初任給は手取りで7万円もなかったと記憶しています。
独身ならまだしもこのままでは生活ができません。
少なくとも贅沢はできませんでしたので、少しでも給与が
上がることを考え、願っていました。
ありがたいことに、世の中も給与は毎年上がっていく傾向
にあり、自分のやりたいことができていくそんな気分で
いました。車を買い、テニス、スケート、スキーを道具も
買い揃えて人並みに遊ぶこともできました。
ですから、仕事は何のためにするかというと稼ぐため、
生活のためだったのです。

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当時と比べると今は物的豊かさは揃ってしまっています。
自分の子供を見ていても物を欲しがるということがあまり
ありません。車もそうですし、テレビもそうです。
強いて言えば、スマホぐらいでしょうか?
次に、私たちの世代では物の豊かさを追いかけなくなり、
自分のやりたいことをする自己実現が流行りました。
そんな風潮からモチベーションの低い私は自己啓発を学び
自分のやりたいことを見つけて、自己実現しようと頑張って
いたような気がします。
ところが私が思う自己実現などどこにも存在しなかったので
はないかと思います。起業するのが自己実現かというと
やってはみたいと思いはしましたが、本当にしたいかというと
そうでもありませんでした。
では、今なんのために仕事をするのかと聞かれたとすると
『人に貢献していると思っていたい』と答えます。
貢献しているかどうかは解かりません。しかし自分は誰かの
役に立っているはずだと信じて仕事をしたいと思っています。
もちろんお金も必要ですし、やっていることが自分がやりたい
こととかけ離れることは望みません。
しかし、他人の役に立っていなければ、その仕事をする
意味は見出せません。おそらく、今後このような考えが広まって
いくのではないかと思います。
それは日本が裕福になったからです。今までの心配事から
心配事が変わったのです。
イノベーションの機会の6つ目認識の変化が起こっています。
皆さんは、どのように感じて見えるでしょうか?
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