2022年09月13日

すべての組織は、学習と教育の機関となるべし

◆幼いころ、よく言われたことがあります。

  『喰っていくために、手に職を付けなさい』でした。

 確かに私に母は、私たち兄弟を洋服の仕立てで、大きく

 してくれました。まさに手に職をつけて、生きてきた人です。

 どこかに就職して、そこで修業し一人前になる。

 そうすれば、一生食べていける。めでたしめでたし。

 こんな具合だったのです。

 サラリーマンで働かない中年が出てきたり、職人として技術を

 身につけても下請けの仕事しかできない。

 親方の時代と大きく違うのはなぜなのでしょうか?

    すべての組織は、学習と教育の機関となるべし

  ★動画deプログ解説はここから★


 その大きな原因の一つが、肉体労働から知識労働に変化して

 しまっている
ことだと思います。

 昔は、技術を身につけるにしても長い年月がかかりました。

 今は、技術を身につける技術も発達して、短期間で身に

 付きます。技術の中には、技術を身につけるより道具の使い方

 を知ることの方が重要
なこともあります。

 例えば、何かわからないことがあったら、親方の下について

 教えてもらうことより、ユーチューブで動画を見つけることを

 知っていることの方が重要になってきます。

 肉体労働の生産性を上げようとしても、努力のわりに

 成果は上がらなくなって
きました。仕事自体もどこに

 重きを置くのかが変わってきたのです。

 生産性を上げていくには、社会のニーズと機会に自分自身が

 貢献できるように変化していくことです。

 それには継続学習が必要です。特に知識労働の場合は

 継続学習しないと生産性はどんどん落ちていきます


 新たな知識が、開発されているからです。おそらく5年も

 立てば、今の知識は通用しなくなっていることが半数は

 あるのではないでしょうか?よりよい人生を歩んでもらう

 ためにマネジメントは、以下の役割を果たさねばなりません。

  『ニーズと機会の変化に応じて、

   組織とそこに働く者を成長させること
』です。

               ドラッカー著:新しい現実 より

 成長とは、今までできなかったことをできるようにすること。

 したがって、すべての組織は学習と教育の機関とならねば

 ならないのです。

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2022年09月11日

経営の教科書【事業は誤って理解されている】

◆経営の教科書シリーズの第1回目は、以下の2つのテーマに

 ついて解説しました。

  1.事業は誤って理解されている

  2.経営はロマンではない、科学である


 経営の教科書は、3つの部分でお伝えしていこうと思います。

 第1部は、一般的に経営や事業について間違って思い込まさ

 れていることを伝えて、常識を払しょくしたいと思います。

 勝手な思い込みで、見えないロスをしてしまっていることが

 とても多いことに、この仕事をしていて感じます。

 まず、その思い込みをなくしていただきたいと思います。

 なお、この動画解説は会員向けニュースレターに基づいて

 おります。

 必要な方は、以下からダウンロードしてください。
             ↓ ↓ ↓
       ランチェスター通信224号はここから

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2022年09月08日

共同して成果を上げることを可能にする

◆私が最初に就職した理由は、学校を卒業したからです。

 学生が終わり次は社会人になるものだと、疑いもなく

 そう思っていました。どういう仕事をしたいなどという

 テレビドラマで出てくるような動機は全くありませんでした。

 だから、学生時代一人旅をしていた北海道にあるという

 理由だけで会社を選びました。

 そして会社に入ると役職というものを意識させられました。

    共同して成果を上げることを可能にする

  ★動画deプログ解説はここから★


 この人は先輩、この人は役職者、この人は自分の上司という

 具合で、上下関係を把握してどう立ち振る舞えば自分に

 とって有利なのかと意識させられたものです。

 組織というのは、競争し人事評価され待遇が変わる戦場

 みたいなものと解釈していたようです。

 一見協力をしているようですが、実は自分の評価を気に

 して協力していたいので、先輩方の言うことには素直に

 行動するようにしていたのです。

 確かに、このような状況でも組織全体の成果は上がって

 いった時代だったと思います。

 初任給は、7万9千円だったかと思います。手取りはもっと

 少ないです。ですから人より給与が上がるようにするには

 どうすればよいかを自分なりに考えていました。

 ドラッカー先生の教えてくれる組織の機能など誰も教えて

 くれませんから、それが絶対正しいと思い込んでいました。

 周りの人もおそらくそのように教えてくれていたと思います。

 組織に人が集まるということは、人が共同して成果を上げる

 ことを可能に
します。さらに弱みを消し去り、強みを発揮する

 ことができます。このような立場になって考えると落ちこぼれ

 はいないわけです。現在ある人事評価なるものは、ある1つの

 基準を設けて、その人は上か下かを計測しているにすぎません。

 計測したところで、何も成果は生まれません。

 しかし人は評価をしようとします。よく考えてみてください。

 評価するのは、単なる習慣です。評価して欲しい人間は、自分に

 人間としての自信がない
現われです。

 組織に集まった人が共同して成果を上げるならば、一人ひとり

 の自分勝手な頑張りの合計より上をいくのは、小学生でも

 解っています。綱引きを1度すれば解りますから。

 これを可能にするのは、マネジメントの役割です。

 皆さんは、組織というものをどのように捉えられて

 いますか?

 そして命を懸けて理想の組織を作る意思はありますか?

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2022年09月04日

教育名人CD版解説【教育回数を多くする その2】

◆資本力が弱い中小企業にとって、労働力が大いに力を

 発揮してきました。世の中を見渡しても、多くの中小企業

 が、人の力に頼って価値を作っています。

 そのもととなる人も、補給が大変になってきました。

 就労者数の減少もさることながら、業種によっては若者に

 人気がないところもあります。

 そうであっても、中小企業は資本力に頼ることはできません。

 労働力の質を上げるしか道はなさそうです。

 入ってくる人は、中もしくは、中の下ですから、いかに教育が

 大切なのかが解ります。

 今回は教材の内容から少し離れて、知識労働という観点から

 補足させていいただきました。

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2022年09月01日

目的と成果を共有することから始めよう

◆最近よく私が立ち戻るのは、目的は何か、成果は何かです。

 何か問題が起こると、それを解決しようと手段を探し

 当てようとします。最も効果的な手段は何か。

 最も楽にその問題を解決する方法は何かと思い描くのです。

 最近ドラッカー先生の影響で、そもそもその目的は何だった

 のか、そして成果は何なのかを考えるようになりました。

 例えば、コピーをしてください。と頼まれたとします。

 はい、解りましたとコピー機を操作するのは昔の仕事

 の仕方
です。

   目的と成果を共有することから始めよう

  ★動画deプログ解説はここから★


 今やコピー以外にその目的を達成する方法はいくらでもあり

 ます。
メンバーに内容をその場で見せたいだけなら、写真に

 とって送ればいいです。1対多でみんなの顔を見ながら話したい

 のであればプロジェクタに移せばいい。無線で投影することなど

 難しいことではありません。

 どの手段で行うべきかは、目的が何かで変わってきます。

 しかし多くの人は、コピーして欲しいとか、プロジェクターに

 映したいとか、手段の達成方法を依頼してきます。

 これでは手段は限られているので、成果も高いものが得られる

 とは限りません。

 今や知識社会です。自分が最も良い方法を知っているとは限り

 ません。人の知識を効果的に使いたいのなら、目的と成果を

 伝えることです。

 例えば、この資料の内容を会議の時に説明するので、その場で

 理解させたいという目的を設定します。つぎに成果としてその

 説明に対して各自の意見を収集したいなどです。

 そうすると、相手も質問が出てきます。手段だけを伝えると

 指示を聞き逃さまいとして、言葉に集中します。


 頭を使わない訳です。こんなやり取りになるかもしれません。

  「その資料は、後ほど各自が見直す必要がありますか?」

  「いや、その場で理解してくれればそれでいい」

  「理解したかどうかは、どのように確かめますか?」

  「質問がなければ、良しとしよう」

  「意見は、後日ではなく、その場で出してもらうのですね」

  「君は、この内容を見てどう思う」
 
  「この内容だと、考えるより直感的に答えた方がよいと

   思います」

  「では、そうしよう」

   ・・・・

 そして、一つの案が固まる。プロジェクターに映して、その場で

 記入したことを、クラウドに写真をアップする。次の説明者が

 登壇している間に、意見に目を通し質問をすべきことがあれば、

 回答者に残ってもらってその場で聞き直す。

 社内の状況にもよりますが、単位コピーを取って回すより

 成果は上がると思います。

 何よりも、相手と一緒に考えたということが大きな成果です。

 そして自分より優れた能力を持った人の知識を使うことが

 出来た
訳です。

 このようなやり取りが出来る組織にすることが、マネジメント

 の仕事の一つかと思います。

 そのためには、自らの組織があげるべき成果を明確にする

 ことです。これはそう簡単ではありません。

 成果は利益だ!売上だ!などと言っていたら、勉強不足です。

 現代の経営(上)の以下の部分を復習してください。

  利益が重要でないということではない。
  利益は、企業や事業の目的ではなく条件なのである。
  また利益は、事業における意思決定の理由や原因や
  根拠ではなく、妥当性の尺度なのである。


 成果とは、組織の活動によって活動対象の顧客およびパートナー

 としての顧客の価値が満たされよりよくなることだと私は

 思いますが皆さんは、どのようにお考えでしょうか?

  <<ライブde解説は9月4日チャンネルはここから>>

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2022年08月28日

教育名人CD版解説【教育回数を多くする その1】

◆教育戦略も最終章となりました。今回と次回で教育

 戦略は終わります。ランチェスター経営の教材解説も

 一旦、次回で終えて今後は私が発行しているニュース

 レターの解説をしていきたいと思います。

 さて今回は『教育回数を多くする』の前半です。

 解説では、テキストに載っていないことを中心にご紹介

 いたしました。

  1.教育の実行計画を立てる
  2.教育回数を多くする
  3.3〜4回教育したら必ずテストをする
  4.業績向上には役立たない成果主義の賃金制度


  <<次回9月4日11時〜>>
      教育名人
        『教育回数を多くする その2』

             をお送りします。

  ユーチューブチャンネル『ランチェスターみえTV』は、ここから

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2022年08月24日

社長の責任は、組織の生存を確実にすること

◆マネジメントの最大の責任は、『組織の生存』を確実にすること

 この言葉は、乱気流時代の経営の序文に出てくる言葉です。

 『組織の生存。』で止めずに、『確実にすること』となっている

 点に私は引っ掛かりました。

 この後の文章には、急激な変化に適応し、機会をとらえることである

 とも書いてあります。

 組織を生存させていくことを、今までの状態を保つことだと勘違い

 している人が多くいます。私もその一人でした。

 同じことをより良くすれば、それで業績は上がっていくのではないかと。

   社長の責任は、組織の生存を確実にすること

  ★動画deプログ解説はここから★


 しかし同じことを続けていても生存を確実にすることはできません。

 なぜなら、社会のニーズが変わり、競争相手も変化していくからです。

 変化は常です。そうあきらめてしまうと自らが変わることは必然に

 なるわけです。

 さらにドラッカー先生は今の時代は、何百年に一度の断絶の時代

 だ
とも言っています。不連続なのです。続かないことが普通

 なのです。

 ならば、その変化を機会としてとらえてみるしかない訳です。

 自分にとって不都合なことは、変化の兆候であり、変化は機会と

 考えれば、世の中には機会があふれています。

 なのになぜ人は問題ばかりに目を向けてしまうのでしょうか?

 最も厄介なのが、自分自身の成功です。もう一つ厄介なのが学ぶ

 ことへの未熟さ
が生む自分勝手な思い込みです。

 ドラッカー先生の書籍は、私たちが普段考えている次元とは違う

 次元から物事を指摘してくれます。

 成功体験や思込みが、これらを無視させてしまいます。

 しかし先生の言葉を真摯に受け止め、解るまで思考を繰り返す

 機会が見えてきます。

 変化を機会とみなす、自分のウルトラアイ持ちましょう。

 この方法についても、ドラッカー先生は示唆してくれています。

 確かイノベーションと企業会精神に出てきたと思います。

 行うことと言うことの違いをもって、判別しなさいとか。

 皆さんは『生存を確実にする』をどのようにとらえらた

 でしょうか?

  <<ライブde解説は8月28日チャンネルはここから>>

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2022年08月14日

教育名人CD版解説【弱者の教育戦略 その2】

◆弱者の教育戦略の第2回目は、具体的に教育をすすめて

 行くときの注意点になります。

 テーマは、次の5つですが、動画ではどちらかというと

 私自身の経験から得たことを補足させていただきました。

  6.幻に終わった教育革命
  7.重要なテーマは感想文を提出してもらう
  8.教育と訓練の違い
  9.経営規模で変わるOJTの担当者
  10.OJTの手引書を作る


 特に肉体労働と知識労働の訓練の仕方は、大きく違う

 思いますので、意識的に違うものだと認識して進める

 のがよいかと思います。

 また知識労働には、継続学習が必須です。あらかじめ

 教育も仕事の一部として考えるとよいかと思います。

  <<次回8月28日11時〜>>
      教育名人
        『教育回数を多くする その1』

             をお送りします。

  ユーチューブチャンネル『ランチェスターみえTV』は、ここから

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2022年08月12日

事業はロマンを追うことではない、社会的責任を負うことである

◆ドラッカー先生の言葉を真に受けると社長なんてやって

 いられなくなります。

 ドラッカー先生は、社長ばかりではありません。一人ひとり

 の能力を活かす責任に
も厳しく言及しています。

 明治維新の偉業をドラッカー先生は、絶賛していますが、

 今の日本を見たらなんという言葉を発するでしょうか?

 マネジャーもその元で働く人たちも、そろそろ本気になら

 ないと日本は危ないのではないでしょうか?

 危ない原因の一つが、成果に焦点を合わせていないことです。

   事業はロマンを追うことではない、社会的責任を負うことである


  ★動画deプログ解説はここから★


 現代の日本人は、中流意識が強く他人に依存することに慣れ

 過ぎたようです。

 前回組織は、社会、コミュニティ、個人のニーズを満たす

 ためにあるとお伝えしました。

 単に人が集まって仕事を効率的にすることが組織では

 ない
ということになります。

 人の集まりを組織と化していくのは、マネジメントの役割です。

 マネジメントの役割は、3つあるとドラッカー先生は言って

 います。

   1.自らの組織に特有の使命を果たす

   2.仕事を通じて働く人たちを生かす

   3.自らが社会に与える影響を処理するとともに、
     社会の問題について貢献する


 こんなこと聞いたらますます経営が嫌いになりますね。

 めちゃくちゃ儲かっている訳ではないが、そこそこやれている

 し、今は仕事もあるし大丈夫。

 それよりも目の前のことを片付けて、コロナが明けてパーッと

 一杯やりたい。私もそう思います。

 しかし今以上生産性を上げ、仕事に誇りを持つのにそれで

 うまく行くのでしょうか?


 今のままでいい、今のことさえやれればいいというのは

 明日は捨てるということに繋がります。

 もし事業を1年でも続けていくつもりがあるのなら、自分の

 役割を見直してみるのも良いのではないでしょうか?

 自らの組織に特有の使命をなすというのは、他社よりうまく

 やれる
ということが含まれています。

 他社がやれないということは、その組織の存在意義でも

 あります。この地域では自分たちしかできない。

 この客層や業界には、我々しかできない。

 この商品、サービスのレベルは、ほかの人にはできないという

 卓越性を持つことになります。

 少しお金を出せば出来る、人さえ集めれば出来るような

 ことで、利益が上がったとしても長続きはしません。

 波に乗って経営する人は、波と共に消えていくのが世の常です。

 自らの組織に特有の使命に向かって、仕事をしようがしまいが

 すぐに差が出ることはありません。

 しかし、仕事の意味合いが変わってきます。そして3年、5年

 と経つにつれて、他社に比べて業績も良くなってきます。

 それに加えて、組織の強みが見えてきます。

 ここまで考えずとも、粗利益をそこそこかき集めている

 人がいるから厄介です。

 それを真似する人もいます。真似をしたからと言って粗利益が

 上がる訳でもないのにです。事例は動画にて。

 二つ目の『仕事を通じて働く人たちを生かす』の生かすとは

 人の強みを見出し、成果につなげることです。

 ところが、人を採用しては『役にたたん』と言っている人が

 なんと多いことでしょうか?

 三つ目は、今でいうSDGSでしょうか?そして社会の問題を

 解決することには、お金を支払ってくれる可能性は高くなります。

 なんだか小難しく聞こえる言葉ですが、よくよく考えると

 このように考える方が、仕事に対する誇りを持つことができ

 成果にも
繋がりやすくなります。

 事業をこのように考えて行っている人が何と少ないことかと

 思います。逆に言うとチャンスです。

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2022年08月07日

教育名人CD版解説【弱者の教育戦略 その1】

◆企業は人なりと言います。特に中小企業はお金がありません

 から、人の力によって業績を上げるしかありません。

 その人も、素質がある人が入ってくる訳ではなく、本当に

 普通の人です。普通の人が、そのままの状態で今年より

 来年成果を上げられるようになるかというとそうでは

 ありません。

 人が成長するために投資しない限り、そんな魔法のような

 ことは起こらない
のです。

 今回は、小さい会社がどのような手順で教育をしていく

 べきかをお伝えしました。テーマは以下の5つです

    1.社長自身がインストラクターになる
    2.組織階層が上位の人から先に教育する
    3.少人数のグループを作る
    4.教材を使った寺子屋方式教育法の進め方
    5.DVDを教材に使った寺子屋式教育法の進め方


  <<次回8月14日11時〜>>
      教育名人
        『弱者の教育戦略 その2』

             をお送りします。

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