◆熱意願望があって独立したわけではない
8年ほど前に、私は独立を決めました。
独立とは言え、何か大きなことをしたいという
高い志があったわけではありません。
ですので、
どうしたら生活ができるか。
家族を食わしていけるか。ばかり考えていた始末です。
こんな程度の志ですから、独立直前になっても何を商売に
していくのかはっきりしない状況で、悶々としておりました。
そんな時には、誰かに相談したくなるもので、私は友人の
山下君に何年ぶりかで電話を入れました。
その電話で、私は竹田陽一という先生のことを知ることにな
るのです。
そしてランチェスター戦略というものを、勉強するチャンスに
巡り合いました。
◆ビデオに自分の失敗をズバリと指摘される
山下君は、興奮ぎみに
「岩崎君、今大阪に仕入れ行くときに勉強会に参加しているんや」
彼は、当時衣料品店を経営しており、その実用衣料という分野も、
大手が現れそして景気低迷、厳しい価格競争にさらされている状況でした。
これを乗り切るために勉強しているということでした。
そして次のように続けました。
「このビデオが、今まで自分がうまく行かなかったことをズバリと
指摘してくれるんや」
「こうすると失敗する、このような考えをすると失敗すると・・・」
その山下君がぜひと薦めてくれたのが、
竹田先生が制作された「戦略社長塾」という4巻のビデオです。
※現在は音声CDだけですが、これのビデオ版です。(詳しくはクリック)
それ以外に、地域戦略、顧客戦略、商品戦略と合わせて22巻約
20時間分の教材を貸してくれました。
私は独立に当たって、どうやって経営をしていけばよいのかを
模索するために、早速ビデオをみました。
私も山下君と同様、ビデオの中の竹田先生は私がやっていたことを
的確にダメだししてきました。
見られていたんじゃないかと思うぐらいです。
小さい会社の経営の仕方と世間一般で言われている方法とは大きな
違いがあること、
さらに経営の基本をほとんど分かっていなかったことに、
気づかされたのです。
こんな基本的なことも知らずに経営に携わっていたのかと恐ろしく
なってきました。
一番ショックだったのは、30名以下の会社で経営幹部と言える
のは社長とその後継者ぐらいで、会社の方針を決めるのは社長の役目
であり、ナンバーツーと言えども戦略を決定する立場にはない。
そんなことをすれば、会社がおかしくなる。過去を振り返ってみると、
確かに思い当たる節がありました。
それから大手と同じことをしても、会社はよくならない。
ということも衝撃的でした。当時世界最大の企業マイクロソフト社に
どうやって認めてもらおうか。
どうやって一緒に仕事が出来るのかを本気で考えていたからです。
結局のところそれが原因で会社の業績がよくなることはありませんでした。
私は、勉強は続けていましたが、どういう仕事をしていくかが
まだ決まらず悶々としていました。
◆自分が困っていることを仕事に選ぶ
そんなときに、ふっとこんな風に思ったんです。
「この経営戦略そして経営の基本を知らずに経営している人は
結構いるんじゃぁないかなぁ。」
経営の基本を知らずに社員を抱えて経営するほど無謀なことはない。
「これはどんなことがあっても、伝えて行かなければ!」
そんな訳で、現在戦略社長塾、ランチェスタービジネスセミナー、
電話相談、出張相談ということを中心にランチェスター経営戦略を
伝えることを仕事にしております。
この戦略ルールを勉強してきたお陰で、物凄く儲かっています。
とは言えませんが順調に続けられています。
2011年09月04日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/47723108
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/47723108
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック