中小企業経営戦略　竹田陽一によるランチェスター経営の三重県正規代理店　ランチェスター経営三重

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　　エジソンに学ぶ、この名言をなんと心得る　[Vol 228]

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2016/07/22━■□■


目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

　　１．不満こそが、進歩するための鍵である

　　２．命令を質問の形に変えだけで・・・

　　３．私を天才だと言う人がいるが、それは違う　　　　　　
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　　１．不満こそが、進歩するための鍵である
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　前回、前々回と自己啓発と時間戦略というテーマで書いて

　きましたが、その際にエジソンの名言について調べることがあり

ました。自分を高めることに役立つ言葉がありましたので、お知

　らせするとともに一緒に考えていきたいと思います。

　『不満こそが、進歩するための鍵である』

　私は、今年５８歳になりました。あっという間にでした。子供

　の頃自分がこの歳になるなんて想像出来ませんでしたが、当時

　考えるようなお爺ちゃんだとは想像が出来ていません。

　人間が老いるというのは、肉体的に老いることと精神的に老いる

　ことの２つがあると思います。

　肉体的に老いるというのは、解りやすいですが精神的に老いる

　とはどういうことなのでしょうか？

　自らの人生こんなもので、後は余生（余った時間）と考えること

　が精神的に老いることです。

　私は、まだ社会に出ていない子供が二人いますが、私が居なく

　てもまあなんとかしていくだろうというものはあります。

　ですからこんなものと考えてもいいかもしれません。
　
　つまり不満がないのです。ところが、そう考えると不安が出てき

　ます。

　その不安とは、自分が退化して、老いていくという不安です。

　自分の生活の中に不満を抱き、それを他人にぶつけるのではなく

　自分の成長で、克服すると考えられればまだまだ老いることは

　ありません。

　それには、次のエジソンの言葉を見習うことです。

　　　『世の中が必要としているものを、つねに探せ』

　その年齢にならなければ、解らないことというのは必ずあります。

　何が必要かを探し続けましょう。

　少なくとも企業家であれば。


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　　２．命令を質問の形に変えだけで、
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　目標の４つの原則の第一番目に、自分の欲求に応える目標という

　ものがあります。自分がその目標を達成したいと思わなければ

　目標を達成することは難しく、達成したとしても楽しくありません。

　会社の仕事には、自分にとってそれほどの欲求はないのに、達成

　しなければならないものが少なからずあります。

　仕事を楽しいものにさせる方法を、エジソンが言っています。

　　 『命令を質問の形に変えだけで、

　　　　気持ちよく受け入れてもらえるだけでなく、

　　　　その人の創造性も発揮される』

　これは部下に対する言葉ですが、自分自身に置き換えても同じこと

　が言えます。

　話は少し変わりますが、ＩＱ１３０以上が入れる小学校があります。

　そこの一人の女子生徒が、ミミズを見つけてミミズの色が違う

　のが不思議で、そのミミズを持って先生に聞きにいきました。

　すると先生は私の想像する答えとは全く違うことを言っていた

　のです。

　それは、「どうしてだと思う」の繰り返しでした。

　そうしたらその子は、このミミズを飼ってみると言い出したのです。

　つまり研究したいという気持ちが起こってきたのです。

　自らに問い掛けてみてください。

　　『どうしてだと思う』と

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　　３．私を天才だと言う人がいるが、それは違う
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　エジソンと言えども、あれもこれもやっては大した成功はしない

　と聞いて私は少し安心しました。

　　　『私を天才だと言う人がいるが、それは違う。

　　　　みんなが自分の力をあらゆる方向に分散

　　　　させているのに対し、私は全てのエネルギーを

　　　　ひとつの仕事に集中しているだけなんだよ。』

　フォードも同じことを言っています。

　エジソンは、成功に関して次のような表現もしています。

　　『成功に不可欠なのは、自分の力を一点に集中することである』

　周りの意見を聞きすぎると、いつの間にかあれもこれもやらされて

　能力を分散してしまっていることがあります。

　ランチェスター戦略を勉強されている人はそのようなことはないと

　思いますが、一点集中、各個撃破主義で一つ一つ達成していきま

　しょう。

　【おまけ】

　最後にエジソンからの励ましの言葉です。

　　『失敗なんかしちゃいない。

　　　うまくいかない方法を七百通り見つけただけだ』

　出来るに決まっているその方法を見つけさえすれば、そこに到達

　するのです。その方法を見つけることに全エネルギーを集中

　させることです。


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　　　　◆　次回の配信予定は８月１２日予定です。　◆

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　　自分は熱意願望型か、素直実行型か決める　[Vol 227]

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2016/07/08━■□■


目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

　　１．自分は熱意願望型か、素直実行型か決める

　　２．無から有は生まれない、その有とは

　　３．ダイヤモンドの土地は、ここにある　　　　　　　　　
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　　１．自分は熱意願望型か、素直実行型か決める
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　業績のよい社長を調べると、２種類の人がいるそうです。これは

　私の師、竹田陽一先生が調べた結果です。

　竹田先生は、現在の仕事前企業調査会社にみえました。そのため

　各企業の決算書が見れたそうです。それで業績のよい社長がどう

　やって業績が良くなったかを調べたそうです。

　熱意願望があり、若いときに独立して成功した人が一つ目のパタ

　ーンです。この人は目立ちます。

　みんなから注目され、あこがれられる存在です。もちろん、これ

　を真似して、失敗した人も多くいます。

　大体３０代で独立をしているそうです。

　もう一つが、高い熱意願望はなく生活のために一所懸命頑張って

　きた結果業績が良くなってきた。少し余裕が出てきたので経営の

　勉強をしたら自分のやってきたことに自信を持ち、さらに上の

　目標を目ざしたというパターンです。

　先のものが、『熱意願望型』、後者が『素直実行型』です。

　この比率は、１：２０ぐらいだたそうです。

　もう一つあります。熱意願望もそれほどなく実行力もない、

　『夢見る怠け者型』とでもいいましょうか。これでは成功すること

　はありません。

　どちらのタイプで行けばよいかは、自分の持っている能力を

　含めた資産を振り返っていることです。私は４５歳で独立しま

　したので、必然的に『素直実行型』でいくしかありませんでした。

　そこで、ルールを学びルールに従って実行するようにしてきました。

　お陰さまで、１３年どうにかやってこれています。

　どちらのタイプかは、セミナーでチェックしましょう。

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　　２．無から有は生まれない、その有とは
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　エジソンの言葉に次のような言葉があります。

　　『 成功というものは、その結果ではかるものではなく、

　　　　それに費やした努力・時間の統計ではかるものである』

　文明の発達には、何年も人間の努力があります。

　もちろん天才的な閃きも必要です。エジソンは、そのことを次の

　言葉で表しています。

　　『１％のひらめきがなければ、９９％の努力は無駄である』

　そうは言っても、天才的なひらめきがない人でも、。エジソン

　ほどではなくても成功を納めたいと思うものです。

　天才的なひらめきがない凡人が出来ることは、時間量を拡大する

　ことです。

　自己啓発というと自分の興味のあることにチャレンジして今まで

　より少しでも能力を高めることと捉えられる節があります。

　趣味の範囲ならこれもよいですが、本当に成果を出そうとする

　ならば、そのことに対する投資時間を拡大しなければなりません。

　セミナーでは、仕事時間を拡大することをお伝えします。仕事は

　遂行することで対価が得られ社会貢献が出来ます。

　さらに、自分が苦手なことであろうが、どんなことがあっても

　達成しなければなりません。ここが趣味と違うところです。

　こういったことから、自分の潜在能力を発揮せざると得ません。

　時間量を拡大するには、目標を明確にすることです。何時間仕事

　に費やすかを明確にします。具体的な数字はセミナーでお伝え

　しますが、年間３２００時間は投入しなければ凡人が能力を

　開発するのは不可能です。


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　　３．ダイヤモンドの土地は、ここにある
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　テンプル大学を開設したラッセン・コンウェル牧師は、その資金

　を集めるためにダイヤモンドの土地という演題で講演会を行った

　そうです。

　一人の農夫がダイヤモンドの鉱脈を掘り当てようと農場を売り払い

　鉱脈を探す度に出ます。ところがどれだけ探しても見つけることは

　できませんでした。そのことに嘆いた農夫は海に身を投げて自殺を

　はかります。

　その後、農夫の土地を買った人が念のためにと調査したところ

　その土地からダイヤモンドの鉱脈が出てきたという話です。

　この話から、私たちにとってダイヤモンドの鉱脈は自分の最も近い

　ところにあるということを気づかされます。

　その一つが、自分自身に与えられた時間です。

　二つ目が、今の仕事です。そして自分のまだ見ぬ能力です。

　最後の四つ目が地元です。

　これほど強いものを捨てて、自分の時間を使わず楽に儲けられる

　仕事はないかなと探しても、それこそ時間の無駄です。

　この四つを見直し、磨いていけばキラリと光るダイヤモンドは

　手に入ります。

　その方法は、セミナーにてお伝えしたいと思います。

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　　自己啓発なのに、人と比較してしまう人間の性　[Vol 226]

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2016/06/24━■□■


目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

　　１．西洋的自己啓発と東洋的自己啓発の違い

　　２．自ら成長する歓びを知る

　　３．時代は「時は金なり」から「時は命」へと変わった　　
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　　１．西洋的自己啓発と東洋的自己啓発の違い
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　私が自己啓発に興味を持ちだしたのは、２９歳のときです。

　それまで成功したいとか、成し遂げたいとか多少なりともありま

　したが、せいぜい周りの人間より上でいたいという程度でした。

　ひょんなことから、『成功哲学』という言葉を知り考え方を変え

　れば貴方も成功者になれるといううたい文句に乗せられて勉強を

　始めました。

　勉強をしても大金持ちになりたいとか、歴史に残るようなことを

　したいなどという気持ちは起こりませんでした。

　しかも成功哲学に出てくる事例は、事業で成功して大金持ちにな

　ったという内容が多かったので、心のどこかでそういった人たちを

　軽蔑していたのかもしれません。

　それも気づいたことがあります。それは余りにも自分の人生を

　見下していたことです。

　日本という環境がそうした考えを持たせる要因になっているのか

　はたまた三重という地域性がそうさせるのか解りませんが、争い

　が嫌いなのです。

　人並みならオッケー。人を出し抜いてまで成功したと考えられ

　られませんでした。

　そういう私ですから、自分の人生に期待することはほとんどあり

　ませんでした。ですから目標を立てるとか何かを成し遂げるという

　強い気持ちが欠けていたことに気づかされたのです。

　そして３０年が過ぎて、ようやく解ってきたことがあります。

　それは、成功とは人との比較ではないということです。特に東洋的

　な思想で何かを成し遂げていくには、このことを理解しておかなけれ

　ばなりません。

　自信がない人ほどそうですが、結果を示したがります。自信がない人

　は、自分を認めてほしい訳ですから自分はここまでやっていると言い

　たい訳です。

　資本主義の社会で最も解りやすいのが、所得です。私はいくら儲けた

　などと自慢するのは自分のやっていることに自分自身が価値を認め

　られないからです。

　次のことを考えてみてください。

　年収１億円の人がいます。税金を納めるのが勿体ないからと言って

　合法的に節税をしています。

　方や、年収３００万円ですが節約をして毎年５万円世の中の困って

　いる人に使ってほしいと寄付しています。

　皆さんは、どちらを良しとしますか？

　私は残念ながら、後者の人間になりたいと思ってしまうのです。

　それでも自分は成長したいと考えています。これが東洋的自己啓発

　ではないかと思います。

　ところが日本人でも結果が出ないのなら、自分を変えてまで成長

　自己を啓発するなんて必要がないと思う人が増えているような気が

　します。自己啓発とか成長は、日本人とて必要なことなのです。

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　　２．自ら成長する歓びを知る
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　自己啓発の意味を、ウィキペディアで調べると次のように載って

　います。

　　　自己をより高い段階へ上昇させようとすることである。

　　　「より高い能力」、「より大きい成功」、「より充実した

　　　　生き方」、「より優れた人格」などの獲得を目指す。

　その成果は、今の自分から新しい自分になった成長度合いという

　形で現れてきます。

　見方によっては、より価値ある人生を過ごした証だと言えます。

　そう考えてくると、自社の社員に自己啓発を促すことはリーダー

　として当然のことだと思えてきます。

　古いリーダーというのは、組織をまとめて何かを達成するだけで

　組織に所属する人たちは、何か得るものがあったのです。

　その象徴的なものが、富です。富が増えれば、大方の人がよいと

　考えました。ところが今は、富が大方の人を満足させるかというと

　そうではありません。

　ここに新しいリーダーの難しさがあります。

　昔は、富＝幸と考えられていました。今はそうではありません。

　これは私の自論ですが、自らが成長し、世の中の役に立っている

　という生きがいを持てるようにする必要があるのです。

　まずは、自らが成長することの歓びを知ってもらうことです。

　リーダー時給いくらの労働力の供給元なんて考えていたら、実現は

　しませんけど・・・・

　万が一、そんなリーダーの下で働いているにしても自分の人生です

　から自らを高めることはしていく必要があります。


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　　３．時代は「時は金なり」から「時は命」へと変わった
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　「時は金なり」という名言がありますが、今や「時は命なり」と

　言い換える時代になったと思います。

　今の日本では、お金のために働くという人が少なくなったのでは

　ないでしょうか？

　稼ぐだけのために働くということは、仕事が主役です。本来自分が

　主役で仕事はそのための手段。

　仕事をやりがいのあるものにするには、自らの欲求を明確にする

　ことです。

　先ほどリーダー像について少々触れましたが、悪いリーダーの下

　で仕事をしているならば、その人の欲求はもっと良いリーダーの

　下で働きたいということになると思います。

　それなら違う会社に行こうというのは、決して健全は心構えとは

　言えません。

　私の提案は、

　　『自分が時間を費やす価値ある会社にみんなでしましょう』

　というものです。

　上司の愚痴を言っているということは、同じ穴のむじなです。

　上司すらも、変えてしまうような実力を持てばよいのです。

　それには、相当な努力が必要になります。

　まずその上司の考えを理解し、その要求を満たしつつ自己実現

　していくのですから、まあ大変です。

　そのためには、自分が成長する環境を作ることが必要です。

　それは人がやらない仕事、人が嫌がる仕事を率先して引き受ける

　ことです。そんなバカなと言われるかも知れませんが、本当です。

　人がやりたがらない仕事を、一生懸命すると直ぐにその仕事では

　１番になれます。それだけでその会社では価値ある仕事をし始めた

　ことのなるのです。

　そんなこと言ってもよく解らないという方は、７月のセミナーに

　お越しください。

　きっと考えが変わると思います。

　次回のメルマガでは、そのセミナーの元となっている

　　『自己啓発と時間戦略』についてお伝えしたいと思います。


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　　どうせ思考を排除する　[Vol 217]

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2016/02/11━■□■


目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

　　１．自らの欲求を呼び起こす

　　２．どうせ思考を解除する

　　３．やりたいことを思いつく習慣を付ける　　　　　　　　
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　　１．自らの欲求を呼び起こす
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　私の尊敬する先生の一人に、日野原重明先生がみえます。聖路加

　病院の院長で、現在１０４歳。

　日野原先生は、この年齢で講演の舞台に立ち歩き回って人々に

　訴えます。そして来年再来年と１０年先まで予定を決めている

　そうです。私はこの話を聞いて、年齢を取れば取るほど強い欲望

　が必要だと感じました。

　強く生きるというのには、自分がやりたいことを多く持つという

　ことではないかと思います。

　ところが豊かな日本に育った私はあまり欲求がありません。

　車が欲しい、遊びたい、家が欲しいと思ってはいたのですが、

　めちゃめちゃ苦労して手に入れた訳でもありません。

　こんな状況だと大きい小さいは別にして、ひと通りのものを

　手に入れたら欲しいものはなくなってくるんですね。

　それなりの満足を得たところから、次へ進む欲求がなくなって

　きます。

　こんなことが続くと、自分への不信感が募ってきます。

　つまりは自信を持たず、存在意義も良くわからない状態になる

　のです。

　そしてついには気力が減少していくのです。

　こういった人が、まずやるべきことは自らの欲求を呼び起こす

　ことから始める必要があります。

　

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　　２．どうせ思考を排除する
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　実は欲求、やりたいことが思い浮かばないという訳ではあり

　ません。どうせできないと決めてしまう脳の習慣があるのです。

　例えば、やりたいプロジェクトを思いついたとしましょう。

　仮にそのプロジェクトを成功させる方法を考え出したとします。

　それでも、「どうせ」という脳が働くとどうなるか？

　どうせ出来たところで大した成果は上がらない。どうせ周りから

　認められない。そうなると次は、やっても仕方がない。

　そして欲求は抑え込まれてしまうのです。

　こういった脳の制限が外された状態にして、やってみたいことを

　考えるのです。そして大切なのは、書いて具体化することです。

　具体的とは、描けることをいうのだそうです。たとえ文章でうまく

　伝えきれなかったとしても、自分の頭で考えてだけと一度書いて

　みることは雲泥の差です。

　脳からアウトプットすることは、最も重要です。

　皆さんは、人に言った手前実行せざるを得なくなった経験はあり

　ませんか？こういうことですね。

　とにかく、自分がやりたいと思ったことを書き出す習慣を付ける

　ことです。
　

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　　３．やりたいことを思いつく習慣を付ける
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　その方法ですが、前回のメルマガでお伝えした。明日やるべき

　ことを書き出すアイビー・リーが考えた方法を応用します。

　明日やるべきことを前日に書き出し、実行するごとに消していく

　とその都度出来た、出来たと自分に話しかける訳です。

　自分がやろうとすることを、その時間精一杯使ってやったとする

　とおそらく「あれがしたい」とか「これがしたい」と思いつかない

　と思います。思いついたとしても忘れ去れてしまいます。

　まずは、自分がやるべきことをしっかりと終わらせることです。

　これが出来るようになれば、余裕が出来てきます。すると自然に新

　しい欲求は発生してくるのです。

　こんな程度で出来るんだったら、ついでにここもやっておこうと

　考えるのです。

　こうして思いついたことを明日やるべきことのメモ紙の裏側に

　書き留めておくと便利です。

　そして１週間ごと別の紙にまとめます。これが自分のやってみ

　たいことになるのです。

　但し、ここまではあくまで自分の欲求です。現実的でないことも

　含まれています。これを本当の目標にするには目標の原則に

　従って考え直す必要があります。欲求を目標に変えなけければ

　達成することすなわち成功することは出来ません。

　こうして作られた目標は、自分がやりたいと思ったことに基づ

　いていますのでやる気・モティベーションは高くなります。

　しかしこれだけでは、達成することは出来ません。何をやれば

　その目標を達成できるのかという行動計画がないからです。

　目標と行動計画が一体になり、そこにモティベーションが加わる

　と成功への道を歩み始めます。

　こうして達成した目標は、自信になります。自らが考えたこと

　に自らが行動を起こし結果を出していくわけですから当然です。

　詳しくは５月１４日（土）６月１８日（土）２日間掛けて行い

　たいと思います。

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　　実行力を高めて輝く人になる法　[Vol 216]

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目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

　　１．積極的な思考が成功率を高める

　　２．「自分は出来ている」と感じられる環境を作る

　　３．自分の行動が自信を生み出す仕組み　　　　　　　　
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　　１．積極的な思考が成功率を高める
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　２月のビジネスセミナーでは、『実行力を高めて輝く人になる法』を

　テーマにセミナーをさせて頂きます。

　何かを成就するには、精神的な部分と論理的な部分が必要になります。

　ランチェスター戦略は、論理的な部分ですが精神的な部分も必要に

　なります。願望とか熱意という精神的な部分は５３％です。

　モティベーションという言葉は、動機付けと訳されます。

　ｍｏｔｉｖａｔｉｏｎですから、ｍｏｖｅにその元があります。

　達成するには、行動が必要になります。どうすれば行動が起こし

　安くなるかを知っていることは成功に一歩近づくことになります。

　行動を促進するためには、常に出来るという状態にすることです。

　積極的思考というものです。

　人間の脳というのは、課題が与えられたときに今まで得られた情報

　から出来るか出来ないかを寸時に判断するそうです。

　しかもこれは無意識のうちに行われます。

　その後、その結果を証明するように行動していきます。

　ところが案外会社で行われているのは、どうして出来ないのか

　という点を追求してしまっています。

　　　「なんで、お前は出来ないんだ！」

　こういうことを言っても、元々出来ないと考えている人に結果を

　出させることには無理があります。

　出来ると思えるのは、本人が自信を持っているからです。

　言葉を換えれば、自信を持たせるということです。自信を持てば

　出来ると思え、出来ると思って行動すると成功率が上がります。


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　【実行力を高めて輝く人になる法】

　　　

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　　２．「自分は出来ている」と感じられる環境を作る
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　これは組織であっても、個人であっても同じですが

　「自分は出来ている」と感じられる環境を作ることから始めると

　うまく行きます。

　どんな方法があるかですが、まず自分自身への言葉です。

　積極的な言葉を自分自身に浴びせることです。これは昔からよく

　行われていることです。ことわざとか言い伝えがそれに当たります。

　ことわざは、先人の経験から出たことで、「早起きは、三文の徳」

　「備えあれば憂いなし」「七転び八起き」などで自分自身への

　戒めとも言えます。

　自分は出来ているということを宣言するということはあまり一般的

　には行われていませんが、アファーメーションと言います。

　積極的な自己宣言です。詳しい内容は、別の機会にいたしますが

　自分は出来るとつぶやいて、行動を起こすとさらに効果的に自分が

　出来ていると思わせることができます。

　次は、周りから積極的な言葉を掛けることです。褒める機会を多く

　することです。組織で言えば、表彰制度を作ることです。この表彰

　は、質ではなく量の方が重要です。副賞は賞状を渡し社内で掲示

　するだけでも結構です。表彰の機会を多く作ることです。

　ゴキブリ団子のタニサケでは、ありがとうカードというものを

　使って、お互いに良い点を見つけて褒めるという活動をしています。

　ありがとうカードを書いた人も、書かれた人にも金一封が贈られる

　そうです。

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　　３．自分の行動が自信を生み出す仕組み
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　「自分は出来ている」と感じられる仕組みは他にもあります。

　アイビーリーという生産性向上コンサルタントがアーノルドシュ

　ワップに提案したと言われている方法の応用です。

　この方法は誰でもできる簡単な方法です。

　前日は、明日やるべきことをメモ用紙に書き出します。次にその

　左側に優先度の高いものから順番に１，２、３と数字を振ってい

　きます。

　翌朝、仕事をこの順番に従って行っていきます。そして一つ実行

　するたびにその項目を消していきます。

　このときに、「よし！出来た」と心の中で呟くのです。こんな事は

　恐らく実行された方もみえると思います。私もこういったモティベ

　ーションの勉強をするまでもなく仕事が溜まってくると箇条書き

　にして、消し込みをしていました。

　ところが大きな違いがあります。私がやっていた目的は、仕事を

　こなすためです。

　ここでの目的は、「自分は出来ている」という状態にすることです。

　ですので、毎日実行して出来た、出来たと言い続けることに意味が

　あります。

　さらに効果的にするには、１週間に１回実行した数を数えてこんな

　にも達成できたんだぁ〜と振り返ることです。

　詳しくはセミナーでお伝えしますが、まず出来るという気持ちに

　することから始めると効果的に組織が動きます。

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　　　人生の流れを大きく変える自己啓発と時間戦略の継続方法

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目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

　　　１．人の３倍時間を確保する法

　　　２．石の上にも３年。成果を出すには３年掛かる

　　　３．１年継続すると周りの見方が変わる

　　　４．３年続けると目にみえる成果が出てくる　　　　　．＋　

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　　　１．人の３倍時間を確保する法
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　長時間労働を覚悟したら、その目安として３倍型の３２００時間を

　目指してください。

　ご家庭をお持ちの方は、まず話し合うことから始めることですね。

　必勝の３２００時間を実行するには、次の３つが大きな壁です。

　★朝のスタート時間

　　仕事のスタートは、７：３０から始めてください。

　　夜が遅い仕事は、同業の１時間前にスタートします。

　　そのためには、早起きが必須です。

　★サービス残業を率先して行う

　　仕事を辞書で調べると「生計を立てる手段として従事する事柄」

　　とありますが、

　　もう一つ「何かを作り出す、または、成し遂げるための行動」

　　という意味もあります。

　　何かを成し遂げるためには、それだけの時間が入ります。

　　これは、趣味や遊びでも同じです。

　★休日仕事の研究をする

　　自分が今すぐ能力を発揮するのは、今の仕事です。

　　今の仕事を徹底的に研究する。それには就業時間だけでは

　　足りません。

　必勝の３２００時間を達成するには、この３つの条件をクリア

　することが必要です。

　それには、家族、周りの協力が必須です。

　１年３６５日から、土日、祝祭日、盆と正月の休みの数を引いた

　残りの日数だけで達成することはできません。

　人生の流れを大きく変えるための投資だと考えて、覚悟を決めて

　ください。

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　　　２．石の上にも３年。成果を出すには３年掛かる
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　最初の壁は、早起きです。

　会社の出勤時間は、会社が決めたものです。

　他人が決めたものに従うほどリスクが高いことはありません。

　うまく行かなければ、ペナルティーでうまく行ったら普通です。

　朝早く起きるためには、自分で出勤時間を決めることです。

　９時開始なら、８時出社。

　車で通勤なら渋滞前に。電車なら座れる時間帯に自分の出勤時間を

　決めることです。

　社長が７：３０以前に出社しているところは業績がよいらしく

　興味のある方は、業績のよい社長を２、３選んで聞いてみてください。

　夜も終了時間を決めることです。

　開始は早く、終わりは限りなくでは継続が難しくなります。

　ペースを崩さないことが、継続の鉄則です。

　最初の３ヶ月は、始まりと終わりの時間をしっかりと守ることだけ

　に集中します。

　その３ヶ月の間に、普段やれていないことを片付けるのが一番

　効果的です。

　目的なしに早く起きるのは、難しいですから。

　名刺の整理、顧客名簿の作成、お礼状を書く、勉強をする、本を読むなど

　一覧表に書き出してみるといいですね。

　私は自己啓発のテープを聞く時間にしました。

　そしてその本文を写経のように写したことがあります。

　また朝の時間を利用して、音読し録音することもしました。

　会社の場合は、仲間を作るのもいいです。

　こんな具合に３ヶ月を乗り切ったら、６ヶ月の壁に挑戦してみて

　ください。

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　　　３．１年継続すると周りの見方が変わる
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　１年続けると周りからの見る目が変わってきます。

　こういうときは、周りの噂話に耳を立てて噂を聞いたら

　「うん、できている」と自分で自分をほめてください。

　運よく後輩が入社してくるようなことがあれば、益々早出は加速さ

　れます。

　人は人の期待に沿うように行動してしまうそうです。

　ピグマリオン効果というそうですが、それを利用するのです。

　反対に、諸先輩方の中には足を引っ張る人もいます。

　　「そんなことをして何になるんや」

　　「意味がない」

　　「朝早くからご苦労さんやのう」

　酷い人になると、電気代がもったいないとまで言ってきます。

　耳を貸さないのが一番ですね。

　特に仕事の業績が上がってくるとこういう攻撃が厳しくなる

　ようです。

　私の師である竹田陽一先生も営業で成功し始めたころ、会社が

　早朝出勤を禁止してきたそうです。

　先輩の嫌がらせだと思いますが・・・・

　竹田先生は、出勤せずに近くのホテルでモーニングを取って

　仕事をしていたそうです。



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　この直感で、「出来る」と判断する可能性が高い人が積極的な人で

　「出来ない」と判断する人が消極的な人です。

　幼い頃から能力も勿論のこと環境がよくて「出来る」と判断する

　習慣が付いている人はよいとして、そうでない人はどうすれば

　よいかです。

　直感的に判断するのですから、自分の意思ではどうしようもない

　ですから、訓練して「出来る」と直感を感じるようにするしか

　方法がないのです。

　ここでは量稽古・時間エネルギーによって、成功するのが当然と

　考えらようにする方法をお伝えします。


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　　　４．３年続けると目にみえる成果が出てくる
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　３年続けると拡大した時間量で目にみえた業績が現れてきます。

　営業の場合は、雑件が人と会えない時間で片付けられるため

　お客さんと会う頻度が高まります。

　事務であっても、余裕が出来てきますので仕事が予測できる

　ようになってきます。

　仕事は時間で効率的に行なうように指導されますが、効率的に

　時間を使おうとすれば、それだけ余裕がなくなり無計画な仕事を

　してしまいがちです。

　結果的に、効率的にしようとすればするほど、非効率になります。

　とは言え、この成果にあぐらをかいていては人生の流れを大きく

　変えることはできません。

　修行と思って、もう２年続けてください。

　仕事の質が高まり、大局がみえるようになってきます。

　そうすると独創性のある仕事ができ、益々成果が現れてきます。

　今でも十分に成功されていると思いますが、さらに上を目指して

　よき人生を歩むために、時間戦略を実行ください。

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◆　次回の配信は３月８日予定です。　◆

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　　「考え方が変われば、行動が変わる・・・」ってホント？

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012/02/09━■□■


目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

　　　１．能力のある人しか成功できないと思い込んでいませんか？

　　　２．秀でた能力が未だ見つかっていない人は失敗者か？

　　　３．成功するのが当然と自分で自分を騙す

　　　４．人の３倍時間を使えば、積極的思考になる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．＋　
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊

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　　　１．能力のある人しか成功できないと思い込んでいませんか
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　皆さんの後輩に、先輩に言われたことが直ぐ出来るという人は

　いませんか？

　１言えば、１０解るという人です。

　こういう人をセンスがある人といいます。

　天才はもっと凄いようですね。

　ジャイアンツの長嶋さんは、来た玉を振ったらホームランになる

　そうですから。

　体操の森末慎二氏も同じようなことを言っていました。

　ムーンサルトなんて、教えられなくても見てやってみたらできた

　そうです。

　「なぜ出来ないのかよく解らないだから教えることが出来ません。」

　とまで。

　私はこうは成れません。

　だからと言って成功したいという気持ちが無い訳ではありませんし

　成功できないとも思いません。

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　　　２．秀でた能力が未だ見つかっていない人は失敗者か？
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　マリナーズのイチローが書いた小学校６年のときの作文が出回って

　います。

　小６のときに、既にドラゴンズかライオンズに入りドラフトで

　契約金が１億円以上が目標と作文で書いています。

　しかもその裏づけもしっかりとあり、３歳から練習をして小学校３年

　から３年間は、３６５日練習しているそうです。

　友達と遊ぶ時間は、週に５，６時間だったそうです。

　小さい頃、既に自分の秀でた能力と出逢い、それに９年間という

　時間を集中させてきた自信がうかがえます。

　ではこれだ！というものに出逢っていない人はどうすればよいので

　しょうか？

　逆もまた真なりで、最初に時間を投資することです。


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　　　３．成功するのが当然と自分で自分を騙す
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　人が、物事を判断する場合状況を把握し、その状況で自分にとって

　最適な行動を選択すると考えられてきましたが、人間の脳の研究から

　そうでないことが解りました。

　物事を判断する場合、自分の体験や経験などインプットされた

　情報から、直感的に「出来る」「出来ない」を判断します。

　自分の行動の結論を先に出すということです。

　その後、「出来る」と判断したらどうすれば出来るか。

　「出来ない」と判断したらどうすればやらずに済むか。

　こう考えていくそうです。

　理性ではなく、直感で判断するのだそうです。


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　この直感で、「出来る」と判断する可能性が高い人が積極的な人で

　「出来ない」と判断する人が消極的な人です。

　幼い頃から能力も勿論のこと環境がよくて「出来る」と判断する

　習慣が付いている人はよいとして、そうでない人はどうすれば

　よいかです。

　直感的に判断するのですから、自分の意思ではどうしようもない

　ですから、訓練して「出来る」と直感を感じるようにするしか

　方法がないのです。

　ここでは量稽古・時間エネルギーによって、成功するのが当然と

　考えらようにする方法をお伝えします。


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　　　４．人の３倍時間を使えば、積極的思考になる
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　どれだけの時間を使えば、考え方が積極的になってくるのか

　勿論これは人によって違います。

　またその使い方によっても当然異なってきます。

　これまでのところでお解りのように天才ではない人は「出来る」と

　思おうとしても、直ぐにそう思えるものではないということです。

　それどころか副作用まであります。

　出来ると口で言ってても、心の底で「そうなればいいなぁけど

　そんなに世間は甘くない」なんて打消したら、成功しないという

　暗示を掛けているようなものです。

　ここは一つランチェスター法則必勝の数値を用いて、物理的な理論値

　を考えてみたいと思います。

　競争相手の２．８３倍の量を投入すると勝てると導き出したのは

　バーナード・コープマンです。

　通常のサラリーマンは、年間１８５０時間働いています。

　そこで、この約３倍を適用します。

　さらに

　　　力　＝　量の２乗　×　質

　の公式から、時間という量には２乗が掛かっていますので

　ルート３倍が実質上の３倍になりますので、

　　１８５０　×　ルート３　＝　約３２００時間

　４倍型だと３７００時間になります。

　この時間量を仕事に集中投資すれば、必ず何かを掴めるはずです。

　これを石の上にも３年と言いますので、まずは３年間続けます。

　

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◆　次回の配信は２月２３日予定です。　◆