◆マネジメント育成協会の定例研修会の第一回目が無事
終わりました。内容はランチェスター経営戦略の冒頭の
部分です。
今までに勉強されてきた方には、おなじみのところです。
経営の全体像を初めて聞くと、ほんとうによく分かったような
気がしてしまいます。
しかし現状の経営システムの多くの部分は、この原則にあって
いないところが多くあります。その影響を受けていつの間にか、
お客から物事を考えることを忘れてしまいます。
忘れていることに気づくことが、とても重要です。
★動画deプログ解説はここから★
人は、今までの経験から得られた自分なりの考えに間違いは
ないと考えます。そうでないと自分が自分でなくなって
しまう気がするからです。
クレームということがあります。これはあくまで売る側の
言葉で、お客さん側の言葉ではありません。
お客からスタートして考えるとお客さんから好かれて、気に
入られるます。これは基本と原則にあっています。
しかしクレームという言葉は、明らかにこの原則からは
外れています。どのような迷惑を掛かてしまったのかと考える
のが原則から言えることです。ドラッカー先生は、これを
予期せぬ失敗と言っています。こちらが良かれと思ったことが
お客にとっては、良くなかったということです。
経営の全体像その2は、経営全体を俯瞰するのに最もよい図だと
私は思います。経営力を発揮するには、商品力と営業力を強化
すればよいだけです。営業力を高めるとは、お客さんとの接点を
強くしていくことです。
講義ではお伝え出来ませんでしたが、接触回数の2乗×質で
決まります。
商品力とは、お客から支持される強い商品を持つことです。
決して儲かるだけではありません。
この2つの仕組みを考えた上で、人とお金を配分します。
ここまで説明を聞くと理解に苦しむ方がいるのではないかと
思います。なぜかというと配分などという考え方はほとんど
しないからです。中小企業において配分するほどの資金が
ありません。人も同じく、お金の調達、人の採用だけで一杯一杯
だからです。
経験のないことを理解するのはとても難しいことです。唯一できる
ことは、頭で描いてみることです。それも色々な角度から。
描いたら試しにやってみることです。行動から人は学びます。
新たな行動は、新たな知恵を授けてくれます。知行合一です。
次回までに想像だけでもしてみてください。
<<ライブde解説は6月16日チャンネルはここから>>
2024年06月14日
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