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業界が飽和期に差し掛かったらこの手を打て!弱者の商品戦略
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012/03/08━■□■
目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.どんな商品、産業も、そして立地も衰退する
2.このまま自分の業界は突き進む。という幻想
3.商品が行き渡ると価格が落ち、衰退期に入る
4.おいしい市場は、資本力のある企業が持っていく .+
.+
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1.どんな商品、産業も、そして立地も衰退する
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私は、30年ほど前にある企業でコンピューターソフトの開発の
担当を命じられました。
当時は、大型コンピューターが主流でしたがオフコンと言う小型
コンピューターが登場し、中小企業でもコンピューターを導入し
始めた頃です。
前任者の方が、独立されるということで退職され欠員ができたと
いうことで急遽整備士だった私は会議に参加しました。
それが、私のコンピューター業界へのデビューです。
自動車の整備士として1年ちょっとそのために資格を取ってきた
にもかかわらず、何も解からない仕事への異動です。
でも私は切り替えが早かったですね。
「そうかぁ〜前任者が独立。俺も出来るかも」
不謹慎かもしれませんが、そんなことでも思わないとやってられ
ません。
>> 結局この仕事で独立することはなかったんですが・・・
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それから初心者の私は、COBOL(コボル)というコンピュータ用語
を必死で覚えました。
そして先ほども言いましたが、この業界はオフコンの普及と共に
社会に進出していくのです。
それと同時に、私の先輩がされたように独立をする人達がどんどん
現れ、ソフトハウスと言われる企業がどんどん出てきたのです。
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2.このまま自分の業界は突き進む。という幻想
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この業界で当時ささやかれたのが、プログラマー35歳説という
ものです。
35歳ぐらいになってくるとプログラミング能力が落ちて、能力の
限界にぶち当たり業界にはいられなくなるというものです。
そんなまことしやかな噂をよそに、この業界はまた加速するのです。
それがパソコンの普及です。
ダウンサイジングとかクライアント・サーバーなどという言葉を
覚えている方がみえると思いますが、これでもっと小規模な会社
にも、コンピューター化が進んだのです。
業界は益々加速、その上ワープロ、表計算などが広がり
1995年には、WINDOWS95がインターネットの普及に
貢献し、コンピューターを使えないものは仕事など出来ないという
状況になってきたのです。
私も、次はどんな世界がくるのか。
マイクロソフトやハードメーカーの動きを楽しみにみていたものです。
「これから、組織をどうやって大きくしていこうかなぁ」
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小さい会社は、こういう商品を手掛けろ
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3.商品が行き渡ると価格が落ち、衰退期に入る
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2000年になるとコンピューターが誤動作をして人工衛星が
落ちる。
信号が消え、道路は大混乱になり、水が出なくなりライフラインが
止まってしまう。
ノストラダムスの予言は、この2000年問題のことだ!
こんな噂が飛び交う中、この対応に追われ業界では一種のバブル
になっていました。
実はこのときを最後に、大規模なシステム開発という仕事はほとんど
なくなってしまったのです。
私は、この業界に25歳で入りました。そして45歳で業界を変わり
ました、その間20年です。
今ではコンピューターは、一人一台以上普及しているんではないで
しょうか
コンピューターが全員に行き渡ると、プログラムをコツコツ作成
していくというものは、よほど特殊なものしか必要がなくなって
しまったのです。
でもソフトハウスは存在していかなけばなりません。
ここまでの話はあくまでオフィスオートメーション、OAの分野
ですが、同じようなことが他の業界でも必ずや起こってきます。
私は、「○○屋だから・・・」というのは提供側、作り手側の
論理です。
消費者側は、自分の不満・不便を解消してくれるもの、さらに
便利になるものを求めるのであり、○○屋さんを必要としている
訳ではありません。
お客さんは、一旦満足するとそれが常識になり他の不便・不満を
解決したいという欲求が出てきます。
こういうのをニーズに変化というんですよね。
常にお客さんのニーズは変わり続けているということです。
逆に考えるとニーズに変化があるとき、後発業者は逆転の可能性が
出てくるのです。
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世の中の変わり目は、小さい会社・後発業者にとって
1位の商品を作りだすチャンスです。
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4.おいしい市場は、資本力のある企業が持っていく
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従業員100人以下の中小企業がニーズ変化になんでも食いついて
いけば、結果が出るかというとそれほど簡単ではありません。
市場が大きくなってくると、儲かりそうだとみんなが思い企業の
参入が増えます。
そうすると、さらに市場は大きくなります。
しかし競争が激しくなり、結果的に資本力のある企業に軍配が
上がります。
勿論、その間に勝てるだけの資金調達が可能になるまで大きく
なれば別ですが・・・
中小企業は、競争が少ない商品・サービスを手掛けて大手の
参入を避けなければなりません。
参入してきて、勝てそうもなかったら直ぐに逃げる。
その代わり、参入してくるまでは高い利益性を保つ。
大手がやっている商品やサービスを真似するなんてとんでもない
ですね。
会社の寿命を短くし、社長の借金を多くするだけです。
では、中小企業がどういう考え方で、商品・サービスを選べば
よいのか。
それについては、次回のメルマガでご紹介します。
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1位の商品を作り出すには、順番があります。
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◆ 次回の配信は3月22日予定です。 ◆
2012年03月08日
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