2010年10月14日

それで私はあなたからそれを買うと私はどうなりますか?

◆営業がほとんど失敗するのが商品説明をすることです。

 厳密に言うと性能を一生懸命説明することです。

 例えば、コピー機の説明です。

 今度のコピー機は、1分間にA4を○○枚印刷できます。

 ですから他社に比べて・・・・

 そう言えば、これに似たコマーシャルがありました。

 突然会議があり、凄い速度でコピーし会議に間に合うというものです。

 「そもそもそんな急でしかも多人数の会議なんてあるのかぁ」

 なんて突っ込みたくなります。

 買い手が知りたいのは、そういうことではないのです。

 私がそのコピー機を手に入れるととどういう効果、効能があるかです。

 例えばこういうことを聞きたいのです。

 岩崎さんは、ニュースレターを多量に印刷されていますね。

 それを今はインクジェットプリンターで印刷されています。

 確かにランニングコストはその方が安い。

 ところが紙の補給のために約6時間プリンターの前にいるか。

 いつも気にしている必要があります。

 少なくとも事務所から離れることはできません。

 もしその時間が20分に短縮されたとしますと、拘束される時間が

 なくなります。

 拘束時間がなくなるとその分お客さんと会うことができます。

 お客さんと会う時間は、売上の源泉です。

 1ヶ月100時間営業して、100万の粗利益だとすると

 5万円のロスです。

 逆に言うと、プリンターを変えることで5万円の売上の可能性を

 手に入れられるのです。しかもこれが未来永劫続くのです。

 この後は言わなくてもわかりますよね。

 一つだけ問題があります。

 それはお客さんのことを知らないとこのことが言えないことです。


   社長の経営戦略はここから
     ↓ ↓ ↓ ↓
    社長の経営戦略はここから


posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 07:54| Comment(0) | TrackBack(0) | セールスで成功する秘訣
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/41283789
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック