目に飛び込んできました。その記事を見てふと思い出した
方が見えます。
出典:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6443490
ビデオレンタルを日本に持ち込んだのは、故山本徳源氏です。
私は、ご縁があって1度だけ、お話をさせていただいことが
あります。本当だったら、そのミーティング後デールカーネギー
コースのアシスタントとして、しばらく教えを乞うことに
なるはずだったのですが、直後に他界されました。

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名古屋ヒルトンホテルのロビーで、お茶をしながら
小一時間ほど話しただけだったのに、私の心に刻まれて
います。徳源さんは、ワーナーパイオニアの社長も務められ
ていたことがあり、中森明菜全盛の頃です。
その話も面白かったのですが、もう一つ記憶に残っている
のが日本にビデオレンタルを持ち込み大ヒットさせたという
ことです。事業としては成功したが、青少年にとても悪い
影響を与えてしまったと後悔の念をおっしゃられていたのが
とても印象的でした。
そのビデオ店が風前の灯。最盛期13500店あったものが
現在2400店を切っているそうです。
記事には、「ツタヤに勝って、時代に負けた…」とありますが
本当にそうなのでしょうか?
ツタヤは、オンラインに移行しそこで苦戦を強いられています。
ツタヤを競争相手としていた時点で、経営戦略ではいかがなもの
でしょうか?
事業の定義を、レンタルショップとすると市場の求めているものと
大きくズレが発生します。そのズレは、収益性の現れてきます。
この時に、経営者がやらなければいけないことは、事業の再定義
です。ドラッカー先生曰く、この時点では遅いと言っていますが、
とにも、かくにも、再定義をしなければ将来はありません。
皆さんが、ビデオショップを再定義するとしたら、どのように
考えますか?
事業の定義とは、次の3つの問いを集約したものだと
『創造する経営者』の中で、ドラッカー先生は言っています。
・わが社の事業は何か
・わが社の事業は何でなければならないか
・わが社の事業は何にならなければならないか
皆さんの事業の定義は、何になるでしょうか?とはいえ永遠は
ありません。乱気流時代において多くの企業はこの岐路に
立たされていると私は思います。
『あらゆる組織が自らについての定義を
もたなければならない。
明快で一貫性があり、焦点の定まった定義が、
組織にとって強力なよりどころとなる』
−− 未来への決断 より
多くの経営者から、そんな面倒くさいことはどうでもよい。
とにかく、仕事が欲しい、売上が欲しいという言葉が聞こえて
きそうです。動画で補足できればと思います。
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