2024年06月14日

経営の全体像を知ると経営が見える

◆マネジメント育成協会の定例研修会の第一回目が無事

 終わりました。内容はランチェスター経営戦略の冒頭の

 部分です。

 今までに勉強されてきた方には、おなじみのところです。

 経営の全体像を初めて聞くと、ほんとうによく分かったような

 気がしてしまいます。

 しかし現状の経営システムの多くの部分は、この原則にあって

 いないところが多くあります。その影響を受けていつの間にか、

 お客から物事を考えることを忘れてしまいます。

 忘れていることに気づくことが、とても重要です。

   経営の全体像を知ると経営が見える

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 人は、今までの経験から得られた自分なりの考えに間違いは

 ない
と考えます。そうでないと自分が自分でなくなって

 しまう気がするからです。

 クレームということがあります。これはあくまで売る側の

 言葉で、お客さん側の言葉ではありません。

 お客からスタートして考えるとお客さんから好かれて、気に

 入られるます。
これは基本と原則にあっています。

 しかしクレームという言葉は、明らかにこの原則からは

 外れています。どのような迷惑を掛かてしまったのかと考える

 のが原則から言えることです。ドラッカー先生は、これを

 予期せぬ失敗と言っています。こちらが良かれと思ったことが

 お客にとっては、良くなかったということです。

 経営の全体像その2は、経営全体を俯瞰するのに最もよい図だと

 私は思います。経営力を発揮するには、商品力と営業力を強化

 すればよい
だけです。営業力を高めるとは、お客さんとの接点を

 強くしていくことです。

 講義ではお伝え出来ませんでしたが、接触回数の2乗×質で

 決まります。

 商品力とは、お客から支持される強い商品を持つことです。

 決して儲かるだけではありません。

 この2つの仕組みを考えた上で、人とお金を配分します。

 ここまで説明を聞くと理解に苦しむ方がいるのではないかと

 思います。なぜかというと配分などという考え方はほとんど

 しないからです。中小企業において配分するほどの資金が

 ありません。人も同じく、お金の調達、人の採用だけで一杯一杯

 だからです。

 経験のないことを理解するのはとても難しいことです。唯一できる

 ことは、頭で描いてみることです。それも色々な角度から。

 描いたら試しにやってみることです。行動から人は学びます。

 新たな行動は、新たな知恵を授けてくれます。知行合一です。

 次回までに想像だけでもしてみてください。
 

  <<ライブde解説は6月16日チャンネルはここから>>

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/190934682
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック