2024年04月30日

顧客に貢献することに集中せよ!

◆6月から始まる育成協会の定例研修会では、経営戦略と

 マネジメントについて月2回を使って学んでいきます。

 経営戦略は、ランチェスターの法則によるものですが

 そこで最初に押さえておくことは、経営の本質です。

 ドラッカーのマネジメントでも同じことを伝えていますが

 顧客創造、お客を作ることです。

 お客を作るために最初にすることは何でしょうか?

 数あるお客の中から、われわれにとっても最も貢献が

 できる顧客を決める
ことです。

   顧客に貢献することに集中せよ!

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 マネジメントの役割として次のような言葉があります。

   『自らの組織に特有の使命を果たす』

 組織に特有とは、最も自分にあっているということです。

 これを見つけるのは、とても難しい。

 そこで参考になるのが、前回のブログでお伝えした

 『日本永代蔵』の一節です。

 人のやらないことに頭を使う。これは最上策と言われて

 います。上策は人のやらないことを普通にやることです。

 人のやっていないことを見つけることから始めてください。

 自分は何がしたいとか、何ができるかは一旦ここでは

 忘れてください。

 まずお客さんのところへ行って、困っている事はないか

 聞いて回ってください。困っていることとは、誰も解決

 してくれる人がいないということにほかなりません。

 自分が困っていたことでもよいです。私の場合はこちらでした。

 もう一つ困りごとを探すコツがあります。

 細かく分けてみることです。製造工程、作業工程、好み、

 属性、TPOなど考えてみてください。

 細分化することで、人のやっていないことが見えてきます。

 ランチェスター経営でも教えていることです。

 工程を細かく分けることで、イノベーションの機会の

 プロセスギャップを探すことができます。

 これはドラッカー経営が教えてくれます。
 
 こうして見つけ出した困りごとこそ顧客です。

 見つけ出した顧客のニーズに対して、われわれができる

 あらゆることを考えてみてください。

 今までやったことがないことでも、可能性があるので

 あれば、挙げてください。

 この時うまく行くか行かないかを絶対に考えないことです。

 なぜならば、うまく行っていることとは既に誰かがやって

 いることだからです。

 以上のことは、ランチェスター経営、ドラッカー経営の基本と

 原則を応用したにすぎません。

 顧客に貢献することに集中すると経営にとって良いこと

 たくさんあります。

 顧客は組織の外にありますから、みんなの目が外に行きます。

 お客に集中すると、隣同士のことを気にすることがなくなり

 ます。貢献することが身につくと、さらに顧客ニーズを掴める

 ようになります。

 顧客に貢献して成果をあげると、社会から組織の存在意義を

 認めてもらえます。すなわち永続の可能性がグンと上がる

 ことになります。

 先ほどお伝えしましたが、これらの原則と基本はランチェスター、

 ドラッカーが教えてくれています。

 どのように学ぶかを体験したい方は、体験研修に参加

 してみてください。

    ★体験研修申し込みはここから★

 締め切りは5月31日、定員になり次第締め切らさせていただきます。

 ご一緒に学べることを楽しみにしています。

  <<ライブde解説は5月5日チャンネルはここから>>

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 19:07| Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント育成協会
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