行くと待ち時間がすくないので、出来る限りそうしてい
ます。
待合室に入っていると助手の先生が待合室のお茶を飲み
に出て見えました。
そのときに、疲れた様子で「あああ〜」とため息を付き
ながらお茶を二杯飲んで診察室へ。
「この人、仕事を労働と捕らえている」と思ってしま
ったのです。

本当の気持ちは解りませんが、仕事に掛かる直前にため息を
付くほど、これから起こることがいやなのではないかと感
じられたのです。
ウィキペディアによりますと、労働について以下のように
書かれています。
『資本主義社会では、労働は倫理的性格の活動ではなく、
労働者の生存を維持するためにやむをえなく行われる
苦痛に満ちたもの』
こういった捕らえ方をするようになったのは、近代になって
からのことだそうです。
私は、労働と言うより仕事の方がまだしっくりきます。
仕事は、自分自身の能力を発揮できる最もよい機会で、決して
苦痛に満ちたものではありません。
自分の生活を支えていくためだけに、一生涯労働を続ける
なんてあまりにも辛すぎます。
私は耐えられません。そんな労働者にはなりたくない、
その仕事に誇りをもった、仕事人になりたいと思います。
