2023年11月08日

予期せぬ成功の兆候を探す仕組みを作れ

◆これまでのブログで、日本で事業をしていくならば

 イノベーションが必須であることをお伝えしてきました。

 イノベーションとは、新しい満足を生み出すことです。

 そんなことが、われわれの力でできるのだろうか?

 しかしやり遂げなければならないと私は真剣に思っています。

 それは、われわれの後輩のためにもやるべきことだと思います。

 『弧を描く』という言葉を、日野原重明先生からお聞きしました。

 年を取ればとるほど目標を掲げ続けることだ。目標の途中で

 力尽きても、そこに弧が描かれる。その弧の先は一つの円が

 見える。言葉は違いますが、このような内容でした。

 少なくともイノベーションの仕組みは作っておきたいものです。

    予期せぬ成功の兆候を探す仕組みを作れ

   ★動画deプログ解説はここから★

  

 イノベーションには7つの機会があるとドラッカーは言っています。 

 7つの機会の順番には意味があるとのこと。信頼性と確実性の

 大きい順に並べてあるそうです。

     イノベーションと企業家精神

 その信頼性と確実性の最も大きい第一の機会は『予期せぬ成功と

 失敗』
です。

 予期せぬ成功は見落としていしまうことが多い。単なる

 ラッキーで終えてしまうからです。

 まず行うことは、目にとまる仕組みを作ることです。

 例えば、会議で予期せぬ成功を報告する時間を作ることです。

 報告の書式を作るのも良いかもしれませんね。

 情報がマネジメントに上がってきたら次のことを問いします。

  1.機会として利用することは、わが社にとって
    いかなる意味があるか

  2.その行き着く先はどこか

  3.そのためには何を行わなければならないか

  4.それによって仕事の仕方はいかに変わるか


 私が重要だと思うのは、成功という結果だけを報告するのでは

 なく、予期したことは何かも合わせて報告してもらうことだ

 と思います。

 もう一つ注意が必要なのはベテランの考え方です。

 ベテランは、自分の成功体験があります。その成功体験から

 外れたことを成功と認めたくない
ものです。この思考回路を

 切り替えるということです。

 皆さんのところでは、どのような仕組みを作ればよいでしょうか?

  <<ライブde解説は11月12日チャンネルはここから>>


posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラッカーの世界
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