは自分の思い通りになって欲しいということでは

 ありません。

 中小企業は、従業員数が少ないことからボス型の組織になり

 やすくなります。トップが最も優秀で、部下は優秀ではない

 という構図ができやすくなります。

 そうならないためには、上下関係よりその人の特徴を生かした

 かどうかに目を向けることです。

 自分がやるより従業員にやってもらう方がよいという姿勢に 

 立つことが最初です。

 その上で、

   われわれは何をもって顧客に貢献するのか。

   何をもって卓越性とするのかを皆で共有することです。

 私のように個人で事業をしてる場合は、共有することはしなくて

 もよいですが、上記を腹に落とすことが必須です。

 優柔不断にならないことです。

 皆さんのところでは、どのように考えているでしょうか

  <<ライブde解説は6月2日チャンネルはここから>>

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 19:18| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会

2024年05月22日

経営者への道、次の一歩は特徴を見出す

◆前回よって立つ位置を決めることが、最初の一歩ということを

 お伝えしました。この第一歩を踏み出すことができない人が

 ほとんどだと思います。その多くが気づいていないことが原因です。

 その証拠が高い赤字率です。70%の会社が赤字です。黒字と言っても

 ほんの少しの利益しかあげられていません。

 私は学ぶことで、市場を決めることを知りました。しかしその

 決め方は、実力不足で生まれたばかりの赤ん坊です。

 それでも、この市場でやると自らが決めたことは間違いありません。

 こうして立ち上がろうとしてことは、後々大きな効果をもたらす

 要因となりました。

    経営者への道、次の一歩は特徴を見出す

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 赤ん坊で、企業間競争に勝ち抜くことはできません。市場から支持

 されるためには、自分の足で立ち上がらなくてはなりません。

 そのためには、強い芯が必要です。強い芯を作るには、特徴を

 磨くこと
です。しかし事業を始めたばかりの私に特徴などありません。

 ランチェスター経営の代理店となることで、ランチェスターという

 冠はあります。しかしそれは他との違いはあれど、特徴になって

 いません。ランチェスター戦略の話だけなら、竹田先生に聞いた

 方が良いからです。

 当時丁度キャッチコピーの勉強をしていました。その時に、次の

 ようなことを教えてもらいました。

    『1つだけの特徴だと弱い、2ないし3つあると

     その人ならではのものができる。


     しかし多くても3つまで。それを超えると特徴には

     ならない。』ということでした。

 そこで私はほかに特徴になりえる他との違いを考えました。

 例えば

   四日市に竹田先生はいない

   税理士事務所は、営業の経験がない

   システムエンジニアの経験、それもコンピュータ化
   以前からシステム設計をしているものは少ない

   1つの会社全般を知りえているものは少ない

   デール・カーネギー・トレーニングでアシスタント
   を長い期間していたものはいない

   などなど
  
 中には、まだまだ物足りたいものもありますが、これらを何とか

 組み合わせて自分の特徴の中心とすることを考えました。

 まず外せないのが、地元の中小企業です。そしてランチェスター戦略

 の中でも営業戦略を中心にしようと考えました。

 他との差別化を図るには、戦略のある販売戦術ということに

 しました。こうしてよって立つ位置の足場が以前よりはよく

 なりました。

 このことにより、ホームページによる本格的集客はしないことに

 しました。ですから最初のころホームページはなく、楽天ブログ

 だけでスタートしました。これはあくまで地元で知り合った人に

 メッセージを発信するものとして使いました。

 もしそうでなければ、SEO対策やらバナー広告やらを検討した

 と思いますが、一切考えることはありませんでした。

 できるだけ接近戦にしたいと考えたので、直接その人と会うこと

 を、中心に営業することにしました。それから何度も会えることの

 工夫をしました。その一つがニュースレターとセミナー案内です。

 こういう活動を続けていくうちに、福岡の竹田先生にはできない

 ことで私にしかできないこと
は何かが見えるようになってきました。

 これが特徴だと思います。

 次は、この特徴を磨いていくことです。

 このような勉強を一緒にしていくのが、マネジメント育成協会です。

 育成協会の6月定例研修会は、無料で体験ができます。

 ご興味がある方は、以下のフォームからお申込みください。 

    ★体験研修申し込みはここから★

 締め切りは5月31日、定員になり次第締め切らさせていただきます。

 ご一緒に学べることを楽しみにしています。

  <<ライブde解説は5月26日チャンネルはここから>>

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 11:23| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会

2024年05月12日

見方を変えると人生が変わる

◆私は膝が悪く、正座を10秒すれば膝が伸びなくなる状況でした。

 整形外科にかかり、注射してもらい薬を飲んで治療をしていましたが

 芳しくなく精密検査を受けることになりました。

 しかし決定的な原因は分からず、整形外科の先生と相談して

 ストレッチを続けることにしました。

 そこで、毎朝ストレッチをするようになったのですが、これが苦痛で

 しかありません。回数を数えていると早く終わらないかなぁ〜。と

 早く終えることを願いながらストレッチしていました。こんな思いが

 さらに、このストレッチを苦痛と感じさせ、朝起きるのが嫌になる始末。

 こんな苦痛には耐えられないと思った私は見方を変えることにしました。

     プロフェショナルの条件

 この1回、1回のストレッチが健康に向かうと思うようにしたのです。

 もちろん一朝一夕で、そう思えたわけではありませんが、苦しいと

 思ったときには、そのことを思い出すようにしています。

 3回行うストレッチの回数を途中で数を忘れることがあります。以前で

 あれば行った回数を多い目に判断して早く終わろう
としていたのですが

 今は、忘れたら1回余計にすることにしています。

 物事の見方を変えると苦痛だったものが、自分のためになる喜びに

 変わっていきました。

 今回のUnfil(読み合わせ会)では、ドラッカーの仕事に対する

 受け止め方が書かれているセクションです。

 例えば、次のようなことが書かれています。

   『自らの成長に責任をもつ者は、その人自身であって

    上司ではない。誰もが自らに対し、

   「組織と自らを成長させるためには何に集中すべきか」を

    問わなければならない。』

 仕事を自らの成長の機会、組織への貢献の機会と捉えると仕事の

 意味合いが変わってくると思います。

 このような見方を自分自身にどのように受け入れるか、組織員に

 どのように解ってもらうか
を読み合わせながら皆さんと共有できれば

 幸いです。

 次回は5月27日(月)18時半 三重同友会4F会議室にて

 テーマ『何によって憶えられたいか(227頁)』からです。

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 09:45| Comment(0) | TrackBack(0) | UNFIL

2024年05月09日

市場の決定で、業績の35%が決まる

◆前回顧客に貢献することに集中することをお伝えしました。

 自らが貢献するには、よって立つ場所を決める必要があります。

 ドラッカー先生曰く、その人の強みを発揮できていないのは

 その人の能力がないではなく、強みを発揮できるところに

 配属されていない
ことが原因だ、とのこと。

 配置を変える必要を訴えています。

 中小企業で配置換えをすることは至難の業かもしれませんが、

 市場においては、それが簡単に行えます

   市場の決定で、業績の35%が決まる

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 どの市場を事業をするのかは、自由です。市場を創り出すことも

 可能です。市場を決定するということは、それによって強みが

 発揮できるかどうかが決まってきます。


 私が福岡でランチェスター戦略を伝えても、おそらく聞きにくる

 人はいないと思います。福岡には本家本元がいますから。

 そんな状況で、人を集めようとすると直ぐに思いつくのが、価格を

 下げることです。あいにく私の仕事は安いから、そちらにしようは

 なりません。むしろ安いなら聞く価値がないとなります。

 しかし福岡から遠く離れた、しかも大都市名古屋からこの地だと

 多少は価値が出てきます。
残念ながら竹田先生に比べると質は

 大きく劣ります。聞く価値は多少あります。(と思います)

 業績全体から見ると、この決め方で35%決まってきます。計算の

 仕方はとにかくどこで事業をするかによって努力した成果が変わる

 ことになります。

 市場はどのように決定すればよいのでしょうか?

 第一の条件は、競争相手がいない、もしくは少ないことです。

 都会に進出するというのは、競争相手の多いところに行くわけです

 から生半可な能力では参入することは避けるべきです。

 最近もあるのでしょうか?東京に電話をおいて、東京支社がある

 と名刺に載せている人がいましたが、金の無駄遣いだと思います。

 しかしながら、通常は何も考えずに自分の住んでいるあたりで

 事業を始めます。私もそうでした。その市場に自分の実力で参入

 して良いか悪いかは考えません。必然としています。

 こういうことを考えるのが経営戦略です。

 ところが多くの人が、競争というものがあると考えず、自分の

 やりたいこと、できることを考えます。

 経営でセンスがあるというのは、意識していなくても競争を避ける

 選択をする人
のことだと思います。人のやらないことをやるわけです。

 経営実力をあげる第一歩は、競争を意識することです。

 皆さんの現在の市場には、どのような競争相手がいるでしょうか?

 競争相手とは、お客さんが比較対象とするものです。

 自分のライバルではありません。

 マネジメント育成協会の6月定例研修会は、無料で体験ができます。

 ご興味がある方は、以下のフォームからお申込みください。 

    ★体験研修申し込みはここから★

 締め切りは5月31日、定員になり次第締め切らさせていただきます。

 ご一緒に学べることを楽しみにしています。

  <<ライブde解説は5月12日チャンネルはここから>>

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 10:32| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会

2024年04月30日

顧客に貢献することに集中せよ!

◆6月から始まる育成協会の定例研修会では、経営戦略と

 マネジメントについて月2回を使って学んでいきます。

 経営戦略は、ランチェスターの法則によるものですが

 そこで最初に押さえておくことは、経営の本質です。

 ドラッカーのマネジメントでも同じことを伝えていますが

 顧客創造、お客を作ることです。

 お客を作るために最初にすることは何でしょうか?

 数あるお客の中から、われわれにとっても最も貢献が

 できる顧客を決める
ことです。

   顧客に貢献することに集中せよ!

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 マネジメントの役割として次のような言葉があります。

   『自らの組織に特有の使命を果たす』

 組織に特有とは、最も自分にあっているということです。

 これを見つけるのは、とても難しい。

 そこで参考になるのが、前回のブログでお伝えした

 『日本永代蔵』の一節です。

 人のやらないことに頭を使う。これは最上策と言われて

 います。上策は人のやらないことを普通にやることです。

 人のやっていないことを見つけることから始めてください。

 自分は何がしたいとか、何ができるかは一旦ここでは

 忘れてください。

 まずお客さんのところへ行って、困っている事はないか

 聞いて回ってください。困っていることとは、誰も解決

 してくれる人がいないということにほかなりません。

 自分が困っていたことでもよいです。私の場合はこちらでした。

 もう一つ困りごとを探すコツがあります。

 細かく分けてみることです。製造工程、作業工程、好み、

 属性、TPOなど考えてみてください。

 細分化することで、人のやっていないことが見えてきます。

 ランチェスター経営でも教えていることです。

 工程を細かく分けることで、イノベーションの機会の

 プロセスギャップを探すことができます。

 これはドラッカー経営が教えてくれます。
 
 こうして見つけ出した困りごとこそ顧客です。

 見つけ出した顧客のニーズに対して、われわれができる

 あらゆることを考えてみてください。

 今までやったことがないことでも、可能性があるので

 あれば、挙げてください。

 この時うまく行くか行かないかを絶対に考えないことです。

 なぜならば、うまく行っていることとは既に誰かがやって

 いることだからです。

 以上のことは、ランチェスター経営、ドラッカー経営の基本と

 原則を応用したにすぎません。

 顧客に貢献することに集中すると経営にとって良いこと

 たくさんあります。

 顧客は組織の外にありますから、みんなの目が外に行きます。

 お客に集中すると、隣同士のことを気にすることがなくなり

 ます。貢献することが身につくと、さらに顧客ニーズを掴める

 ようになります。

 顧客に貢献して成果をあげると、社会から組織の存在意義を

 認めてもらえます。すなわち永続の可能性がグンと上がる

 ことになります。

 先ほどお伝えしましたが、これらの原則と基本はランチェスター、

 ドラッカーが教えてくれています。

 どのように学ぶかを体験したい方は、体験研修に参加

 してみてください。

    ★体験研修申し込みはここから★

 締め切りは5月31日、定員になり次第締め切らさせていただきます。

 ご一緒に学べることを楽しみにしています。

  <<ライブde解説は5月5日チャンネルはここから>>

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 19:07| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会

2024年04月26日

業績をあげたければ、戦略に従え!

◆これまでに、マネジメント育成協会の存在意義について

 お伝えしてきました。

 今回のブログでは、具体的に何を身に付けていこうと

 しているかをお伝えしていきたいと思います。

 経営していく以上は、業績とは切っても切り離せません。

 そこでまず業績の高め方について学ばなければなりません。

 どんな企業であっても業績をあげることは、それほど

 難しくない
と思います。難しくないというのは苦労が

 ないということとは違います。

 原則に従えば難しくないという意味です。

    業績をあげたければ、戦略に従え!

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 例えば、願望熱意が業績に与える影響は53%占めます。

 どんなことがあっても業績を高めると心底思うことです。

 原則に従えば業績をあげるには顧客の価値を満たすことです。

 好きなことや、やれることを頑張ることではありません。

 本当に業績をあげたければ、好き嫌いも苦手もありません。

 やるべきことは何かに集中するだけです。

 ドラッカー先生は、成果に集中しろと言っています。

 まさにことことです。

 もう一つ例を挙げましょう。業績をあげたければ、人が

 やらないことに頭を使うことです。

 これは、井原西鶴著『日本永代蔵』の一節にあるそうです。

 人がやらないことって、やるには勇気が要ります。できれば

 やらずに済ませたいと誰しも思うのではないでしょうか?

 しかし人がやっていることは、顧客にとっては既に満たされて

 いるニーズです。経営戦略では、競争の激しいところに行く

 だけです。原則は、人のやらないことをやればよいだけですから

 とてもシンプルです。

 しかしそれを自分自身の都合が邪魔をします。

 この勇気を持つには、成果に集中すること、すなわち自社の

 ミッションの完遂に集中する
ことです。

 つまり、成すべきことを成すことです。

 その成すべきことは何かを知る必要があります。それには

 今までの考え方を原則に置き換える必要があります。

 実際にどのように行うかを体験してもらうために6月の

 第一回は体験できることになりました。

    ★体験研修申し込みはここから★

 締め切りは5月31日、定員になり次第締め切らさせていただきます。

 ご一緒に学べることを楽しみにしています。

  <<ライブde解説は4月28日チャンネルはここから>>

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 10:45| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会

2024年04月23日

ポスト資本主義社会の中心的存在になる法

◆資本が社会の代表的な権威だった資本主義社会から

 社会は脱皮していきます。ポスト資本主義社会のポスト

 とは、次に資本主義社会にくる次の社会です。

 どのようや社会かというと知識社会であるとともに組織社会

 です。その双方の中で生活し、仕事をしていくことになります。

 前回のUNFILでは、こんなことを学びました。

 こういった小難しいことを、いろいろと思考を巡らせてもらいました。

 特に知識に対するが考えが、われわれが考える知識と大きく違います。

     プロフェショナルの条件

 違いだけならいいのですが、これからの社会は『知識社会』ですから

 あいまいにするわけにはいきません。

 知識と情報は違います。昔だったら、朝礼で社長が聞いたこともないこと

 を話すだけで、流石に社長はよく知っている。なんていうことになりましたが

 今だったら、その言葉をググって『なんだ、こんなことか』とその瞬間に

 社長より、若い従業員の方が詳しく知っていることに
なります。

 知識社会における知識とは、このこととは大きく異なります。

 書籍には、知識は人間が、教え、学ぶものとあります。

 私は得られた情報から、新しい知識を生み出すことだと思っています。

 知識が知識であるためには、成果に繋がることが必要です。

 成果に繋げるには、チームが必要です。チームつまり組織です。

 こんなことを学ぶのは、次の時代も中心的存在でいるためにです。

 次回は5月27日(月)18時半 三重同友会4F会議室にて

 テーマ『何によって憶えられたいか(227頁)』からです。

 
posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 14:47| Comment(0) | TrackBack(0) | UNFIL

2024年04月08日

理論を知っても泳げない、理論がないと選手になれない

◆我々の時代の泳ぎの教え方というのは、プールに突き落とし

 溺れる寸前の人間の本能で泳げるようになるという今考える

 とありえない方法でした。

 あるテレビ番組で言っていたのですが、この方法でも泳げる

 ようになるかもしれない。しかし競泳選手にはなれないそうです。

 溺れないという安心感の中で、冷静に考えてフォームを習得する

 と無駄なく早く泳ぐことが身につくそうです。

 私は、これを経営に置き換えて考えてみました。

    理論を知っても泳げない、理論がないと選手になれない

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 経営状況が苦しいときに、急に経営を学ぼうとして苦しさを

 逃れる方法だけに目が行き、肝心なことは後回しになって

 忘れ去られてしまいます。前回の動画でもお伝えしましたが、

 経営の学習は体系的に行わなければ効果が出ません。

 例えば、資金繰りが厳しいとどうやってお金を引っ張ってこようか。

 ということだけを考えます。そして資金調達が何とかなれば

 ひと安心となり経営の勉強など忘れてしまいます。

 そしてまた目の前の仕事をこなすことを考えます。しばらく

 するとまた資金繰りに困りお金の工面に奔走します。

 この繰り返しがまるで事業を営んでいると錯覚してしまうのです。

 本来資金繰りを考えなくてよいようにするのが経営なのに。

 これではいつまで経っても経営の実力はあがらず自分の不遇を

 恨むだけです。ドラッカー先生も言っているように基本と原則から

 外れたもので成果はあがらない
のです。
 
 まず経営・マネジメントする立場であれば、基本と原則を知る

 必要があります。

 皆さんは、基本と原則を知るために、どれぐらいの時間とお金を

 掛けているでしょうか?これは自分自身、組織への将来投資です。

 子供の学習塾というのは、1か月2万〜4万円のようですね。

 1か月のどのぐらいの回数開催されるのは様々ですが、子供に対

 してでもこれぐらいは投資しているのに、経営者が自分に何も

 投資せず、仲間との飲み代に消えていく
というのは如何なもので

 しょうか。

 トップは成長のセの字もなく、組織は良くなっていくのでしょうか

 従業員の実力はあがってくでしょうか?

 ランチェスター経営竹田先生の言葉をお借りすると先行投資の比率

 3〜5%と考えて仕事時間の3〜5%を学習時間にする。

 同じく収入の3〜5%を教育予算とする。

 この二つを一般的な相場で、1か月16時間と2.5万円になります。

 マネジメント育成協会では、最低1か月4時間の学習が可能です。

 費用は1か月1万円です。学習塾の2分の1〜4分の1。

 詳しい話がお聞きになりたい方は、セミナーにお申込みください。 

 参加は無料です。
     ↓ ↓
  ★スタートアップセミナーはここから★

  <<ライブde解説は4月14日チャンネルはここから>>

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2024年04月07日

教育ある人間が社会をつくる

◆次回Unfilのテーマを予習しました。10頁ほどでしたが

 この内容の本質を理解するのは、至難の業です。

 しかしポスト資本主義社会すなわち知識社会、組織社会で

 どのように知識を使わなければならないかを示唆しています。

 裏を返せば、ポスト資本主義社会での勝ち残りのヒントが

 隠されています。

     プロフェショナルの条件

 予告をしようと考えましたが文章で伝えることは断念しました。

 次回4月22日のUniflには、オブザーバー参加はされない方が

 よいと思います。(笑)

 書籍の読み合わせは、20分強です。残りの100分間で

 皆さんとじっくり考えて
いければと思います。

 次回は4月22日(月)18時半 三重同友会4F会議室にて

 テーマ『教養ある人間が社会をつくる(217頁)』からです。

 
posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 18:39| Comment(0) | TrackBack(0) | UNFIL