◆地元社長と一緒に読書会を立ちあげてたしか4年目です。
読書会の名前は、UNFILと命名されました。
中小企業の経営者は、現場が第一です。そうせざるを得ない
状況も理解しているつもりです。しかし、そこから抜け出す
にはしっかりした知識を得なければならないと思ったのが
この会を立ち上げたきっかけです。
経営において知っておかなければならない知識は、P・F
ドラッカー先生の書籍に多く見ることができます。
そこで最初の2年間は『チェンジリーダーの条件』をテーマ
としました。この書籍はマネジメントを中心に執筆されてい
ます。ある意味経営者の必読書となるものです。
より深く勉強した方は、現代の経営もしくはマネジメントに
進んでいただきたいと思います。
3年目からは『プロフェショナルの条件』です。この書籍は
成果をあげる人のために書かれた本です。
現在『パート3 自らをマネジメントする 3章 時間を管理する』
を学んでいます。
7月31日に学んだ内容を一部をご紹介します。
組織内では時間の浪費があらゆるところで起こります。
システム欠陥や先見性の欠如からくる時間の浪費
一度起こった混乱を二度と起こさないようにルーティン化
しなさいとドラッカー先生は言っています。
しかしながら、組織内おいては、混乱を切り抜けた人を優秀と
評価する傾向にあります。本当に優秀な人は、こういったことが
起こらないようする人です。
戦争において武勇伝が誕生することは、将軍の能力がない
証拠です。部下を一人も失わない、そしてけがをしないように
戦うのが名将というものです。
※ルーティン化とは、判断力のない未熟練でも、天才的な人間を
必要とするような仕事を処理できるようにすることである。
と書籍にあります。
天才的な人間、戦争でいう英雄を必要としないというのは、仕事の
面白味がなくなるような気がします。他者より優れることを人は
求める傾向になります。しかし仕事の目的は何かを考えれば
ドラッカー先生のいうことが理解できます。
仕事の目的は、成果をあげることです。成果をあげ、貢献する
ことです。成果をあげなければ仕事とは言えません。
しかしながら働くのは人です。人は自己実現したいと望むもの
です。他者より優秀でありたいというのもその一つです。
ルーティン化することで作り出された時間をどのように生かすかが
マネジメントの役割ではないかと私は考えています。
この点では、参加者の意見も分かれました。これをどう理解
して、どのように自分の組織に置き換えるかは皆さんの判断
ですが、ドラッカー先生の書籍の内容を紐解くと違う角度で
物事考えられるようになると私は思います。
次回は、8月28日18時半〜
4章『もっとも重要なことに集中せよ』を紐解きます。
プロフェショナルの条件 139頁 古くなったものを整理する
からスタートです。
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その2 その3 その4
2023年08月01日
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