2023年11月30日

自分の常識を疑えば、認識ギャップが見つかる

◆認識ギャップを見つけるには、現在よしとしていることを

 本当にそうなのだろうかと疑う勇気が必要です。

 イノベーションと企業家精神の本書にあるコンテナの例など

 はまさにそのようなことを物語っていると思います。

 コロンブスの卵で、言われてみればそうだと思ってしまいます。

 ところが当時はそれには気づかず、船を高速化するなど

 多大なる人とお金をかけて努力をしていたのだと思います。

 しかも当の本人は、大真面目、必死で取り組んでいます

   自分の常識を疑えば、認識ギャップが見つかる

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 私の仕事は、経営を横から見る仕事なので、その辺りを

 よく見ることがあります。

 例えば、何時までにどこまでの仕事をしようと決めてない知識

 労働があります。こういうところに限って残業は多いものです。

 定時を過ぎても、仕事をしていることが常態化しているわけです。

 その人たちにとっては、定時はあって無いようなものです。

 よく言われるのが、切の良いところまでしてから帰るという

 言葉です。つまり定時ではなく、仕事の終わりが帰社時間に

 なるわけです。これに気づいてもらうには、仕事の切で終わる

 のではなく、時間内で仕事の切をつけろ
と指示をしなければ

 なりません。

 その人にとっては、大変な思考の転換です。

 認識ギャップとは、その人の認識の差を気づかせることから

 始まります。これがイノベーションになるかは解りません。

 しかしギャップに気づない人は、イノベーションを起こすことは

 できません。
まず自分の常識を疑うことから始めては如何

 でしょうか?

  <<ライブde解説は12月10日チャンネルはここから>>


posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 11:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラッカーの世界
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