2021年04月10日

敵対心を起こす努力・幸福感を起こす努力

◆毎月の前半はかなり厳しく時間管理をしないとストレスが

 溜まってしまいます。その原因は、ニュースレター原稿です。

 今月号は、マネジメントとアドラー心理学との密接な関係

 お伝えしようと文章を書いています。

 しかしアドラー心理学を勉強してそれほど経っていないので、

 書籍を確認しながらになっています。これがいつも以上に時間が

 費やされる原因の一つです。

 アドラー心理学の伝えたい部分は、次のようなことです。

    敵対心を起こす努力・幸福感を起こす努力

  ★動画deプログ解説はここから★




 アドラーは人間の中に『劣等感』を発見しました。

 劣等感を克服するために、人間は努力します。その努力の方法を

 大きく二つに分けました。

 一つが『優越への努力』です。

 劣等感を解消するために、競争心や嫉妬心を掻き立てます。そして

 努力をするのです。しかしこれには問題が内在します。

 上手く行かなかったら、競争相手に負けることを意味します。

 そうなると勝てると思えることには、努力しますが、勝てそうも

 ないと思うことには、努力を回避
できる理由を自分で作りだして

 しまいます。負けられないので言い訳が必要になります。

 例えば、勉強したくない人は、私は頭が悪いから勉強ができないと

 理由づけ
をするのです。

 この時の競争相手というのは、世間と想定することもあります。

 致し方なく努力をせざるを得ない状況に陥ったら、頑張ったふりをして

 『やっぱり、私には無理でしたね』とすぐに努力を中止しようとする

 傾向があります。

 もう一つの努力は『完全への努力』です。これは次のような考えに

 基づいて、努力をします。

 『もし自分がこの人たちの役に立てるとしたら何ができるだろう』です。

 人の役に立つためには、自分が今出来ることを精一杯努力し、しかも

 相手の役に立つレベルまで向上させます。周りとの比較ではなく、より

 上を目指すことになります。

 この考えは、他人と一緒になって、何かを実現するという感覚

 なります。上手く行かなくても、次どうしようかと一緒に努力します。

 この輪を広げていくと所属する組織が貢献する顧客に、そして社会に

 繋がっていきます。これが人間の幸福感となります。

 優越への努力では、相手に勝つことが目的になりますので、その時勝った

 としてもまた標的を
作ります。自分の優位性を保とうとします。

 努力をしたとしても、ずっと満たされない努力なのです。

 私は学校のいじめの問題には詳しくないですが、いじめの連鎖もこの

 ようになっていくのではないかと想像します。
 
 残念ながら今までの組織の在り方は、優越への努力をすることを

 誘発
してきました。私たちは、知識社会に対応できるように組織内部を

 変革していく必要に迫られています。

 どういう手順でやればいいかを示してくれたがのドラッカー

 先生の書籍の数々です。詳細については、次回のブログにて

 お伝えします。

<<ライブで解説は4月11日チャンネルはここから>>

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 05:23| Comment(0) | TrackBack(0) | アドラーの世界

2021年03月13日

優越への努力と完全への努力

◆皆さんは、アドラー心理学をご存知でしょうか?私は最近

 ドラッカー先生とアドラー先生の本を並行して読んでいます。

 ドラッカーは経営、アドラーは心理学一見するとかけ離れて

 いるようですが、ドラッカーの言う知識社会で成果を得ようと

 するとアドラーの考え方が必要になってくるように思います。

 アドラーは、劣等感は誰でも持っているものだと言いました。

 その劣等感を克服するために、劣等コンプレックスを使うの

 だそうです。

 その努力の仕方には、2種類あります。

   優越への努力と完全への努力

  ★動画deプログ解説はここから★



 一つ目が優越への努力です。他人より優れていることを証明する

 ことへの努力です。あいつの上を行く!

 肉体労働、工場労働が主であった時代には、これは効果的でした。

 なぜなら、同じことを大量にした方が生産性が上がったからです。

 評価基準も、一つの価値観によるメジャーで測られていました。

 例えば、学校の成績で人生を分けられること、学校自体も不登校

 だと世の中の脱落者と思われたりしました。

 売上高が高い人が、最も良い。給料が高いものが、偉いなど

 ありとあらゆるところにこの様な考え方があります。

 それらは全て他人との比較、優越への努力なのです。

 優越への努力の失敗は、敗北になります。出世街道から外れた

 負け組とされる訳です。

 負けを極度に嫌う人は、世の中出世だけが人生ではないなどと

 自分の正当性を証明する言い訳を言って努力をしなくてもよい

 状況を作ろうとします。

 アドラーは、もう一つの方法である完全への努力を提唱して

 います。完全への努力は、より上を目指します。

 完全への努力の失敗は、次への礎です。

 この努力をするには他者への貢献を目指すことです。そして組織へ

 貢献することで、一体感を生みます。

 ドラッカーのいう知識社会では、この完全への努力が必要

 なってきます。知識労働の生産性を上げるには、より以上を

 目指すことが必要ですし、組織に貢献することも必要になります。

 ドラッカーやアドラーは、私たちが今まで過ごしてきた時代に

 常識だと信じていたことと違う考え方を教えてくれます。

 お二人の本を学んでいると新しい時代が、もうそこまで迫って

 きていることを感じられずにはいられません。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 05:50| Comment(0) | TrackBack(0) | アドラーの世界