2022年07月22日

反省する人は成長しない

◆反省とは、自分のよくなかった点を認めて、改めようと

 考えることだそうです。

 この説明を文面通り取ると改めようと考えれば反省に

 なります。つまり反省しても一向にその人は変わらな

 ということになります。ちょっと屁理屈のように聞こえ

 ますが、反省して終わりという人がとても多いと思いま

 せんか?私のその一人でした。

 自分はダメだ〇〇しようというのは、反省になります。

 これは一種の自己否定です。

 この自己否定の使い方を間違えると成長を妨げる麻薬

 となります。

    反省する人は成長しない

  ★動画deプログ解説はここから★


 自己否定は他人からの攻撃を避ける最もよい方法です。

 『なんで、こんなことができないんだ!』と言われたら

 『へっへぇ、私は馬鹿なもんで』これが自己否定です。

 本当の心のうちは、私はダメだ。だからやろうと思って

 いる。だけど馬鹿ですから・・・・ダメなんですぅ〜。

 解りますか?

 自分は馬鹿だから、出来なくてよいと自分に言い聞かせ

 周りからの攻撃を避けられる訳です。

 その結果、自分は傷つくことなく、努力もすることも

 ありません。


 やってみたら出来るようなこともで、やろうとしている

 から私は悪くないと安心して一向に変わろうとしない。

 ドラッカー先生の言葉を借りれば、成果に焦点を合わせて

 いない
ということです。努力に焦点を合わせているのです。

 アドラー心理学では、自己欺瞞と言います。

 なぜ、このような反省の仕方をするかというと、そういう

 考え方の癖がついているからです。

 癖というのは習慣です。習慣は変えることができます。

 反省して、自分はダメだと思う癖を、どうすれば出来るかを

 考える癖に変える
ことです。

 アドラー心理学では、ライフスタイルと言っているようです。

 ライフスタイルは、今までの経験の受け入れることで形成

 していきます。

 私は幼いころに狂犬病の犬に噛まれたことがあるようです。

 記憶にさえ残っていませんが、私は犬嫌いではありません。

 どういう訳だか怖いと思わなかったのです。

 ですから、犬と触れ合うたびに、この犬なつくと確信して

 接します。だからまた次も大丈夫となる訳です。

 この心の癖は、あまりにも自分にとっては普通のことなので

 気づきません。
無意識な訳です。

 まずその悪癖に気づくこと。これが反省の始まりです。

 そして、この習慣をどうやって退治してやろうかと

 頭の中で想像してみることです。

 想像するのは勝手ですから。

 こういうことを繰り返して、考え方の習慣を1回、1回と

 置き換えていくといずれこの心の習慣、ライフスタイルが

 自分が本当になりたいと思っていた自分に近づいていきます

 しかしそれは決してゴールではありません。

 その理由は、人間だからです。これについては動画で解説します。

 <<ライブde解説は7月24日チャンネルはここから>>

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | アドラーの世界
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