2024年07月30日

企業であり続けるために目的とすることは

◆昨日7月のアンフィル(読み合わせ会)が開催されました。

 進んだのはたった2頁半。テーマも以下の2つだけでした。

   1.利益と社会貢献は矛盾しない

   2.企業の目的は一つ −−− 顧客の創造


 ここでのメインテーマは、企業の目的ですが、そのことを理解

 するまえに、われわれが常識と考えていることを打ち砕くのが

 利潤動機の否定です。人は利益を第一に(この場合お金です)

 考えて行動するというのが、常識化されていますがその誤りを

 指摘しています。

 このチェンジリーダーが書かれて、数十年が経ち行動経済学が

 このことを証明しています。

  チェンジリーダーの条件

 企業の目的は、顧客を創造することであると本文にありますが、

 これを読んで本当に腹に落ちてわかる人はほとんどいないのでは

 ないかと思います。

 顧客を創造するとは、現在持っている商品、サービスで新たに

 買ってくれる人を探すこと
も一つですが、未だ解決していない

 顧客の欲求を満たす
こともその一つです。

 私は、顕在ニーズと潜在ニーズに分けて考えています。

 顕在ニーズを、よりよく満たすよう努力することで、新たな

 顧客を創り出すことができます。

 しかし多くの企業は、顧客からクレームを受けないように努力を

 しているように
見受けられます。

 さらに未だ満たされていないニーズを察知し、有効需要に変える

 ことなどほとんど手付かずです。

 この二つを満たすには、マーケティングとイノベーションという

 機能が必要であると本文では言っています。

 裏を返せばこの二つのことが企業の成果を生むために行うこと

 であることが分かります。

 次回は、このマーケティングとイノベーションとはどういうものかを

 学んでいきます。

  次回、読み合わせ会は

   日時 8月26日(月)18時半〜

   場所 三重県中小企業家同友会 4F 会議室

   チェンジリーダー 顧客から出発せよ(29頁)からです。


posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 11:37| Comment(0) | TrackBack(0) | UNFIL
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