2023年03月08日

企業の目的を間違うと事業は続けなくなる

◆企業は営利を目的にすると学校で教えられましたが

 どうやらこの考え方によると大きな間違えを起こす

 ようです。

 企業が営利を目的にし、そして利益を上げることが

 モティベーションに繋がり、利益を上げようとすることが

 組織の暴走に繋がるという論理展開が社会の一般的な

 考え方です。
 
 こうなってしまうのは、最初のところが違っているからです。

 企業の目的です。

企業の目的を間違うと事業は続けなくなる

  ★動画deプログ解説はここから★
  

   『企業の目的は、それぞれ企業の外にある。

    企業は社会の機関であり、目的は社会にある。

    したがって、事業の目的として有効な定義は

    一つしかない。顧客の創造である。


              <<現代の経営>>

 これがドラッカー先生の考え方です。では、利益は無視して

 よいのか?というとそうではありません。

 多くの組織体の中で企業は、自分自身が継続していくために

 は、自らが粗利益を稼がなければ
なりません。

 行政や警察、病院、学校などは税金によって運営ができます。

 したがって企業として事業を遂行するためには、常に利益が

 頭の中にちらつきます。自社の命にかかわることですから、当然

 といえば当然です。

 逆に、利益を無視して事業をしてもうまくはいきません。

 だからと言って利益を目的にすると、社会における存在意義

 はなくなり、長い目で見るとその企業は没落
していきます。

 社会の問題や課題を察知し、自社の強みでその解決にあたる。

 そして対価を喜んで支払ってもらえるようにする。

 これが企業のなすべきことです。

 社会の問題や課題、つまりニーズを発見し対価を頂いて解決

 した瞬間に顧客となり、市場が作られていきます。


 逆に利益を追求していくと、今ある市場をどうやって獲得するか

 だけを考えてしまい、新しい市場のことは考えなくなります。

 ここがだめなら、あそこという風に市場を荒らしまわって

 いるだけです。

 もう一つ顧客の創造を原点に置くとよいことがあります。

 今ある業界、社会のニーズが変わったとき顧客の創造に

 基づいて行動すれば、今のような先の見えない時代においても

 どう行動すればよいかが見えてきます。


 私は独立当初、ないないづくしでしたのでこの言葉が身に染みて

 わかります。

 詳細は、ライブで解説をしたいと思います。

  <<ライブde解説は3月12日チャンネルはここから>>

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 11:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラッカーの世界
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