2023年10月02日

何が正しいかを考える

◆マネジメントに必要な資質で外してはならないことがある

 とドラッカー先生はマネジメントの中で言っています。

 それは真摯さであると言っています。

 ドラッカー先生の言う真摯さとは、どういうものか。

 真摯さを定義すること難しいが、真摯さの欠如を5つ挙げて

 います。その中の一つが何が正しいかを考えるという点です。

    プロフェショナルの条件

 以下にマネジメント(エッセンシャル版)より抜粋します。

   『何が正しいかよりも。誰が正しいかに関心を

    持つ者をマネジャーに任命してはならない。

    仕事よりも人を重視することは、一種の堕落であり、

    やがては組織全体を堕落させる。


 仕事より人を重視するなんて、人を大切にすることが中小企業の

 経営だ。という意見も出そうです。

 一種の堕落とは、人を重視することで仕事に対する真摯さが欠如

 するということではないでしょうか。

 仕事のに対する真摯さの欠如、仕事への甘さは顧客への裏切り

 ではないでしょうか?

 ドラッカー先生は、かなり仕事に対しては厳しいと感じています。

 そのことを言い表しているのが、プロフェッショナルの条件の本文

  「何が受け入れられやすいか」

  「何が反対を招くかから言うべきではないか」

  を心配することは無益であって、時間の無駄である。

 受け入れやすい、反対がないということは仕事に対して真摯さを欠く

 ことになります。

 皆さんは、どのように考えられますか?

<ライブ配信は毎週日曜日11時からチャンネルはここから>

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | UNFIL
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