財務戦略は、経営推進力を上げるためにある
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012/01/12━■□■
こんにちはランチェスター経営三重岩崎です。
今回から詳細をブログで記述するようにしました。
目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.経営推進力とは何か
2.財務における2通りのやり方とは
3.資金の調達方法の第1は・・・ .+
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1.経営推進力とは何か
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会社での仕事はすべて「いい会社にする」このことだけにあります。
そんなことは解かっていると言われそうですが、油断すると
「いくらに値段を下げるか?」などという会議に時間を費やして
しまうことになりかねません。
財務も同じく、「いくらお金を借りれるか?」
ではなく、「どこにどれだけの資金を配分すればよくなるか」
こちらの方を考えていきたいものです。
そうするには、どこに配分すれば業績が良くなるのかを
整理しておく必要があります。
経営の本質は、お客作りにありますのでお客作り関連に
エネルギーを集中させた方が有利です。
1、競争力のある商品または有料のサービス
2、他社を寄せ付けない強い地域
3、他社に真似の出来ない客層・業界・販売ルート
この3つ場合によっては、いずれかを手に入れると推進力が
上がります。
こういうのを戦略目標と言います。
そして新しいお客を作り出す。営業対策。
繰り返し商品を購入して頂く顧客維持対策。
の5つが、お客作り関連です。
そしてこの5つで推進力の80%を占めます。
ですので、この5つに競争相手以上に資金の配分が出来るかが
企業間競争に勝ち残る分かれ目になってくるのです。
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2.財務における2通りのやり方とは
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2通りのやり方とは、ランチェスターの法則から導き出された
強者の戦略と弱者の戦略です。
財務における強者の条件は、以下の通りです。
1、従業員1人当たりの自己資本額が自社活動エリア内で1位
2、従業員1人当たりの自己資本額が1600万円以上
3、自己資本比率が、40%以上
この3つを満たしていない会社は、財務戦略では弱者の立場を
とらなければなりません。
一人当り自己資本額の中小企業(黒字企業)の平均は
400万〜450万ですので、その必須の数値2.83倍が
一つの分かれ目になるようです。
私は利益目標を数値化するときに、この数値を重視します。
私の会社は1.5人で運営しています。
経営コンサルタントの一人当り自己資本額は約400万円です。
1.5人で運営している会社では600万円が黒字の平均。
そんな理由から、資本金を300万円から600万円にわざわざ
増資しました。
増資したからって、どうなるものでもありませんが、これが私の
会社のボーダーラインと考えています。
次の目標は、これの1.3倍です。
1.3倍は5年間戦ったときの必勝の数値です。
こうして利益を蓄積していくと長く経営を見ることができます。
これも中小企業にとっては大切なことです。
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3.資金の調達方法の第1は・・・
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中小企業の資金調達の第1番目は、社長個人の資産です。
資本金をはじめ、当初の運転資金、支払などはすべて社長の貯金が
主な源泉になります。
これは独立起業した方は、痛感されていると思います。
私のような資本を使わない業種でも軌道に乗せるまでには1000万
円は必要になると思います。
お客さんを作るまでの期間の運転資金がほとんどでしが・・・
2番目は、仕入先からの借入です。
これは無利子の負債になります。
私の場合は、ランチェスター経営の代理店としてのスタートでした
が、勉強用教材として200万ほど必要でした。
竹田先生が無利子、無担保で貸してくれたのです。
通常の仕入とは違いますが、無利子での借入れは助かります。
但し、支払手形の場合は経理の作業コストが掛かりますので
要注意です。
3番目が、銀行借入で有利子負債になります。
このときの注意点は、短期と長期の借入比率です。
これについては、セミナーでお伝えしたいと思います。
資金繰りがいいか。悪いかというのは次の2つで決まってきます。
銀行との付き合いが上手いか、下手かによるものではありません。
一つが、自己資本比率。
そしてもう一つが自己資本額。
中小企業は、業績が悪くなっても銀行はおろか政府も助けて
くれません。
しっかりとそろばん勘定して、安定経営を心掛けていきたい
ものです。
次回は、経営推進力を高める資金の配分方法についてです。
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