◆マネジャーの仕事の最後は、人材開発です。中小企業が
最も遅れているのがこれではないでしょうか?
マネジメント(中巻)には、自分も含めて人材を育成する
と記述されています。
人材開発には、いろいろな方法はあるが唯一欠けてはならない
ものが『真摯さ』です。
マネジメントエッセンシャル版の147頁に真摯さの記述が
あります。確認しておきたいと思います。
マネジャーとして失格とすべき真摯さの欠如として5つ挙げて
います。人材開発に当てはめて考えていきましょう
★動画deプログ解説はここから★
1.強みより弱みに目を向ける
他人の能力は十人十色です。この能力を生かすには、強みに
焦点を合わすことです。できることは何か。その人のできる
ことをどう使ってあげれば、その人は成長するかを見つけ出さ
ねばなりません。部下は何も分かっていないなどに考えている
人にはこれはできません。部下に対して指示するのではなく、
方向づけと協力をも要求することだと思います。
2.何が正しいかよりも、誰が正しいかに関心を持つ
誰でも自分は正しいと考えています。そして正しくありたい
と願っています。その結果が上記のように部下は誤っていること
を前提としてしまうのです。今自分はどうなのかに気づき自分
との葛藤に勝つ勇気を持たなければなりません。
3.真摯さより頭のよさを重視する
ここでいう頭のよさとは、どういうことなのか。私ははっきり
わかりません。しかし次のように考えています。
過程はともかくとして結果を卒なく出せることを重視すること
ではないかと。そうなると人の成長など興味がなくなります。
しかし上司は上司の立場があります。そのまた上の上司から
結果を要求されてくるからです。
4.部下に脅威を感じる
脅威を感じているのでは、まともに育成はできません。
5.自らの仕事に高い基準を設定しない
人の能力を開発する最もよい方法は、今までに経験した
ことがないことに挑戦することです。やったことがない
ことにチャンレンジするとうまく行こうが行くまいが
自分は成長します。上司が、高い基準を設定しないとその
機会が奪われます。
これら真摯さの欠如が、人材開発の邪魔をしてしまいます。
最近は、この真摯さを遂行することに大きな社会的な障害がある
と感じています。いまドラマでやっている『不適切にも・・・』
をご覧になるとそのことを感じられるかもしれません。
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2024年03月11日
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