2024年07月14日

事業の初めに問うのは、何を売るかではない

◆チェンジリーダーの条件は、280頁ほどあります。

 読み合わせだけでも、月1回の読み合わせ会では

 2年掛かります。意味をかみしめて読めば4年はかかると

 思われます。2年で途中で終わるにしても、しっかりと

 理解していただきたいと願い設問を考えました。

 次回のテーマは、われわれの事業は何かです。ここは特に

 重要なので、22の問いを思いつきました。

 問いの意図は、この章を腑に落としていただくためです。

   チェンジリーダーの条件

 多くの場合、私もそうですが事業を始めるときに何を提供

 しようかと考えます。
何を事業にしようかと考えてしまいます。

 その意味は、何を売って商売をしようかという類のものです。

 この章のテーマは、われわれの事業は何か。ですがその

 答えは、われわれの事業は、工事業である。とか販売業であるという

 ものではありません。もちろん○○を販売しているなどでも

 同じことです。顧客にとって、どのような価値を提供しようと

 しているのか
を表してはいません。

 どのような価値を提供するかが決まっていれば、何に対して努力し

 何を基準に意思決定するのかが明確になります。

 すなわち、現場の近いレベルで意思決定ができることになります。

 自らが意思決定できるということは、自らが責任を引き受け

 働く意味を見出すことになります。

 われわれの事業は何かを検討していないことが、景気の波に

 乗らざるを得ない企業となってしまうのです。

 景気の波に乗ろうとすると、自らの力ではなく他者の力に

 依存する組織ができてしまう
結果となります。

 これが挫折、失敗の最大の原因です。

 少々言葉は難しいですが、この章を理解できれば景気の波など

 怖くなくなります。

 次回、読み合わせ会は

   日時 7月29日(月)18時半〜

   場所 三重県中小企業家同友会 4F 会議室

 オブザーバ参加可能です。ものは試し一度覗いてみてください

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | UNFIL
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