感じています。如何でしょうか?
特にオーナー企業は、そうではないかと思います。
一人で決定するときは、ほとんどの場合『満場一致』です。
しかしそれでは自分の決定が正しいと思うばかりで、意思決定
の検証はできていません。

このセクションでは、『何もしない』という決定もあると
いうことです。何もしないという決定をしたとしても、行動した
ときとしなかった時の犠牲とリスクの大きさを比較せよと言って
います。中小企業、零細企業はこのことがなされていません。
行動しなくても生き延びることはできるかもしれません。
しかしそれは本来の姿なのでしょうか?将来自分の能力を発揮できる
ような意思決定なのでしょうか?その場しのぎを続けることだけは
避けなければなりません。
最後に、決定のための指針として次の2点が挙げられています。
1.得るものが犠牲やリスクを大幅に上回るならば
行動しなければならない。
2.行動するかしないか、いずれかにしなければならない。
二股をかけたり、間をとろうとしてはならない。
双方ともやってしまいそうなことです。
決定するならば、しっかりと検討し二度とやり直さなくても
よい、すぐに行動するか否かを決定できるまで検討するべきです。
これをやらないあいまいさが、自社をゆでガエル状態にします。
次回、Unfilは、11月27日(月)18時半から
テーマは、第二章 優れたコミュニケーション『四つの原理』169頁です。