イノベーションが必須であることをお伝えしてきました。
イノベーションとは、新しい満足を生み出すことです。
そんなことが、われわれの力でできるのだろうか?
しかしやり遂げなければならないと私は真剣に思っています。
それは、われわれの後輩のためにもやるべきことだと思います。
『弧を描く』という言葉を、日野原重明先生からお聞きしました。
年を取ればとるほど目標を掲げ続けることだ。目標の途中で
力尽きても、そこに弧が描かれる。その弧の先は一つの円が
見える。言葉は違いますが、このような内容でした。
少なくともイノベーションの仕組みは作っておきたいものです。

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イノベーションには7つの機会があるとドラッカーは言っています。
7つの機会の順番には意味があるとのこと。信頼性と確実性の
大きい順に並べてあるそうです。

その信頼性と確実性の最も大きい第一の機会は『予期せぬ成功と
失敗』です。
予期せぬ成功は見落としていしまうことが多い。単なる
ラッキーで終えてしまうからです。
まず行うことは、目にとまる仕組みを作ることです。
例えば、会議で予期せぬ成功を報告する時間を作ることです。
報告の書式を作るのも良いかもしれませんね。
情報がマネジメントに上がってきたら次のことを問いします。
1.機会として利用することは、わが社にとって
いかなる意味があるか
2.その行き着く先はどこか
3.そのためには何を行わなければならないか
4.それによって仕事の仕方はいかに変わるか
私が重要だと思うのは、成功という結果だけを報告するのでは
なく、予期したことは何かも合わせて報告してもらうことだ
と思います。
もう一つ注意が必要なのはベテランの考え方です。
ベテランは、自分の成功体験があります。その成功体験から
外れたことを成功と認めたくないものです。この思考回路を
切り替えるということです。
皆さんのところでは、どのような仕組みを作ればよいでしょうか?
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