◆私がコンピューターの仕事を始めたのは確か25歳のときでした。
その前の仕事は、自動車の整備士です。
といってもこの仕事は1年とちょっとだけ。
その整備士をしているとき、工場で上司に呼ばれて
「おい、岩崎君。明日打ち合わせに入ったってくれ」 この言葉が、私の事実上の辞令でした。 翌日から、システム開発の打ち合わせが始まったのです。
「レイアウト?テンプレート?フラグ?
CRシステム?VICS?」
全く何を話しているのかサッパリ解りません。

コンピューターなんて触ったことも勉強したこともありません。
(学校の授業であったんですが、実習はサボっていたので) このときが事実上初めての体験だったんです。
コンピューター用語は解らない上に、営業のことも全く分かりません。
打ち合わせが15分続くと付いていけなくなります。
私は、後から恥を忍んで何度も、何度も聞きに行きました。
用語や既に過去にあったことは、まだそれでよかったんです。
ところが、会議中に決まっていく過程のことやその場で発想された
ことは、後から聞くにしても限界があります。
そこで考えたのが、アホになることです。 会議の途中で、唐突に
「すいません。」
「ちょっと前に言われたことなんですが、○○ってなんですか?」
「初めてなんで・・・」
すると
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会議の進行が一旦止まって、解説をしてくれるわけです。 ★
その言葉を教えてもらっている間に、頭の中が会議の進行に追いつく
この方法は画期的でした。
聴けば、聴くほど。相手は自分のことを話してくれます。 それによって、相手の考えが解ってくる。
すると今までよく解らなかったことが、簡単に理解できるわけです。
多分相手の思考パターンが読めてくるんだと思います。
こういうことを繰り返していくと、嫌がられずに相手に話してもらえる
質問を思いつくようになりました。 皆さんも、親のプライド、上司のプライド、自分のプライドを
一旦横に置き、自分の言い分を考えるのを止め
アホになって相手の話を聴いてみませんか? 新規開拓の進め方はこちらで試聴できます。
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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 06:32|
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