2023年03月22日

業績の元は外部にある。その外部に2つのことを行へ

◆業績を上げるには、売上を上げるかコストを削減する

 これが通用したのは、市場が成長している昔の話。

 売上をあげれば、それだけ仕事も増えるし人も必要になり

 コストも上がります。人件費は今まで以上に上がっていきます。

 コストを増やさずに、売上をあげることを実現しない限り

 利益をこれまで以上に残すことはできません。

 そんなことが実現できるのか?しかし実現する方法を考え

 出さなければ、バタバタしていて貧乏のバタ貧に
なって

 しまいます。そのヒントがドラッカー先生の言葉にあります。

    業績の元は外部にある。その外部に2つのことを行へ

  ★動画deプログ解説はここから★
  

    『企業の目的が顧客の創造であることから、

     企業には二つの基本的な機能が存在する。

     すなわち、マーケティングとイノベーションである。

     この二つの機能こそ起業家的機能である。


                  <現代の経営>

 利益をもたらす顧客は、社内にはいません。社外にいる顧客に

 マーケティング、そして社会にイノベーションを仕掛けることが

 利益を生み出すヒントとなります。

 マーケティングの始まりは、顧客、市場は何を欲しているかを

 考えることからスタート
します。

 しかし漫然と何が欲しいのかを考えていても結果はでません。

 私は料理をしませんが、次のように言われるのが一番困るそうです。

   『なんでもいいから、おいしいものが食べたい

 こんなこと言われたら困りますよね。好みも違うし時と場合によって

 おいしく感じるものも違うし。

 そうかといって、この人はうそを言っているわけでもなく、本心を

 そのまま正直に伝えているだけです。ものすごく合理的です。

 しかし提供する側にとっては、雲を掴むような状況です。

 こういうときに役に立つのがランチェスター地域戦略で学んだ

 陶山訥庵の戦略の応用
です。

 細分化、一点集中、部分制圧、各個撃破、全体制圧の手順の

 まず細分化をすることです。顧客を細分化して特定すると顧客の

 欲するものが少し見えてきます。

 例えば、先ほどの例であったら、中華か和食か洋食かなどと分ける

 こともあります。野菜系、肉系、魚系と食材によって分けることも

 できます。お腹にたまるもの、軽いもの、体に良いものなどの

 分け方もあると思います。この細分化は社会の移り変わりによって

 変わってきます。今までにない細分化を見出すとイノベーションに

 繋がります。
イノベーションについて研究したい方は、イノベーション

 と企業家精神という書籍が参考になります。

 皆さんの企業活動にこの2つは入っていますか?

 もしないのであれば、将来はないと思った方がよいです。

 すぐに見直すことをお勧めします。

  <<ライブde解説は3月26日チャンネルはここから>>

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラッカーの世界
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