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原始共産型公平では、会社は倒産する■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014/05/22━■□■
目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.原始共産型公平では、会社は倒産する
2.組織の階層は、大企業の真似をしない
3.社員教育の前に、戦略あり
4.教育より訓練を重視し習慣化する .+
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1.原始共産型公平では、会社は倒産する━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
前回組織を作る前、組織に入る前に知っておくべきことの一つに
「戦略と戦術の違い」について理解しておく必要があるとお伝えしま
した。もう一つ理解しておくべきことをご紹介します。
このことが元で、結構もめることがあります。
それが
「公平な扱い」です。その中でも厄介なのが誰もが公平に扱わ
なければならないという
原始共産型の公平です。
典型的なものが、選挙権です。成人した人は、収入や地位、納税額に
よってその票の差はありません。
これは生きることに対する最低の補償といいますか。命に関わること
ですので、それでいいのですが会社の場合は、そういう訳には行きま
せん。その理由は、
会社自体が完全実力主義だからです。
企業間競争に勝とうと思えば、それぞれの
長所を集めて戦った方が有
利です。それを誰もが同じ権利を持つと言って、好きな職場に就いて
いいと言ったら大混乱になってしまいます。
担当する仕事が違うのですから、それに対する待遇や処遇も違うの
は当たり前です。
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2.組織の階層は、大企業の真似をしない━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
弱者の戦略の中に、「軽装備」というのがあります。組織に当ては
めると組織の階層を少なくすることです。
100人も満たない会社なのに、一つのことを決めるのに何日も掛
かるようでは負けてしまいます。
良いことは、直ぐ実行してダメならば直ぐに次の手を打つというの
が弱者の戦い方です。
ところが階層が多くなると、色々な人の決済を仰がないと実行に移
せないところがあります。
そうなると後手後手に回り、小さいところの特徴が出せません。
10人までなら、全員が社長の直属で平屋建て組織。
30人で2階建ての組織。100人でようやく3階建て組織になり
ます。課長や部長をやたらに作って、社長まで情報が入るのに何段
階もあると言うのだけは避けなければなりません。
こういったことになる原因の一つに、社長の決断力のなさがありま
す。
社長が決断できないので、ポストを作って責任を委ねるもので
す。案外これに陥っているところがありますので、一度点検してみ
てください。
権限委譲といって、社員が判断できないことまで委譲してしまって
いませんか?
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社長の勉強は誰もしていない。
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3.社員教育の前に、戦略あり━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
教育というと学校での教育ぐらいしか私は、思い浮かべられませ
ん。皆さんは如何ですか?
その中でも、義務教育が長かったのでその方法を教育と思ってし
まいがちです。
どういうことかと申しますと、世間一般のことは知っておく方が
よいという程度の教育です。
製造業なら、このことを知っておく必要があるとかです。
企業間競争に勝つには、
社員教育にも差別化が必要になります。
流行に乗り遅れまいと他社と同じ教育で、知識を詰め込んでも
ほとんど意味がありません。
会社での教育は何のためにするかというと業績をよくするため
です。
業績を良くするには、何かで1位を獲るのが早道です。
何で1位を獲るかも決めていないのに、教育をしても無駄が多く
なります。
例えば、電話対応の新人研修でよくあるのが名前と会社名そして
用件を聞いて担当者に回すというのがあります。お客さんからす
ると内容の解らない新人に一々説明する時間は取りたくない訳で
す。10人ぐらいの会社なら直ぐ回してもいいのではないでしょ
うか?
何千人もいて、誰が担当か解らないほど大きな会社ならともかく
会社名は?お名前は?用件は?と聞く必要はあるんでしょうか?
それなら、早く回し他社との差別化を図った方がよいのではない
でしょうか?
勿論その方法が、戦略目標にふさわしい方法であることには違い
ありませんが、いずれにせよ差別化が必要です。
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4.教育より訓練を重視し習慣化する
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継続は力なりといいますが、この継続が出来ないのも中小企業の
悩みです。
その原因の一つが
教育と訓練をセットで考えていないところにあ
ります。教育は頭で、訓練は体で覚えるものです。時間をやりくり
してなんとか研修に出掛けたのはいいですが、
覚えてきた内容を
会社で訓練する場がありません。
ましてや社長が受けたこともない研修に、タイトルだけで判断して
社員を行かせても意味がありません。
いい内容を聞いてきても、社内に戻れば報告して終わり。
人、物、金が足りない中小企業がやるべきことではありません。
それ以上に、
これと決めたら訓練をして身に付けることを重視すべ
きです。
例えば、仕事に掛かる前に今日一日やるべきことを書き出し、完了
したらひとつずつ消していく。
これはアイビー・リーという生産性向上コンサルタントが始めた事
です。たったこれだけのことで、生産性はグンと上がります。
この習慣を付ければ、
やると決めたことは実行するという成功の習
慣が身に付きます。
このように習慣化できるものを重視すると、それ以降未来永劫
生産性が上がることになります。
仕組みをしっかり作ることですね。
以上、2回に渡って組織戦略についてお伝えしてきました。
大会社の組織作りとは、違うということをご理解いただければ幸い
です。
◆ 次回の配信予定は6月12日予定です。 ◆.