◆世間の正月休みにドラッカー先生のチェンジ・リーダーの条件を
読み返してしました。私の勉強方法は、これはいいという本は、
まず中古本を購入します。目を通してさらに勉強したいもので
あれば、オーディオブックを探します。
そしてkindleで同じ本を購入するという手順です。
このチェンジ・リーダーの条件もこのパターンで勉強を続けて
います。続けていますというのは、何度も繰り返し見直すから
です。この休みも同じく、
思い出したことや引っ掛かったワードを
探しだして、前後を読んで思い出します。
この
ワードを探すときに、kindleが活躍します。
★動画deブログ解説は、ここから★ 私は、最近の講義で『ボス型〜マネジメント型(チーム型)』
に
組織を代えていくことを強調しています。
休みに、本を調べ直していたら、本日のブログのタイトル
『ボスからリーダーの時代へ』というタイトルが目に入り
ました。この言葉は、記憶の片隅にもなかったのですが、その
セクションを読んでみると、まさに講義で伝えていることでした。
どこかに残っていたんでしょうか?
ドラッカー先生の凄さに驚かされました。
ボスというのは、親方と職人の関係と考えると解りやすいと
思います。労働者は、経営者=資本家に使える人というイメ
ージです。その親方がして欲しいことを、言われるがままに
すれば給金が貰えるという構造です。
そんな昔ながらの会社なんてないと思っている経営者もいる
かもしれませんが、労働者側からするとそれほど仕事に思い
入れがある人は少ないと思います。
思い入れがあるとは、この仕事をすれば誰かの役に立ち貢献
出来る、時給が高いとか安いとかいう問題ではなく、真摯に
仕事を行うことです。より優れたことを自分自身に課して
仕事をする人のことを言います。
ボス型の場合は、親方に嫌われない、好かれたいから仕事を
するという面があります。
ところがこの
ボス型では今の組織を保ち、次世代に継承して
いくような組織にはなりません。
なぜそう言えるのかは、世の中の仕事が知識労働になって
きたからです。
知識労働は、自らの判断を必要とします。
言われたことを手元として動くだけでは、成果は出せないのです。
例えば、
飲食業は知識労働のウエイトが増えています。
以前の食堂のように決まったメニューを出して、お客の回転
を早くするだけでは、市場は満足しなくなっています。
同じような形態の店はたくさんあります。その時の接客の
判断でもう一度来てくれるかどうかに大きく影響を受けます。
箸の上げ下ろしから全て指示することはできません。
そんなことをしようものなら、直ぐにアルバイトは辞めて しまいます。これが知識社会なのです。
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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 04:37|
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