2023年03月30日

大谷翔平が成しえたことは、われわれも成しえることができる

◆今回のブログは、書籍:経営の哲学から離れてWBCを観戦して

 感じたことをお伝えします。

 今年行われたWBC野球の国際大会で、侍Jが優勝を勝ち取り

 ました。その真ん中にいたのは、大谷翔平選手でした。

 高校野球では、4番ピッチャーということはよくありますが、

 プロの世界でそんなことが起こるなんて、漫画のような話です。

 しかも試合前の掛け声の名言、他の人たちへ気配りと絶賛されて

 います。まさに漫画の主人公です。

 この偉業をみて、大谷選手のようになりたい。ど真ん中にいたいと

 思う人もいると思います。私も子供のころなら憧れていたと思います。

 名誉も、お金も有り余るほどあり、男にも女にもモテる訳ですから

 スーパーヒーローには誰だって憧れます。

    大谷翔平が成しえたことは、われわれも成しえることができる

  ★動画deプログ解説はここから★
  

 ここからは私の想像にすぎません。大谷翔平選手とは一度もあった

 ことがありませんので、当たり前です。

 彼は漫画の主人公になろうと目指していたのでしょうか?

 ネットニュースから色々な情報が入ってきます。それから分析すると

 どうもそうではなさそうな気がします。

 大谷選手はチームに貢献するために何をすべきかを考えたのでは

 ないでしょうか?

 そう感じたのは、決勝戦前の円陣の掛け声です。以下ネットから

 拾った内容です。初めて知る人は、動画もアップされていますので

 ご覧になってください。→ https://youtu.be/pyz0jmwp3Q8
  
   「僕から一個だけ。憧れるのをやめましょう」
   「ファーストにゴールドシュミットがいたり、
    センターを見ればマイク・トラウトがいるし、
    外野にムーキー・ベッツがいたり、野球を
    やっていたら誰しも聞いたことがあるような
    選手たちがいると思う。憧れてしまっては超えら
    れないので、僕らは今日超えるために、トップに
    なるために来たので。
    今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つこと
    だけ考えていきましょう」
    「さあ、行こう!」


 この言葉は、大谷選手しか言えない言葉です。おそらく海を渡って

 トップ選手になるために、身につけたことだと思います。

 それ以外の多くのプレーも、チームに貢献するためには何かを

 考えたプレー
だと思います。

 さらに、チームへの貢献からアジアの野球に、そして世界の野球界の

 発展に
目を向けようとしていることが解ります。

 これは7つの習慣にある影響の輪をどのように広げていくかの

 実例になります。

 つまり、自分はこの共同体への貢献において何をなすべきかを

 考える
ということです。しかもその共同体は、今自分が所属している

 と感じている共同体の一回り大きな輪を描くことです。

 三冠王の村上選手は、WBCの期間中絶不調でした。しかし準決勝

 決勝とここぞというときに結果を出しました。

 不調の時に、自分は何でこんなに調子が悪いのか、シーズに入って

 大丈夫だろうかなどと考えていたら、結果はでなかったのではないかと

 思います。

 われわれは自分の今所属する共同体の貢献に対して何をなすべきかを

 考え、行動することはできる
はずです。

 これが私がWBCのMVP大谷選手から学んだことです。

 もしかしたら、そうではないかもしれません。しかしこのように考えた

 方が成果は出るし、本来の自尊心も築けるはずです。

 このことはドラッカー先生の教えにも、アドラー心理学にもつながる

 ことです。一度皆さんも考えてみてください。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 10:51| Comment(0) | TrackBack(0) | アドラーの世界
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