◆人は、表面的にはそうでないように見えても自尊心を
渇望していると私は思います。
自尊心とは、自分で自分のことを誇らしく思う心を意味
するをWEB上の辞書にあります。
自尊心の中には、自己肯定感も含まれているようですが
不健全な場合は、他人を貶めて自分を肯定する場合があります。
逆に自己否定をし、周りのせいで自分はこういう状況になって
いる。だから私は悪くない。ある意味自己を肯定しています。
自分を貶めて、自らの肯定感を守ろうとしています。
双方とも不健全だと私は思います。なぜならば周りを
破壊的にしてしまうからです。自らも破滅的になってしまいます。
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破滅的とは、自らの能力を発揮しないように自らが制限を掛け
ようとすることです。
上記の例では、他者との比較で物事の優劣を付けてしまって
います。一般的に、勝ち負けにこだわる人です。
もう一方も同じく、平均と比較してそれ以下だったら自分は
劣った人間だという考えてしまっています。しかし私だけの
せいではないと自分に言い訳をしている訳です。
前者は、人に勝てばよい。後者は、人より劣る理由が他にあれば
よい。双方とも自らの価値観によって自らを評価していません。
アドラー心理学では個人の主体性。7つの習慣では主体的であれ。
いずれも、自らの価値観で自らが選択することを勧めています。
このことには、大きな責任を伴います。
大きな責任とは、自分の人生の結果です。
2つの例をもう一度考えてみてください。自らの潜在能力を
自らが発揮しようとするでしょうか?
創造的、建設的に自らが行動できるでしょうか?
しかし厄介なことがあります。我々は今の考え方、一般的には
性格と言われるものを、時々刻々と迫ってくる選択によって
作ってきました。
無意識のうちに選択していることを習慣などと言います。
習慣は、選択をどのように受け入れたか。選択をどのような
意図によって行ったかによって決まってきます。
同じ選択をしても、その時の自分意図によって次の自分の
選択が変わってくるのです。
先生から作文の宿題が出されました。生徒は質問します。
テーマは何ですか?原稿用紙何枚ですか?
先生は、テーマを与え、原稿用紙の枚数の目安を伝えます。
それを聞いた生徒は、原稿用紙を埋めるという選択を、字を
埋め恥をかかない程度に文章を書き、しかも時間を掛けずに
どうすればよいかを選択するかもしれません。
ある生徒は、この文字数で自分の思いをまとめるには、
相当考えないと難しい。けど出来たらすごいと思うかも
しれません。前者は、先生の制限を満たそうとしています。
後者は、制限の中で自分をどのように表現しようかと能力の
開発をしようとしています。
この選択は、通常今までの選択が培ってきた習慣で行います。
意識ぜずに選択しています。
皆さんは、どちらの生徒の方に健全な自尊心が育つと
思われますか?
こういう選択の瞬間は、今ここで起こっています。
今以降の人生を変えるのは、この瞬間どのように選択したか
だと私は思います。
そして人生を今以上に変えるには、意図的に健全な選択をする
ことではないかと思います。
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2022年05月24日
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