◆何事かを為すには、ある一定の時間が必要です。当たり前のことです。
このことから上手く行かなかった理由で多いのが時間がなかったという
理由です。時間は作るものだという人もいますが、一人一人に与えらえた
時間は1日24時間それ以上増やすことはできません。
まず心得ておくことは、時間には限りがあるということです。
これも当たり前のことです。
経営に置き換えて考えてみたいと思います。経営における手段、つまり資源
とは人、物、金と言われています。時間はこれらとは少し違う資源ですが、
資源、手段として扱うと解りやすいです。
これにヒントを与えてくれるのが、孔子の教えです。
孔子は、『目的と手段を取り違えるな』ということを説いています。
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私は数年前、膝が悪くなり正座をすると10秒も立たないうちに膝が
伸びなくなってしまいました。長く歩くこともできない状態でした。
自宅から車に乗り、お客さんのところへ行く。そして打ち合わせをして
また車で戻ってくる。1日の歩行距離は100Mあるかないかでした。
この繰り返しを十数年続けていたので、筋力は低下するは、関節は動か
なくなるはで、ついに膝が悲鳴を上げたのだと思います。さらに肘関節も
やばくなっていました。
整形外科を尋ねたところ、ストレッチしかないということでした。
伸びなくなった肘、膝を少しずつほぐしていきました。しかし今までの生活
で、この時間を取るのは至難の業です。
仕方がないので、朝少し早く起きてこの時間を取ることにしました。
数か月たち、歩くことに違和感がなくなりましたので、30分歩くことに
しました。調子に乗って、ストレッチに加えてスクワット、発声練習などを
付け加えてくと60分以上掛かるようになってしまいました。
これにウォーキングの30分を加えて、健康管理の時間はなんと90分に
なりました。新しいストレッチを知るとで、より上を目指すために追加
していったら大変な時間を費やしてしまうことになります。
運動をすることが目的になってきてしまったのです。
今ちょうどその時期で、健康管理の目標である正座ができないことは克服
できました。本来の目的である健康管理とするとどこまで時間を投入
すればよいのかを考える時期が来ています。
その兆候として、たまに関節痛を覚え整形外科にいくと先生にストレッチは
やりすぎたらだめだと何度も指導されています。
私の健康管理は、さておき。時間がない人というのは、あれもこれもやらなけ
ればと手段から入ることが多いようです。
人間は目に見えるもの、経験したもの、イメージしやすいものに反応してします
ようです。何事にも好奇心を持つことは、とても良いことですがそのすぐ後に
これを行う目的は何かと考えることです。そして目標を決めるならば、自分の
今ある手段(時間)で成果を出せるのだろうかと自問することです。
不足しているのであれば、調達しなければなりません。時間の場合は、限度が
ありますから、何かを止めることから考えなければなりません。
これが目的と手段を取り違えず、時間を確保する方法です。
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2024年11月05日
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