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利益を上げろ!と叱咤するのは経営者の仕事ではない
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2013/07/25━■□■
目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.利益を上げろ!と叱咤するのは経営者の仕事ではない
2.社長は、戦略の意味を知る
3.会社で行われる仕事はすべて業績をよくするためにある
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1.利益を上げろ!と叱咤するのは経営者の仕事ではない
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前回どの程度の利益を上げればよいかという目安についてお伝え
しました。
「よし計画は立った、後は各担当者に・・・」
これは経営者としての仕事の放棄です。でもそれが難しいんです。
「教育だ。嫌な仕事を部下にさせ」
こんなサラリーマン川柳がありましたが、自分が思いつかないから
部下にさせるというのは、戦略分野ではやってはいけないことです。
なぜなら戦略は、将軍の術。社長の術だからです。
ここで必要なことは、経営の本質を思い浮かべることです。
経営の本質とは、顧客創造です。
そして戦略とは目標を達成する効果的なやり方。もしくはその全社
的なルールです。
ですから、経営計画書作りの中心的な作業は、経営戦略の立案なの
です。
そしてそれが自社に合ったやり方でやられていれば、早く目標を
達成できます。
その2通りのやり方が、『弱者の戦略』と『強者の戦略』です。
兎に角利益を上げろ!とか。達成しろ!と言うのは経営者の仕事
ではないんですね。
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2.社長は、戦略の意味を知る
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広い意味での戦略とは何か。
一つが戦略目標を決定することです。
もう一つが、その運営方法を決めることです。
運営とは、仕組みづくりと教育・訓練です。
これだけを決めればいいだけなのですが、これをルール通りに決め
るがかなり難しいのです。
まず戦略目標とは、お客さんと直接関係する1、商品または有料の
サービス。2、営業地域。3、客層・業界の3つの重点と範囲のこと
です。
そしてこれらのどこに特徴を持たせて、他社との差別化をすること
なのです。
お客さんから見た存在意義をどこに求めるかを決めることですね。
私は、三重県の四日市というところを中心に仕事をしています。
そうすることが、競争相手も少なく効果性が高いと考えたからです。
三重県で存在意義がでれば、私の会社にとって意味のあることです
が、全国や県外で有名になっても意味の無いことです。
なぜなら地元でお客さんが増えた方が、移動距離が少なく、競争が
少なく、紹介も増えやすいからです。
しかも仕事中心ではなく、人間関係中心ですので取引が切れたら
それで終わりということが少ないのです。
この辺りは、自分の実力とは別のところです。戦争でいうと市場の
決定。経営戦略では、市場の決定になります。
地元で10年やってこれたというのは、競争が無かったからです。
競争が少ないところで戦うのが弱者の戦略ですから・・・
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3.会社で行われる仕事はすべて業績をよくするためにある
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ここで、もう一度確認しておきたいことがあります。
経営計画は何のために立てるのか。です。
それは銀行に見せる訳でもなければ、他の企業に発表することでも
ありません。
従業員に社長の威厳を保つためでもありません。
業績をよくするためにあるのです。
ですから、うちの会社はこうして差別化をすると掲げただけでは
片手落ちになります。
それをどのような手順で達成するのかを決めなければなりません。
そしてそれが日々の従業員の活動まで浸透しなければなりません。
例えば、私の場合戦略目標を決めた後、目標にアプローチすること
を決めました。
まず、名刺交換、葉書そしてニュースレターです。
この繰り返しをすれば、必ずランチェスター戦略を伝えることが
出来て、広がっていくと信じて続けてきました。
最初の3年は大変でした。
給与も取れない状態なのに、ニュースレターの送料だけで毎月
4、5万の出費でしたから。
どんどん貯金の残高は減っていきますし、新しい事務用品を買うの
にも、これは効果があるんだろうか。と中々決断できませんでした。
これらが仕組みです。
私の場合、教育・訓練というのは不要でしたが、それに代るのが
自分の習慣ずけですね。
教育・訓練というのは、頭で考えたことを訓練により体で覚えて
習慣にすることです。
悪しき習慣を止めて、良き習慣を会社に付けていくことですね。
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2013年07月25日
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