2024年10月02日

人が幸せになるためのマネジメント

◆今月からブログアップを隔週にしていきます。時間的に

 厳しきなってきました。それと私の怠け心が理由です。

 20年前に立ち上げたころは、毎日ブログを書いていました

 ので、その時に比べて14分の1になりますので、怠け心

 としか言えません。隔週にする理由は、ほかにもあります。

 のは、協会の研修会への復習、回答、予告動画を配信しようと

 考えているからです。こちらは会員限定です。

 前置きが長くなりましたが、皆さんは社会が幸せになるには

 どうなればよい
とお考えでしょうか?

 そんなことは、私には関係ない。政府が考えることだと思って

 いると大変なことになります。運よく私たちの世代は、大変な

 ことになった後に生まれた
ので身近に感じることはできませんが

 日本の敗戦を振り返るとそのことは何となく理解できるはずです。

    人が幸せになるためのマネジメント

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 国民があのような状況になったのは、明らかにお上に任せっきりに

 なっていたことにも一因があると思います。これは日本だけに限らず

 ドイツ、イタリアもそうでした。

 このような時代を生きたドラッカーは、どうすれば幸せな社会に

 なるのだろうかと考えた結論がマネジメントでした。

 このあたりのことを解りやすく説明しているのは、100de名著

 のマネジメント
です。

 先の戦争に入っていったのには、それなりの必然性があります。

 ドラッカーは原因は『経済至上主義』であると言っています。

 難しい言葉ですが、どうやってお金を儲けるかが中心の世の中

 だったということです。今もわれわれはその亡霊に取りつかれて

 います。ここでちょっと解釈が難しくしてしまうのが、お金がな

 ければ生活ができないじゃないか
と考えてしまうことです。

 確かにそうです。そのことはドラッカーも否定していません。

 しかし生活のためだけに仕事をしてきて、人は幸せになれたのか。

 将来、幸せになるのか。と考えてみてください。稼ぐことは、生きる

 ための必須条件かもしれませんが、お金を目的にしては幸せに

 はなれません。


 経済至上主義は、その言葉からもお金が目的になっています。その結果

 競争を促進し、領土を拡大しもめた結果戦争へ突入したのです。

 目的と手段を取り違えた結果、人々は幸せになることはできませんでした。

 ではどうすればよいのか。それは、マネジメントの役割を理解していけば

 自然と解ってきます。マネジメントの役割とは、以下の3つです。

  1.自らの組織に特有の使命を果たす。
  2.仕事を通じて働く人たちを生かす。
  3.自らが社会に与える影響を処理するとともに、
    社会の問題について貢献する。


 私も独立したころは、お金に窮していましたので、どうすれば利益が上がるか

 は、24時間365日考えていました。しかしその利益を得るにしても

 顧客に貢献することが先にあります。それは社会に貢献することに他なりません。

 これは役割の三つ目と合致します。

 『仕事を通じて人を生かす』の生かすとは、われわれが思うものと少し

 意味合いが違うように思えます。私は次のように解釈しています。

 その人の強みを生かして成果を出させることと。

 これができれば、自分らしくその組織に所属することができます。

 いかがでしょうか?人が幸せになれるように思えませんか?

 マネジメントには、その方法が書いてあります。ただしそれは知識労働に

 向けて書いてあるもの
ですから、答えたがそこにあるものではありません。

 このようにマネジメントの目的を理解すると学び方も違ってくる

 と思います。

   <<ライブde解説は10月6日チャンネルはここから>>

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 09:50| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会
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