誰も否定できない事実です。
自分だけは変わらずにいられると思いたくなるのも、解ら
なくもないです。
個人の人生だったら、結果はその人に戻ってくるのですから
変化を受け入れないという選択肢もあると思います。
しかし今や分業が進み組織に所属することが自分の人生にも
影響が出てきます。
組織によりよく所属することが、その人の人生にとって
幸せをもたらすのではないかと私は思います。

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変化する社会である組織が存在意義を持つには、社会の変化
するニーズに応えなければなりません。つまり組織は変化を
受け入れて初めて存在を許されます。
変化する組織に組織に所属するには、組織に貢献することです。
よりよく所属しようとするならば、組織の変化に貢献すること
です。したがって今までの自分のままでいて組織によりよく
所属することはできないのです。
自分だけ昔ながらの慣れた仕事をしたければ組織の外にいる
ことです。自分だけが昔のままでいようとするならば、組織の変化を
妨げ、いずれ組織を破壊していしまいます。
組織の外で仕事をしているような芸術家でさえ、組織を利用しな
ければ自己実現をすることはできません。
では、組織を変化させる中心的な人物とは誰でしょうか?
それこそマネジメントの役割です。ここでいうマネジメントは、
地位や経験がある人とは限りません。組織全体の成果に責任を持とうと
する人のことです。組織が成果を手に入れるには、変化を受け入れる
必要があります。したがってマネジメント自身が変化を受け入れない
ことは、組織の自己欺瞞です。
イノベーションとは、変化を機会にすることです。
そんな人でも言い訳があります。
目の前の問題が多くて、それどころではない。今の問題を片付けな
ければ先はないということです。
本当にそうなのでしょうか?
今の問題を片付けた先には将来はあるのでしょうか?
未来は、今の意思決定、今の行動が創ります。したがって今未来の
意思決定、行動をしない限り未来は永遠にきません。
解っているけどできないというのは、未来を見ようとしない自己欺瞞です。
新渡戸稲造の武士道に、『義を見てせざるは勇無きなり』と
あります。正しいと解っていながら行動できないのは、勇気がない
からです。
自分を勇気づけイノベーションにチャレンジしていきましょう。
とは言え、どうやったらいいのか?
そのイノベーションの方法を体系的に書かれたのが、
『イノベーションと企業家精神』です。
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