2025年01月12日

ホモサピエンスがネアンデルタール人に勝った理由が面白い

◆最近パソコンの右横にiPadを置き、UNEXTを垂れ流して

 デスクワークをしています。最近はUNEXTで溜まった

 ポイントでNHKオンデマンドを観ています。

 観ているというか聞いていて気になる場面をチラ見する

 ような感じです。

 先般観たNHKスペシャル『人類誕生』の中に知識を生かす

 ヒント
がありました。

 ネアンデルタール人って聞いたことがありますか?中学校の

 歴史でチョロっと出てきたような気がします。

    ホモサピエンスがネアンデルタール人に勝った理由が面白い

 二足歩行だった動物は、その昔圧倒的に数も少なくこっそりと

 暮らしていました。その生き抜く方法いとして、ネアンデルタール人

 は、獲物を捕らえるための頑強な体を手に入れ、あごも発達して

 固い肉や骨を砕くことができました。

 ホモサピエンスの先祖は、そうではありません。その代わり道具を

 手に入れることに成功しました。ネアンデルタール人も

 道具は使っていたいのですが、発達の度合いが違いました。

 ここに知識をどう使えば生産性があがるかのヒントがあります。

 ネアンデルタール人は、屈強な体により家族単位でも生きる

 ことができました。方やホモサピエンスは、家族単位では生き

 られず集団で行動したそうです。多い場合は150人ほどの

 集団が洞窟の中で暮らしていたそうです。

 道具を使う人数は、ホモサピエンスの方が圧倒的に多く、

 使った者が道具をさらに工夫するという現象が起こった

 のです。情報は多くの人が知れば、それだけ多くの工夫が生まれる

 ということになります。

 ネアンデルタール人の道具は13人ほどの家族単位でしたので

 普及しましたが、それ以上の工夫はされませんでした。

 その証拠として、ネアンデルタール人の道具はほとんど進化

 していないそうです。結果としてネアンデルタール人は絶滅し

 ホモサピエンスは、生き残ります。


 その原因は、環境の変化です。暑い時期と寒い時期が10年間隔で

 襲ってきたそうです。ネアンデルタール人は協力せず、今までと

 変わらない道具で、今までと同じ方法で狩りをし続けました。

 ホモサピエンスは、集団を作り協力し、助け合って生き残ることに

 成功します。これがわれわれの強みです。

 番組の中の実験で、赤ちゃんに協力する人形と邪魔をする人形を

 選ばせた結果92.8%が協力する人形を選びました。

 マネジメント育成協会では、昨年12月からマネジメントを学び始め

 ました。まさにマネジメントが目指すところがここにあります。

 しかし今のわれわれが協力するには、自分のことより人のことを

 優先する勇気が必要
になってしまっています。

 自らを勇気づけることがまず最初です。そこで当協会ではアドラー

 心理学を学ぶ準備を始めました。

 まずは勇気づけの入門としてアドラー心理学のドアを叩いて

 みましょう。詳しくはアドラー心理学講座にて

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2025年01月02日

世の中は、必ず変わる。自分が変わる勇気づけを。

◆昨年末から風邪をもらって今は喉がガラガラでライブ配信が

 微妙です。最近は仕事も減らし、ゆっくりさせてもらってい

 るので、大丈夫だとは思うのですが、その後の研修もあるので

 気を付けていきたいと思います。

 21年前の2004年の正月は独立して2か月目の正月でしたので

 これほど穏やかな日が来るなど思う余裕もありませんでした。

 最近、動画契約をして、NHKの朝ドラを流しながら仕事をして

 います。朝ドラの中でも、モデルのいるバージョンが好きです。

 今は、吉本がモデルの『わろてんか』を観ています。

    世の中は、必ず変わる。自分が変わる勇気づけを。

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 当時の芸人は、出演料だけで契約をしていたそうです。安いお金で

 契約させて、お金を貸して芸人を縛り付けるというドラマの設定です。

 太夫元、現在でいう芸能プロダクションから芸人を派遣されていた寄席

 小屋は、芸人の派遣を止められると経営に成り立たなくなります。

 芸人も待遇には、不満があります。そこで吉本は、当時では考えられ

 ない月給制
を導入します。

 ひと悶着あったのですが、これで吉本に芸人が集まり、大阪一となって

 いくのです。あくまでドラマの上です。

 伊勢の赤福の当時会長だった濱田氏から、なぜ赤福が何百年も続いている

 のかという質問の答えの中に、次のようなことがありました。

 赤福が赤福と名乗れるのは、その昔赤福という看板を買ったからだそうです。

 今でいうブランドでしょうか?

 吉本も赤福も先をみて行動していたことが現在の地位を築いた要因の

 一つがあるようです。

 私の経験とは比較になりませんが、私も20年前とは大きく違って

 います。私が気づいたのは、世の中は変化するものだということです。

 いまさらながらですが。

 変化することを当然とするといろいろなことが見えてきます。

 そのために重要だと思うことは、今の自分を勇気をもって否定することです。

 今を否定することが変化とともに生きることだからです。

 人は不完全であるというのも世の中が変化するがゆえに起こることです。

 これはアドラー心理学でいう自らを勇気づけする方法です。

 不完全である自分を受け入れることです。詳しくはアドラー心理学講座にて

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2024年12月16日

人口減少においては、人を生かすことが最重要命題

◆先週の協会の研修では、労働力減少について皆さんと

 確認しました。労働力の量は確実に減少します。

 地方の中小企業は、思いのほかこの人口減少は効いてきます。

 こういうときは、どうすればよいでしょうか?以下の公式を

 思い出してください。

    力 = 量の2乗 × 質

 量があると有利ですが、確保できなければ質をあげるしか

 ありません。これは個人事業主であっても同じです。

 これが基本と原則に則って考える方法の一つです。

   人口減少においては、人を生かすことが最重要命題

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 個人事業主が、どうやって質をあげるかは今回は触れませんが

 個人の技量をあげるということとは違うことだけはお伝えして

 おきます。

 話を戻しますが、量を中心に仕事を進めるということは、同じもの

 を大量にしかも均質に行う
と有利に働きます。このことは少し

 考えれば誰でも解ると思います。

 見方を変えれば、規格にあったことを正確にこなすということに

 なります。自分の考えを持たずに淡々と規格に合うように作業を

 進める
ことが求められます。

 質をあげるためには、これとは異なる方法が必要です。
 
 その方法は、自分の頭で考え他者とは違うことを導き出すことです。

 その答えは、正しい答えではないかもしれません。重要なのは、

 自分の頭で考えたか
どうかということです。

 アドラー心理学では、主体性という言葉を使っています。主体性を

 持ってもらうには、勇気づけが必要だと言っています。

 これは私の考えですが、勇気づけとは自らが考えられるように

 助けること
だと思います。

 こうしなさいという指示命令をすれば、相手は考えなくなります。

 どうすればその人が自ら考えてくれるのかを描いて接していく

 ことです。その人自身が考えてくれることが重要です。

 今までの労働は、肉体労働が中心でしたので、こうすればよいと

 いうことが決まっていました。しかし知識労働は自分で考えなければ

 なりません。なぜかはライブでお伝えします。

 そんなわけで、まず勇気づけとは、どういうものかをまず理解してください。

 次は、一人ひとりが何に基づいて考えなければならないかです。

 それは、組織が行う事業活動の目的です。これについてもライブで

 お伝えしたいと思います。

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2024年12月03日

なぜマネジメントにアドラー心理学が必要なのか?

◆来年2月にマネジメント育成協会でアドラー心理学の

 セミナーを開催することになりました。

   ※セミナー詳細はここから

 アドラー心理学は、海外では個人心理学と呼ばれている

 そうです。個人の心理学が、マネジメントという組織を

 学ぶにあたってどういう関係があるのだろうかと思う人も

 いると思います。しかしこれがとても相性が良いのです。

 もっと相性が良い一つの理由がアドラー心理学の共同体感覚

 というものです。

    なぜマネジメントにアドラー心理学が必要なのか?

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 向後千春先生によると、共同体感覚とは、自分だけのためではなく、

 自分が所属している共同体全体が良くなるように行動しようと

 する価値観
だそうです。

 この感覚を持つと人は仲間だ。そして自分は仲間のために能力を

 発揮している。このことに幸福感を感じることになります。

 仲間と言ってももめ事のない仲良しではありません。

 共通の目標に対して、自らが主体的に行動できている状態です。

 ドラッカーのマネジメントを学ぶと解ると思いますが、このような

 共同体を作るのがマネジメントの仕事であり、共通の目標の達成

 つまり共同体に成果をあげさせるのが、マネジメントの役割です。

 もう一つは、自己理想の追求をよしとするところです。アドラー

 心理学を学んでいて疑問に思ったことが一つあります。

 建設的な行動、一般的には積極的な思考にだと思いますが、これを

 どこで肯定しているのだろうかという疑問です。

 最近になって、ようやく自尊心について学んで理解が出来ました。

 本来の自尊心とは、自己理想へ向かっていくものだということです。

 自己理想というのは、終着駅ではありません。さらに上を目指して

 いくものです。
これも変化を当然のものとしてよりよりものを目指す

 というドラッカーの考え方の助けになるものです。

 とは言え、このような説明を聞いてもよくわからないかもしれません。

 そこで今回は動画で詳しくお伝えしたいと思います。

 動画をみて、質問をされると私もそれによって頭が働きます。

 ぜひ動画のコメント欄にメッセージをください。

 冒頭でもお伝えしましたが、マネジメント育成協会ではアドラー

 心理学の公開セミナーを開催
します。私が伝えるとまた難しく

 なりそうですので、外部から講師をお迎えします。

 詳しくは、ここをクリックしてください。
 
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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 17:36| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会

2024年11月05日

時間が足りない原因は、目的と手段の取り違え

◆何事かを為すには、ある一定の時間が必要です。当たり前のことです。

 このことから上手く行かなかった理由で多いのが時間がなかったという

 理由です。時間は作るものだという人もいますが、一人一人に与えらえた

 時間は1日24時間それ以上増やすことはできません。

 まず心得ておくことは、時間には限りがあるということです。

 これも当たり前のことです。

 経営に置き換えて考えてみたいと思います。経営における手段、つまり資源

 とは人、物、金と言われています。時間はこれらとは少し違う資源ですが、

 資源、手段として扱うと解りやすいです。

 これにヒントを与えてくれるのが、孔子の教えです。

 孔子は、『目的と手段を取り違えるな』ということを説いています。

   時間が足りない原因は、目的と手段の取り違え

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 私は数年前、膝が悪くなり正座をすると10秒も立たないうちに膝が

 伸びなくなってしまいました。長く歩くこともできない状態でした。

 自宅から車に乗り、お客さんのところへ行く。そして打ち合わせをして

 また車で戻ってくる。1日の歩行距離は100Mあるかないかでした。

 この繰り返しを十数年続けていたので、筋力は低下するは、関節は動か

 なくなるはで、ついに膝が悲鳴を上げたのだと思います。さらに肘関節も

 やばくなっていました。

 整形外科を尋ねたところ、ストレッチしかないということでした。

 伸びなくなった肘、膝を少しずつほぐしていきました。しかし今までの生活

 で、この時間を取るのは至難の業です。

 仕方がないので、朝少し早く起きてこの時間を取ることにしました。

 数か月たち、歩くことに違和感がなくなりましたので、30分歩くことに

 しました。調子に乗って、ストレッチに加えてスクワット、発声練習などを

 付け加えてくと60分以上掛かるようになってしまいました。

 これにウォーキングの30分を加えて、健康管理の時間はなんと90分に

 なりました。新しいストレッチを知るとで、より上を目指すために追加

 していったら大変な時間を費やしてしまうことになります。

 運動をすることが目的になってきてしまったのです。

 今ちょうどその時期で、健康管理の目標である正座ができないことは克服

 できました。本来の目的である健康管理とするとどこまで時間を投入

 すればよいのか
を考える時期が来ています。

 その兆候として、たまに関節痛を覚え整形外科にいくと先生にストレッチは

 やりすぎたらだめだと何度も指導されています。

 私の健康管理は、さておき。時間がない人というのは、あれもこれもやらなけ

 ればと手段から入ることが多い
ようです。

 人間は目に見えるもの、経験したもの、イメージしやすいものに反応してします

 ようです。何事にも好奇心を持つことは、とても良いことですがそのすぐ後に

 これを行う目的は何かと考えることです。そして目標を決めるならば、自分の

 今ある手段(時間)で成果を出せるのだろうかと自問することです。

 不足しているのであれば、調達しなければなりません。時間の場合は、限度が

 ありますから、何かを止めることから考えなければなりません。

 これが目的と手段を取り違えず、時間を確保する方法です。
 
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2024年10月28日

行動できる人は、時間の配分から始める

◆今日も一日頑張った。ビールがうまい!いや今日は大変

 だった明日また頑張ろう。

 先のことを考えねばと思うのだけど、いつもと変りなく

 一日が過ぎてしまう。これでは

    『働けど働けどなおわが暮らし
        楽にならざりじっと手を見る』


 になってしまいます。竹田先生のいうところのバタバタ

 貧乏、バタ貧です。とは言え誰もバタ貧なんて望んでいません。

 なのになぜここから抜け出せない自分がいるのだろうか。

 成功する人との違いは何なのでしょうか?

 これだけは言えます。成功する人は、自分の将来のために

 今、この時に行動している
ということです。

 菅原義道という禅宗の僧侶が『即今当処自己』という言葉を

 残しています。

   行動できる人は、時間の配分から始める

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 その意味は、

   『今やらずにいつやる。
      ここでやらずにどこでやる。
        お前がやらずに誰がやる』

 今すぐやる勇気を持つことだと思います。

 しかし凡人は勇気を持つだけでは、なかなか行動を起こせない

 ようです。

 凡人が行動を起こすには、いきなりこの方法ではなかなか

 上手く行かないようです。ではどうすればよいのでしょうか?

 ドラッカー先生が経営者の条件の中でヒントをくれています。

  「成果をあげる者は仕事からスタートしない。
    時間からスタートする。計画からもスタートしない。
     時間が何にとられているかを
       明らかにすることからスタートする」


 人が使える時間は、1日24時間です。この時間の配分が将来を

 大きく変えます。

 将来にすべて投資するようなことをしては失敗します。

 逆に現在のことにすべてを費やすようであれば、将来を捨てる

 ことになります。

 根拠は定かではないですが、将来投資の比率というものが

 あります。それは将来に3〜5%投資するというものです。

 これを1日の仕事時間の8時間のうちの5%とすると24分

 です。1か月20日とすると480分。8時間です。

 1日将来のために先行投資すると、成功者に一歩近づきます。

 凡人には、もう一つ必要なことがあります。それは先決め方式

 というものです。皆さんは生活費の一部を貯金するときにどの

 ようにするでしょうか?生活費が残ったら貯蓄に回すという

 方法は、おそらく取らないと思います。子供の貯金だったら

 いざ知らす、どうしても貯めたいなら生活費に回すより先に

 給与天引きしておくはずです。

 時間も同じく先決め方式で、自分の時間を抑えます。そのときに

 気を付けなければならないのが、自分の意志で自由になる時間の

 扱いです。例えば、将来投資時間と思って確保した時間に急な

 来客があったとき多くの人が接客をします。

 しかしこれが大きな間違えです。もし急な来客があった時に、約束が

 入っていたらどうされますか?

 約束があることを伝え、面談を断るはずです。

 自分の時間といえども、自分と約束したわけですから断るべきです。

 これができたら凡人でも、成功への道を歩みだしたことになります。

 バタ貧からの脱出の一歩です。

 皆さんは、どのように自分の時間を分析されていますか?
 
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2024年10月14日

業績をあげる経営は、シンプルである

◆事業をしている人ならだれでも、業績を良くしたいと

 思っていると思います。業績をあげる方法は色々あると

 思います。儲かりそうな話に乗ってチャレンジして

 上手くいきそうはものをかき集めてくればそこそこの

 数字は上がるかもしれません。これでも業績(売上)は

 上がると思います。しかしこれは一過性のものです。

 その商品やサービスの流行が終わればまた何か儲かり

 そうなものを、探し回らなければなりません。


 運が良ければ、色々なことに手を出して食いつないで

 いけるかもしれまん。

    業績をあげる経営は、シンプルである

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 しかし組織は、どんどん複雑になっていきます。複雑に

 なればなるほどエネルギーは分散されて内部の無駄
が出て

 きます。これに加えてあれこれかき集めてきた売上は、

 どれ一つとして落とすことはできません。
しかし生まれた

 商品やサービスはライフサイクルに従って衰退していきます。

 息長く続く商品やサービスもあると思いますが、必ず変化が

 あります。実は、変化があるからこそ事業が成り立ちます。

 業績をあげるという表現がふさわしいとは思いませんが、

 経営を上手くやるならば、自然の法則に従ってシンプルに

 考えることです。

 変化することは、世の中の常です。これはとてもシンプルです。

 うまく行くとこの状態が続いてくれるように願うものです。

 しかしそれを願えば願うほど、物事はややこしくなります。

 白を黒と言い換えるようなものですから大変です。

 変化を受け入れて、機会に変える方がシンプルで理にかなって

 います。変わることが前提なら皆さんは何が機会になると

 考えますか?

 もう一つ例を挙げてみましょう。成果を上げるには、力を集中

 した方が有利です。一点集中した方が、早く成果が上がることは

 誰が考えても解ります。しかし現実はあれこれと思案して、手を

 付けてしまいます。

 集中して自分の得意を作るとその強みで次の機会を捉えることが

 できます。経営自体もシンプルなので、変化にも対応しやすくなります。

 しかし現状を色々と考えるあまりに、行動することから遠ざかって

 しまっている
のではないでしょうか?

 基本と原則を素直に受け入れて、それに従って素早く行動する

 ことが結果的に早く業績を上げることになります。

   <<ライブde解説は10月20日チャンネルはここから>>

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2024年10月02日

人が幸せになるためのマネジメント

◆今月からブログアップを隔週にしていきます。時間的に

 厳しきなってきました。それと私の怠け心が理由です。

 20年前に立ち上げたころは、毎日ブログを書いていました

 ので、その時に比べて14分の1になりますので、怠け心

 としか言えません。隔週にする理由は、ほかにもあります。

 のは、協会の研修会への復習、回答、予告動画を配信しようと

 考えているからです。こちらは会員限定です。

 前置きが長くなりましたが、皆さんは社会が幸せになるには

 どうなればよい
とお考えでしょうか?

 そんなことは、私には関係ない。政府が考えることだと思って

 いると大変なことになります。運よく私たちの世代は、大変な

 ことになった後に生まれた
ので身近に感じることはできませんが

 日本の敗戦を振り返るとそのことは何となく理解できるはずです。

    人が幸せになるためのマネジメント

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 国民があのような状況になったのは、明らかにお上に任せっきりに

 なっていたことにも一因があると思います。これは日本だけに限らず

 ドイツ、イタリアもそうでした。

 このような時代を生きたドラッカーは、どうすれば幸せな社会に

 なるのだろうかと考えた結論がマネジメントでした。

 このあたりのことを解りやすく説明しているのは、100de名著

 のマネジメント
です。

 先の戦争に入っていったのには、それなりの必然性があります。

 ドラッカーは原因は『経済至上主義』であると言っています。

 難しい言葉ですが、どうやってお金を儲けるかが中心の世の中

 だったということです。今もわれわれはその亡霊に取りつかれて

 います。ここでちょっと解釈が難しくしてしまうのが、お金がな

 ければ生活ができないじゃないか
と考えてしまうことです。

 確かにそうです。そのことはドラッカーも否定していません。

 しかし生活のためだけに仕事をしてきて、人は幸せになれたのか。

 将来、幸せになるのか。と考えてみてください。稼ぐことは、生きる

 ための必須条件かもしれませんが、お金を目的にしては幸せに

 はなれません。


 経済至上主義は、その言葉からもお金が目的になっています。その結果

 競争を促進し、領土を拡大しもめた結果戦争へ突入したのです。

 目的と手段を取り違えた結果、人々は幸せになることはできませんでした。

 ではどうすればよいのか。それは、マネジメントの役割を理解していけば

 自然と解ってきます。マネジメントの役割とは、以下の3つです。

  1.自らの組織に特有の使命を果たす。
  2.仕事を通じて働く人たちを生かす。
  3.自らが社会に与える影響を処理するとともに、
    社会の問題について貢献する。


 私も独立したころは、お金に窮していましたので、どうすれば利益が上がるか

 は、24時間365日考えていました。しかしその利益を得るにしても

 顧客に貢献することが先にあります。それは社会に貢献することに他なりません。

 これは役割の三つ目と合致します。

 『仕事を通じて人を生かす』の生かすとは、われわれが思うものと少し

 意味合いが違うように思えます。私は次のように解釈しています。

 その人の強みを生かして成果を出させることと。

 これができれば、自分らしくその組織に所属することができます。

 いかがでしょうか?人が幸せになれるように思えませんか?

 マネジメントには、その方法が書いてあります。ただしそれは知識労働に

 向けて書いてあるもの
ですから、答えたがそこにあるものではありません。

 このようにマネジメントの目的を理解すると学び方も違ってくる

 と思います。

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2024年09月26日

差別化の王道から空の心と戦略を学ぶ

◆9月25日昨日ですが、マネジメント育成協会で差別化を学び

 ました。差別化とは他社と以下に違いを出すかということです。

 世間で出回っている情報は、ほとんど差別化の成功事例です。

 ある意味結果だけしか情報は取れません。

 その差別化に至るまでの思考の工程がどうなっているのかを

 推し量ることはできません。

 しかし差別化にも基本と原則があります。そのステップを

 学び、訓練をしてみました。


 受講された方は、相当悩んだようです。その一因が、自分の成果欲

 ではないかと思います。


   差別化の王道から空の心と戦略を学ぶ

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 差別化の前に必要なことは、細分化です。細かく分けるという

 作業です。この分け方の発想により、差別化の幅が大きさが変わり

 ます。
例えば、細分化の一例は、サイズ、色、年齢層などです。

 サイズで細分化するとSS、S、M、L、LL、XLなど恐らく

 10種類程度です。このサイズだけ人と違うことすなわち差別化

 をするには、バリエーションが決まってきます。

 仮にサイズLの専門店、L子ちゃんに店にすると女性でL。

 これだけで他社と差別化できるのでしょうか?これに種類をつけ

 加える必要があります。こうして他社との差をつけて、顧客から

 みてはっきり私の店と言えると差別化に
繋がります。

 しかしこれだけで一般的に言われる成果、売上に繋がらないことも

 あります。これが邪魔をして差別化を諦めて、無難に一般的なことを

 してしまいます。この時に、基本と原則に立ち戻って考えることが

 空の心になる秘訣
です。お客目線というのも同じことなのです。

 自分の都合、欲を一旦捨てて、経営の原則に立ちもどりお客から

 スタートすることです。

 ここで確認すべきことは、事業の目的です。事業の目的は顧客創造です。

 ここに立てば、儲からないから駄目だとはならないはずです。

 そのことで、お客さんが増えるかが問題なのです。

 今回の講座では、陶山戦略も同時にお伝えしました。各個撃破です。

 つまり小さなところを制覇してから、次のところを制覇する手順です。

 これが解れば、戦略を半分理解したことになるのではないかとおもいます。

   <<ライブde解説は9月29日チャンネルはここから>>

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 16:10| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会

2024年09月13日

差別化して成功すると願望熱意が向上する

◆マネジメント育成協会では、前回以下のテーマを学びました。

  ・強い願望と強い研究心を持つ

  ・強い会社を攻撃しない

  ・強い会社と違った経営をする


 以上の3つです。

 研修では、願望や熱意と向上心や研究心を2つに分けて

 考えてコツコツ努力型か、熱意願望型かによってその高め方

 を考えていただきました。

 願望・熱意が高いのは単に○○がしたいということとは

 少し違うようです。出来るに決まっていると信じ込んでいて、

 そこに到達するまで、絶対にあきらめないような願望・熱意を

 言っているようです。単に○○がしたと思うけど、ちょっと

 障害があったら諦めてしまうのは、楽天主義と悲観主義を

 行ったり来たりしているだけ
のような気がします。

 低い目標で自分を納得させてしまうことになります。

   差別化して成功すると願望熱意が向上する

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 通常は、向上心、研究心を重視しコツコツ努力するタイプの

 方が成功しやす
くなります。

 しかし成功するためには、願望・熱意が必要です。53%の

 ウェイトがありますから。

 つまり単に勉強だけしていても、行動に起こさなかったら何も

 成就することはできないということです。

 論語に次のような言葉があるそうです。

    『義をみてせざるは勇なきなり』

 義は、正義です。正しいと思ったにもかかわらず行動しないのは

 勇気がない
ということです。勉強していても勇気がなければ

 何も成就しません。しかし行動すれば何かが起こります。

 その結果如何にかかわらず、さらに行動をする。そして最初に

 立てた目標に到達するまで
あれこれとやってみることです。

 仮にその目標が世間的に評価されなくても、自分との約束を自分の

 正義を守ることで、自分はできているという感覚が生まれます。

 この時に気をつけなければならないのは、人に言われてただ行動する

 のはほとんど意味をなさない
ということです。人に言われたことが

 自分にとって正しいのか、必要のないことなのかを自分の頭で

 考えることが重要です。ただし、自分の都合のよい解釈ではなく

 基本と原則に則って
いないと意味がありません。

 基本と原則に則って考えたことを行動していくと自分では

 やったことがない成果が生まれてきます。

 この時に、熱意が沸々と湧いてきます。自分らしく成果を出せた

 からです。成果だけ出ても意味がありません。

 自分らしくということは、他と違うやり方だということです。

 最近、資産運用が流行っているようですが、資産運用で利益を

 あげても、自信になるのでしょうか?

 やってはいけないとは思いませんが、どうも自分を向上させる

 ということとは、違うようです。

 少し話がそれましたので、まとめてみます。

 コツコツ学び行動して成果につながることが、願望熱意を高める

 ことに繋がります。こういうタイプの人は(一般的です)、気持ちの

 浮き沈みによって願望熱意への影響が大きく出ます。

 したがって、続けて学んで行動していく必要があります。願望が少ないので、

 低い目標で満足してしまうからです。

 差別化の学び方についてご質問がありましたので、最後にお答えします。

 差別化の考え方は、確立されている訳ではありませんが、よく似たところが

 あります。同業の場合だけとか、一つの業種だけを研究すると、戦術面に

 目が行ってしまいます。できればいろいろな業種を学んで、自分なりの

 法則を見つける
のがよいと思います。

 経営環境は常に変わっていっていますので、それに対応していかなければ

 ならないからです。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 17:55| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会

2024年09月02日

戦わずして勝つ将軍こそ、最も優れている

◆豊臣秀吉は、戦いの名手で百戦百勝したと言われています。

 これは全くのデマです。本当に戦ったら少なからず死傷者が

 でます。これは自分にとって国力を落とすだけです。

 本格的な戦いをして国力が落ちたら、違うところから戦いを

 挑まれます。有能な将軍は、馬鹿げた戦いはしません

 そして三戦すれば国が滅びることになります。

 秀吉は、まず和睦を仕掛けたそうです。戦うとしても

 兵糧攻めを多用したと聞いたことがあります。戦いのさなか

 でも、自軍が不利になると和睦を仕掛けたそうです。

 優れた将軍は、犠牲を少なくするようにして戦います。

    戦わずして勝つ将軍こそ最も優れている

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 戦いを長くして、敵軍の民を疲弊させると勝ったとしても

 その重荷を背負うことになります。
出来るだけ早く戦いを

 終わらせることを考えていたようです。

 日露戦争までの日本は国力が劣っていたことを知っていた

 ので、和平条約を素早く結びました。

 企業間の競争に置き換えると、どのようになるでしょうか?

 営業現場でよくある相見積もりは、ガチンコの戦いです。

 同じものを同じ条件で価格だけで優劣が付くようなことは

 やらないことです。現実はそういうこともあると思います。

 しかしどう考えても納得がいかないことをやり続けることは

 スタッフを疲弊させることになります。

 ここは一度素直に戦うと自分のスタッフの能力を奪われるとして

 考えてみてください。戦わずして勝つ方法はないかと。

 ここが踏ん張りどころです。今までそうだから、明日もそうだ

 という考えは、マネジメントが持つ考えではありません。

 なぜなら社会は動的であり、動的なところにしか経済はありません

 から。

 この時に必要な考え方が、差別化です。差別化とは人と違うことを

 することです。相手がこうしてきたから、対抗してそれ以上の何かを

 することとは違います。
ルール自体が変わるようにするのです。

 例えば、ペットボトルのお茶は100円程度で売っています。これを

 頑張って98円とか97円で販売するのは差別化とは言いません。

 しかし、脂肪が燃えるお茶だから150円というと顧客の価値選好が

 変わってしまいます。まず弁当のお茶にはしません。お味も比較対象には

 なりません。どれだけ自分の脂肪を燃焼させるかです。

 今はこのようなお茶は、各メーカーから出してきています。

 したがって弱者はさらに差別化をしていかなければなりません。

 そのヒントとなるのが、次回の研修のテーマである細分化です。

 細分化とは別に差別化をする際に重要なことがあります。

 それは、人と違うことを考える習慣を持つことです。未来工業の

 改善提案の目的はそこにあるとにらんでいます。

 それでも差別化を思いつかない場合は、より上位のものを想定

 する
と見えてくる時があります。

 そもそも顧客が求めている価値は何だったかを考えてみて

 ください。この答えはそう簡単ではありません。

 先ほどのお茶の場合、お茶ではなくなるかもしれません。

 お客に一歩近づく接近戦です。エフピコはこれで成功しました。

 それでも戦わずして勝つ方が、自分の組織の能力は発揮で

 きます。未来工業の例をよく調べると納得いくはずです。

 納得いったら、それを実行するのがマネジメントの役割ですね。

 価値選好のステージを変えてしまうのが本当の差別化であり

 戦わずして勝つことです。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会

2024年08月27日

熱意願望を持つとは、楽観主義を決意すること

◆次回のマネジメント育成協会の定例研修会から弱者の

 戦略を学びます。

 最初のテーマは、強い願望と強い研究心を持つことです。

 小さい会社の社長は、業績に対する影響度が大きくなります。

 その中でも、どんなことがあっても良い会社にしようと

 いう強い熱意願望
を持たないと幾多の艱難を乗り越える

 ことはできません。中小企業は経営資源が乏しいですからこれ

 は致し方ない
ことです。

   blog20240827.jpg

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 熱意願望というと大きな夢を持ち達成していくような人を思い

 浮かべます。例えば京セラの稲盛和夫氏など起業して十年ほどで

 社員数が1万人を超えていたと聞いたことがあります。

 孫正義氏もその一人だと思います。もともと一兆、二兆という

 事業がしたかったと28歳の講演で言っていました。

 しかし、多くの中小企業の社長が必要な熱意願望はこのようなもの

 ではない
のではないでしょうか?

 成果を出すためには、必ず行動が伴います。つまり行動できる人に

 なれば良い
わけです。
 
 行動する人が積極的と映るのではないかと思います。そしてその結果

 成果をあげていく。

 この時の行動には二通りあります。皆さんは楽観主義と楽天主義の

 違いが解るでしょうか?

 AIのGeminiに教えてもらったところ以下のようでした。

   『楽天主義は、物事が必ずうまくいくと安易に考え、
    努力を怠りがちな考え方です。』

   『楽観主義は、物事がうまくいく可能性を信じつつも、
    現実的な努力を伴う考え方です。』


 ここでは紹介しませんが、AIは賢いのでこれをわかりやすく表に

 してくれていました。

 上記の説明を見れば分かるように私たちは楽観主義をとるべきで

 あることが解ります。

 可能性を信じるとは、できることは何かを考えることではない

 でしょうか?

 メンタル脳という書籍に、次のようなことが書かれていました。

 古代から人間は命の危険にさらされてきました。その結果、行動を

 抑制してきたようです。警戒心とでもいうものでしょうか?

 しかし現代では、古代に比べて命に関わるような危険は圧倒的に

 少なくなっています。しかし脳はそれが認識できず常に何か問題は

 ないのだろうかと警戒している
のだそうです。

 警戒することが、生きる術だったからです。

 行動を抑制することは、ある意味脳が正常に働いている証拠です。

 しかし現代人は、この薬が少々効きすぎてしまっているうようです。

 これを適度に効かすには、楽観主義をとることだと私は思います。

 アランの幸福論では、楽観主義を次のように書いています。これも

 AIからです。

   『楽観主義を単なる楽観的な思考ではなく、困難な状況に
    おいても希望を持ち続け、積極的に行動する意志である』

 悲観主義は感情、悲観的な感情に振り回されるそうです。

 楽天主義も同じく感情に振り回されているようながします。

 これとは違い楽観主義になろうと意識の力を働かせるそうです。

 つまり楽観的になるには、楽観主義になろうと決意することのようです。

 どんな困難な状況でも、くじけずに希望を持ち続けることがマネジャーに

 とっては大切だということですね。

 大きな夢を持つとか、会社を大きくするなどではなく可能性に行動する

 ことを決意していきたいものです。これも訓練ですね。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会

2024年08月14日

戦争の話で恐縮です。できる将軍から学ぶ

◆戦争の話ばかりで恐縮です。日本にもすごい将軍がいた

 ことに感銘を受けました。さらにその戦い方が経営にも

 言えていることに気づかされましたので、あえて投稿

 したいと思います。

 皆さんは、石原莞爾という軍人をご存じでしょうか?

 戦争の天才と言われた方です。

 詳しくは、竹田恒泰氏のYouTubeもしくは
         → https://youtu.be/yoWCyKy2yOI?si=ycokpJSCMC0H3KFy

 著書『アメリカの戦争責任』の序章をご覧ください。

 序章は、アマゾンの試し読みで読むことができます。

 石原莞爾は戦争の天才、東条英機は戦争が下手くそだった

 そうです。

   戦争の話で恐縮です。できる将軍から学ぶ

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 石原莞爾が戦後の外国人記者に語ったことですが、

 自分が戦争の指揮を執っていたら、日本は負けなかった。

 どうやって戦うかを問われて、一機に前線を後退させ

 日本が絶対に守らなければならないところに集中
して

 戦力を投入するというのです。こうすればサイパン島は

 守れB29の基地は存在せず日本を空爆することはでき

 なかった。つまり原爆は落とせなかったのです。

 戦線を狭くすることで、米軍は補給路が伸びそう簡単に

 手は出せないだろう。

 そして戦場が狭くなったことで、ボロボロの飛行機と

 技術の低い飛行士でもなんとか戦えた
だろうというのです。

 東条英機も首相として絶対域は設定していたものの戦争が

 下手くそなためか。周りの意見に振り回されているうちに

 意思決定できず戦線は拡大していったようです。

 将軍の術の違いによって、何十万人もの一般市民が犠牲になり

 日本は焦土化してしまったのです。

 これを社長に置き換えるとどうなるでしょうか?

 明確な意思なく経営をしているうちに現場は売上を目指して

 戦線を拡大
していることはないでしょうか

 補給路が伸びきって、長時間労働を強いるようには

 なっていないでしょうか?

 自分の都合だけで経営をするとこうなりがちです。

 お気を付けください。

 次回の定例研修会は、『強者の経営戦略』とここまでの

 まとめです。意図せず経営をしていると強者の戦略に

 なってしまい、いつの間にか組織の力以上のことを

 やらされていることになります。

 戦いを学ぶとは、戦わない方法を習得することだと

 私は思います。一緒に学んで、実践していきましょう。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 19:01| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会

2024年08月08日

ランチェスターの法則は戦争。だから経営には使えない

◆昨日マネジメント育成協会の定例研修会が開催されました。

 テーマは『ランチェスターの法則』です。

 教材の制作者竹田陽一先生の言葉を借りるとハードの部分

 と言っています。この考えを前提に経営に展開していく

 という学問でいうと公理の部分にあたります。

 ですから、それをそのまま実際の経営に使うことには

 無理があります。そもそもランチェスターの法則は、特定

 二者間の戦いについて
のことです。こういうことを伝えると

 余計にこんがらがるかもしせませんね。

 とにもかくにも、そのままの言葉では経営に応用することは

 できないということを頭においてください。

 だからと言って役に立たないというのも早計です。

 もちろん研究する必要がないということにもなりません。

 ソフトバンクはじめ名だたる企業がこれで成功いるからです。

     ランチェスターの法則は戦争。だから経営には使えない

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 われわれマネジメントは知識労働をしています。知識労働とは

 既知の知識を使って、成果をあげるために新しい知識を作りだす

 ことです。学校の教育とは大きく異なります。

 知りえた知識をそのまま使えるのは、世の中では検定試験ぐらいです。

 では、どう考えればよいのか?

 私は次のように考えてきました。

 企業間競争って本当にあるのでしょうか?

 A社、B社が競い合って業界でいくらすごいからと言って、

 お客さんが買わなかったらなんの価値もありません。

 今はなき、ビデオデッキのVHSとベータの争いは何だったんで

 しょうか?

 このことから企業間で競争しても意味がないと私は考えました。

 なのに実際は競争にさらされている場面は多く見受けられます。

 その最たるものが、相見積もりというものです。

 同じ人が全く同じもので値段の違うものを持ってきたら皆さんは

 価格の高いもの、安いものどちらを買うでしょうか。

 100人中100人が安い方ではないでしょうか?

 双方とも縁もゆかりも同じ会社から、価格の違う見積もりの

 場合も同じだと思います。

 こうしてお客さんは価格による価値選考を行い、会社側、特に

 営業マンは競争相手に勝ったとか負けたという表現をします。

 戦争と違うところは、お客さんの価値選考によって優劣がつくと

 いうことです。比較するものがなかったら、そこに戦いは起こり

 ません。

 次のことを伝える前の大前提があります。優勢か劣勢かお客さんの

 数で決まるという前提です。
 
 ランチェスターの市場占有率の強者と弱者の区分によると、1000社中

 995社は弱者つまり劣勢となります。

 上記の相見積もりでいうとガチンコ値段勝負をすれば負けるという

 ことです。競争のテーブル、価値選考のテーブルに乗ると負けます。

 つまり劣勢企業が生き残る術は、競争に乗らないようにすることです。

 しかし経済社会で何も手を打たなければ、同じ基準で価値選考は行われます。

 本来競うべきことは、お客さんの価値選考に合致するようにわれわれが努力

 することです。お客さんが望んでいることを相手より先に見つけ、満たした

 すことです。

 お客さんの価値選考基準が何かと探り当てることが健全な競争だと私は

 思います。それによって、いまだ満たされていない社会のニーズに応えら

 れるからです。
そのような業界は繁栄を続けることでしょう。

 経営に応用すると明らかに、二国間の戦争とは違うということを

 少しは分かってもらえたのではないかと思います。

 言葉足らずのところは動画で補足したいと思います。 

   <<ライブde解説は8月11日チャンネルはここから>>

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会

2024年07月31日

企業間競争に勝つには、勝てる状況を作ることである

◆戦略とは団体戦の勝ち方であることを前回学びました。

 8月7日の研修のテーマは『ランチェスターの法則』ですが

 私がこの章で肝だと思うのは、どのような状況になったら

 自分たちが有利に戦えるかを知ることです。

 企業間競争で勝つとは、結果的に業績が他社に比較して

 高くなります。竹田先生曰く、一人当たり純利益が3倍に

 なるそうです。

 とはいえ、戦略を考えるときの道筋は二通りしかありません。

 競争条件が有利なのか、不利なのかです。

    企業間競争に勝つには、勝てる状況を作ることである

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 競争条件が有利とは、お客さんが多くいることです。

 特定の市場で、1位の市場占有率であり26.1%以上、

 2位との差が10:6以上付いた時に有利な状況となります。

 アサヒビールが、キリンビールを逆転する前は、この状態が

 ずっと続いていました。その後、スーパードライで逆転したのは

 有名な話です。逆転したのちに解かったことらしいのですが

 2位が頑張って同じような商品を発売し宣伝すると1位の

 商品も売れる
そうなのです。アサヒビールの顧問だった

 中條さんが講演でおっしゃっていました。

 しかし占有率が1位はその営業エリアで1社しかいないわけ

 ですし、26.1%、10:6の差を加味するとほとんどが

 競争条件は不利だと考えられます。実際1000社中995社は

 不利な状況だそうです。

 われわれは競争条件は不利であると考えた方が良いわけです。

 もう一つ押さえておくべき大切なことがあります。それは数的

 有利になった方が確実に勝つ
と考えることです。これも中條さん

 が講演でおっしゃっていたことこです。

 中條さんは、陸軍中野学校の卒業だそうです。軍隊では何も工夫

 しなかったら数的に有利な方が勝つと教えていたそうです。

 少しでも被害を少なくし、うまく行けば勝てる工夫こそ

 弱者の戦略です。その目的は、競争条件を有利な状況になること

 です。強者になるための戦略が弱者の戦略です。

 では勝てる状態とは、どういうことを言うのでしょうか?

 競争条件が不利な会社が勝つ状況とは、

 接近戦、直接戦、一騎打戦、局地戦で戦えるような状況を

 作ること
です。

 このことを理解してから、強者と弱者の経営戦略を学ぶと

 自社の経営に応用していけると思います。

 戦略とはとてむ曖昧で解かりにくいものです。それは実態が

 みえないからです。実態となったときには、戦略は展開されて

 戦術になってしまうか
らです。

 例えば、DXが流行っているかといってDXを導入しても

 それ自体が戦略ということはありません。DXはあくまで

 道具です。それを自分の状況に合わせて、どのように使えば

 効果的と考えることが戦略です。

 世間の流行りに流されず、今の自社にとって最も効果的なことは

 何かを考え続けること
です。

 その道筋がランチェスターの法則から導きだされた強者の

 戦略と弱者の戦略です。

   <<ライブde解説は8月4日チャンネルはここから>>

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 14:30| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会

2024年07月25日

戦略とは全社的勝ち方、戦術は部分の勝ち方

◆昨日育成協会の定例研修会が行われました。戦略と戦術を

 マスターする後半です。

 DVD教材を用いた研修は、前半で終え後半はケーススタディを

 用いた自社に置き換えて考えることにチャレンジしてみました。

 戦略とは、全体の勝ち方のルール、またはその知恵です。

 戦術とは、部分の勝ち方のルール、または知恵です。


 サッカーで例えるなら、1対1の対決です。相手が抜けだすのを

 どのような術で防ぐかがこの勝ち方のルールです。

  戦略とは全社的勝ち方、戦術は部分の勝ち方

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 接客で考えるとある人が接客するとお客がリピートする確率が

 上がるとします。この人は、戦術力が強いわけです。

 それをそのままにしておくと、この人が接客したときはよいですが

 ほかの人だと力不足になるので、お客は減ります。

 方や競争相手の店では、接客が高い人はいません。普通の人です。

 普通の人ですが、教育訓練によってすべての人が平均以上です。

 お客は接客してくれた人の顔はほとんど覚えていません。しかも

 だれに接客して欲しいかを選ぶこともできません。

 したがって、特別にうまい人より誰がやっても平均以上になることが

 店対店の勝負の分かれ道
です。これは私の戦略です。

 もっと戦略実力が高い人は、ほかのやり方でもっと高い成果を出すかも

 しれません。そのこと自体が知恵なのです。

 話を簡単にするために、平均以上が接客業の分かれ道だと仮定します。

 そうするとどのようなことをしなければならないかというと、突出した

 接客の禁止です。自店にとって標準的なことをきっちりと行うこと

 奨励しなければなりません。

 店内での競争は禁止です。しかし団体戦でほかの店以上の接客を目指す

 ことが目標になります。これが社長が決めた勝ち方のルールです。

 この戦略が正しいかどうかは、業績で判断するしか方法はありません。

 飲食でも、個性を売りにする場合はあります。ホストクラブなどは

 おそらくそうだと思います。

 この場合は、店内の競争をある程度推奨する必要が出てきます。

 あくまで、他者との違いのよる競争です。

 そして、それぞれがナンバーワン、ツー、スリーのホストをどのように

 引き立たせるかのチーム制も考えられるかもしれません。

 個性のある人から選択できる方が、客は嬉しいわけです。

 自分の推しを持つことができます。これらを考えること自体が、戦略なのです。

 戦術はホストの術なので、連絡の取り方を工夫したり話の話題を作ったり

 することです。戦術だけに頼るとナンバーワンホストの機嫌を損ねた時点

 で、その店は終わってしまいます。


 こうなってもよいように下からあがってくる体制を作ると決めるのも

 戦略活動です。

 戦略とは、常に全体を考えて手を打つことです。将来のことを考えて

 今の手を打つことです。


 企業の場合、お客と競争相手と社会との関係において全体のことを決めな

 ければなりません。したがって、これが正しいというのは、その時点では

 解りません。後になって、業績として現れてきます。

 ただしルールはあります。それが自社の立場によって、決める2種類の

 戦略の考え方です。これについては、次回のテーマになります。

   <<ライブde解説は7月28日チャンネルはここから>>

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 08:15| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会

2024年07月11日

1位作りと利益、そしてトップダウンとは

◆昨日、戦略と戦術を学びました。この違いがはっきり

 解かり、自らの役割が明確にするのがこの章の目的です。

 研修を横目で見ていて、これって本当に理解できるの

 だろうかと思う点が2つほどありました。

 案の定、アンケートに質問として挙げられていました。

 一つ目は1位作りと利益です。利益を目的にして一見儲かり

 そうなものに手を出すのではなく、1位作りに焦点を
合わせよ

 というのがランチェスター経営の言わんとすることです。

 市場占有率1位になったら、利益が業界平均を上回るので

 しょうか?私はそうはならないと理解しています。

  1位作りと利益、そしてトップダウンとは

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 教材で言っているのは、正しくは県単位か自分の営業範囲の

 広い方で1位になると利益性
がよくなると言っています。

 狭い範囲で、1位を獲るだけでは利益への影響は認めて

 いません。もちろん、狭い範囲で1位を獲るだけで利益性が

 良くなることもあります。私の経験だとおおむね1位にならず

 とも利益性はあがります。

 利益の保証がないとするならば1位作りは意味のないものなの

 でしょうか?

 それはそうではありません。1位を作る前に強いものを作る

 必要が出てくる
からです。1位というのは、物的証拠です。

 強いものを作ると言っても、自分勝手なものでは1位になれません。

 独善的商品では、市場に受け入れられないのです。

 野球のピッチャーでいえば、決め球もないのに一流にはなれない

 ということです。

 企業間競争における強みとは他者より有利に顧客から買ってもらう

 こと
ができて強みとなります。

 そしてこの強みは、非顧客、新しい顧客に対して有効に働きます。

 こうして強いものづくり、1位作りを根っこにおいて市場を創って

 いくとおのずと利益はあがっていきます。

 営業現場においても、特に営業技術が高くなくても強いものがあれば

 販売は容易に行えます。

 集中して強いものを作ればいいのか?本当にそうなのかと意思決定

 できない人は、先を見ていないこと
になります。

 それを意思決定するのは、誰なのでしょうか?トップマネジメントの

 仕事です。組織に影響する意思決定は、トップマネジメントしかできない

 仕事です。

 方や営業がこの商品を販売するかどうかの意思決定は誰ができるので

 しょうか?営業マンが意思決定できます。これは現実です。しかし営業マンも、

 あるルールに従って意思決定します。

 このあるルールというのが、問題なのです。

 多くの場合、損しなければ売ってもよいというものです。

 言い換えれば、利益率が何%であれ販売してもよいというものです。

 場合よっては、その利益率以下でも販売してもよいというものです。

 さて意思決定という角度からすると、どのような見方ができるでしょうか

 トップマネジメントの意思決定は、損さえしなえれば何を売ってもよい

 という意思決定
です。これがこのトップマネジメントの戦略なのです。

 トップは戦略を立てたと考えていないかもしれません。しかし実際の戦略は

 何を売ってもよいことが戦略です。総合戦です。

 しかしこの意思決定で、業績が変わることも間違いのない事実です。

 われわれの組織が強みとするのは、〇〇という商品だ。

 利益があっても、この商品は販売しないと決められるのは、トップ

 マネジメントだけなのです。

 部下への指示のうち有効なものは、○○はやってはいけないという

 ことです。否認したこと以外は、やっても咎めることはできません。

 結果を見てから、判断して部下を責めるのは自らのマネジメント

 能力がないと言っているようなものです。

 整理しますと、組織全体にかかわることはトップダウン。

 現場にかかわることは、ボトムアップ。


 ボトムアップの情報を得て、組織全体にかかわることとトップが

 判断したら、トップダウンで意思決定をするのが正しいルールだと

 思います。

 中小企業の場合、現場の教育が進んでいないことから、社長が意思決定

 せざるを得ない現実がありますが、それはその組織の事情であり、原則

 は、上記の通りです。混同しないようにしてください。


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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 13:01| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会

2024年06月27日

1位づくりで得られるものは、利益だけではない。本質は他にある。

◆昨日、マネジメント育成協会の定例研修会が開催されました。

 ランチェスター戦略名人第1章経営の基本原則と経営システムの

 後半です。

 私は、コンピューター操作係でしたので講義はしませんで

 したが、操作をしながら耳だけは講義を聞いていました。

 その時にふと思ったのですが、もしかしたら強いものや1位を

 作る意味が分からないのではないかと。

 現在そこそこ利益が上がっているのに、わざわざ経営システムを

 変えてまでこれ以上何かする必要があるのだろうか。


 そういう方にお尋ねしたいのですが、将来の不安はないのでしょうか?

    1位づくりで得られるものは、利益だけではない。本質は他にある。

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 利益があがっていないところの社長は、将来の不安は当然あると

 思います。しかし利益はそこそこあるわけですから、不安がなくても

 当然のように思います。

 その不安を魚釣りに置き換えて、私は次のように考えました。

 たまたま今の釣り場は、よく釣れている。しかしこの釣り場で、

 釣れなくなったらどうしよう。
でも今はそこそこ釣れている

 から、次のことはその時になったら考えよう。このように不安は

 あるけれどそのことは考えないように
しようということです。

 強いものづくりや1位づくりを通じて利益をあげることは

 魚釣りでいうと釣り場を作り出す能力を持てるかどうかの

 違いです。もちろんその中には、どこで作ればよいかとどう作れば

 よいかの2つが含まれています。

 つまり、子供には魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える

 ことです。仮に市場占有率で1位を獲得したとしても、その市場

 だけで事業を運営していけるかどうかは分かりません。

 なぜならば、その市場が小さい可能性があるからです。こう考えて

 1位づくりをやらない理由にする人もいます。

 市場で1位もしくは強いものを作るのは、始まりにすぎません。

 強いものを作り、一つの市場を押さえたら次の市場で1位を作る

 というのが正しい手順です。その手順を飛ばして、利益だけを上げ

 ようとすると利益が不安定になり、将来の不安が払しょくされません

 最も悪いことは、なんのために事業をしていることが解らなく

 なってしまうことです。

 そして、代々繋いできた事業を繋げることが目的になってしまいます。

 社会(顧客)に他社には出来ないことで貢献している組織だけが

 存続の権利が許されます。そして企業の場合は、経済的成果を

 生まないことには、事業を続けることは実現できません。

 事業を安定的に続けていくことを望むのであれば、強いもの1位づくり

 の方法を身につける
ことをお勧めします。

 研修を終えて、経営戦略を身につけてその後どうなるのかを

 知ってほしいと考えましたので、今回は研修の内容とは別の角度で

 お伝えしました。

 書きたりない点は、ライブ配信でお伝えします。

  <<ライブde解説は6月30日チャンネルはここから>>

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 11:28| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会

2024年06月14日

経営の全体像を知ると経営が見える

◆マネジメント育成協会の定例研修会の第一回目が無事

 終わりました。内容はランチェスター経営戦略の冒頭の

 部分です。

 今までに勉強されてきた方には、おなじみのところです。

 経営の全体像を初めて聞くと、ほんとうによく分かったような

 気がしてしまいます。

 しかし現状の経営システムの多くの部分は、この原則にあって

 いないところが多くあります。その影響を受けていつの間にか、

 お客から物事を考えることを忘れてしまいます。

 忘れていることに気づくことが、とても重要です。

   経営の全体像を知ると経営が見える

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 人は、今までの経験から得られた自分なりの考えに間違いは

 ない
と考えます。そうでないと自分が自分でなくなって

 しまう気がするからです。

 クレームということがあります。これはあくまで売る側の

 言葉で、お客さん側の言葉ではありません。

 お客からスタートして考えるとお客さんから好かれて、気に

 入られるます。
これは基本と原則にあっています。

 しかしクレームという言葉は、明らかにこの原則からは

 外れています。どのような迷惑を掛かてしまったのかと考える

 のが原則から言えることです。ドラッカー先生は、これを

 予期せぬ失敗と言っています。こちらが良かれと思ったことが

 お客にとっては、良くなかったということです。

 経営の全体像その2は、経営全体を俯瞰するのに最もよい図だと

 私は思います。経営力を発揮するには、商品力と営業力を強化

 すればよい
だけです。営業力を高めるとは、お客さんとの接点を

 強くしていくことです。

 講義ではお伝え出来ませんでしたが、接触回数の2乗×質で

 決まります。

 商品力とは、お客から支持される強い商品を持つことです。

 決して儲かるだけではありません。

 この2つの仕組みを考えた上で、人とお金を配分します。

 ここまで説明を聞くと理解に苦しむ方がいるのではないかと

 思います。なぜかというと配分などという考え方はほとんど

 しないからです。中小企業において配分するほどの資金が

 ありません。人も同じく、お金の調達、人の採用だけで一杯一杯

 だからです。

 経験のないことを理解するのはとても難しいことです。唯一できる

 ことは、頭で描いてみることです。それも色々な角度から。

 描いたら試しにやってみることです。行動から人は学びます。

 新たな行動は、新たな知恵を授けてくれます。知行合一です。

 次回までに想像だけでもしてみてください。
 

  <<ライブde解説は6月16日チャンネルはここから>>

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会

2024年06月06日

経営の全体像を知ることから始める

◆来週からマネジメント育成協会の定例研修会が始まります。

 1か月に2回の研修を開催します。前半は、ランチェスター

 戦略、後半はマネジメントを学びます。

 今回のブログでは、ランチェスター戦略の予習として経営の

 全体像を解説
します。

 業績の良し悪しは、自分の頑張りでは決まりません。残念ですが。

   経営の全体像を知ることから始める

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 お客さんが、数ある競争相手の中から、自社を選んでくれれば

 業績は良くなってきます。ある意味において他力本願のところが

 あります。業績を良くするためには、自分の商品、サービスや

 その提供方法が、お客にとってどのような影響を与えるのか

 また競争相手との間でそのような影響を及ぼすのかを考えて

 活動することです。

 経営の全体像とは、1.お客 2.競争相手 3.自社

 4.社会の4つを描くこと
です。この4つの真ん中で考えられる

 人が業績を良くしていきます。

 われわれが事業としていることは、すべて社会のニーズに起因して

 います。社会のニーズの中で、お喜んでお金を出すものが企業が

 の事業となりえます。その中で業績を良くするには、競争相手を

 差し置いて、ぜひともあなたから買いたいと言わせ、実際に購入

 してもらうところが業績をあげてきます。

 学ばなくても、これができる人がたまにいます。こういう人を

 経営のセンスがあるといっています。

 しかしセンスは、あくまでセンスです。もしかしたら2度目は

 ない
かもしれません。

 運やまぐれに頼っていては、長く経営していくことはできません。

 これが経営の原則、基本を学んだ人との違いです。

 そうかといって学ぶだけでは、業績は良くなりません。

 陽明学に知行合一という言葉があります。

 知っていながら行わないのは本当に知ったことにはならない、

 学んだことと行動を一致させることだそうです。

 こういう人こそ本当の経営者で、長く経営をして行ける人ではない

 でしょうか

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会