2012年03月22日

後発業者の参入は、成長1期が一番有利

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   後発業者の参入は、成長1期が一番有利

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目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   1.弱者の商品戦略を知る

   2.商品の寿命曲線を知り、その対策を知る

   3.どの商品に力を入れ、どの商品から撤退するか

   4.新製品開発の手順
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   1.弱者の商品戦略を知る
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 弱者の戦略、強者の戦略というのはランチェスターの法則から

 導き出された2つの戦い方の知恵です。

 中小企業の戦い方は、勿論『弱者の戦略』です。

 弱者の商品戦略を考えるときには、短い武器。槍と刀などを

 イメージすると解かりやすい
です。

 短いと遠くまで運べません。

 生もの、冷凍のもとか運びにくいものです。サービス業は自分自身が

 商品ですので、運びにくいですよね。

 また短いと一歩近づかなければなりません。

 説明とか現地調査などが必要なものです。

 そして競争はなるべく避けたいので、専門性の高いものがいいですね。

 勿論、前回書きましたように、市場規模が小さいというのも条件です。

 (株)マニーは、外科用の針を製造しています。

 その中でも眼科です。

 専門性が高いですよね。

 メスにも色々あるそうで、針金から作るものだけに絞っています。

 そして世界1位。

 営業利益率なんと37%。

 営業利益ですよ。粗利益率ではありません


 任天堂でも30%、ユニクロは16%です。


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  強い商品を作る手順は、『1位作りの商品戦略』

    ★ 詳しくはここから ★
       ↓ ↓
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   2.商品の寿命曲線を知り、その対策を知る
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 商品の寿命曲線は、売上の成長率を縦軸にとり横軸に時間を取ります

 すると次のような段階に分かれてきます。

  1、導入期

  2、成長1期

  3、成長2期

  4、成熟期

  5、飽和期

  6、衰退期

  7、消滅期


 と変わってきます。

 これはスタンフォード研究所が、いくつもの商品を調査して

 発見したものです。

 今までにない商品が世の中に初めて売り出される段階を

 導入期、そして普及率が上がるにつれて、成長1期、2期と

 続いていきます。

 これは、商品だけでなく業界でも、商店街などの立地条件でも

 起こります


 ところが自分の商品、業界がどの辺りにあるのかを知るには

 世の中の売上の成長を調べる必要があります。

 これが難しい。

 それと実際に経営に応用するには、世の中の変化を見て解かる

 必要があります。

 さらにそれぞれの寿命期にごとに対策を変えていかなければ

 なりません


 例えば、成長1期では競争もあまり激しくありません。

 そこで集中的な販売活動が必要になります。

 さらに成長2期になる前の準備をします。

 具体的には、商品数を増やす。細分化、差別化です。

 今のは成長1期ですが、成熟期、飽和期、衰退期とそれぞれの

 対策を変えていく必要があります。


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  ライフサイクルに合わせた商品対策は『1位作りの商品戦略』

    ★ 詳しくはここから ★
       ↓ ↓
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   3.どの商品に力を入れ、どの商品から撤退するか
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 では自社の商品のどれに力を入れて、どの商品から撤退するか

 をどのように考えるかです。

 ドラッカー先生が、4年に1度自分の商品を見直す必要がある

 と言っています。

 その方法は、現在取り扱っている商品を改めて今から始めるか

 を考えることだそうです。

 始めようと思わないものは撤退の準備をするべきだと言っています。

 こういった方法もよいかもしれませんが、客観的な数字で分析する

 方法もあります。

 それがボストンコンサルティングが考えたPPM分析です。

 ところがこれは、大企業向けで中小企業に応用する必要があります。

 この分析をすると次の4つのグループに分類されます。

   1、花形商品

   2、問題児商品

   3、利益商品

   4、負け犬商品


 勿論、これらのグループにもそれぞれ対策があります。

 売上が落ちてきたからと言って、負け犬商品に力を入れても

 エネルギーの無駄。

 こんなことをしていたら、いつまで経っても儲からない仕事を

 一生懸命することになります。

 商品数の多い会社さんは、今すぐ行ってください。

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  PPM分析を中小企業に応用する方法は、『1位作りの商品戦略』

    ★ 詳しくはここから ★
       ↓ ↓
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   4.新製品開発の手順
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 こんな相談が昔ありました。

 売上が下がって、工場が空いてきたので何か始めたい。

 なんか良い商品はないですか?

 というものです。

 これが一番失敗しやすい例です。

 非関連多角化
というものです。最低でも7年掛かります。

 それから自社の技術で開発したのだけど、売り先を見つけて欲しい。

 こういう相談もよくありますが、これも難しい。

 なぜかと言いますと、営業は商品の2倍難しいからです。

 世の中にニーズがあるのかどうかも解からない商品を、どこの誰に

 提供したらよいのか探してくださいと言われたらそう簡単では

 ないのはわかると思います。

 どの順番で、開発をしていけばよいか。

 これは最低限押さえておく
必要があります。


 以上2回に渡って商品戦略についてお伝えしてきましたが、

 戦略とは見えざるもの。

 繰り返し思考することで、ピカッと閃くものが出てきます。

 それに最適なのが、音声教材です。

 今までに音声教材で勉強されたことがない方は、少し安い目の

 教材で、トレーニングしてから高いものに移っていくと効果的です。

 車の移動、電車での移動、隙間時間を利用してお勉強ください。


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  1位の商品を作り出すには、順番があります。

     『1位作りの商品戦略』

    ★ 詳しくはここから ★
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◆ 次回の配信は4月12日予定です。 ◆


posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 08:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品戦略
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