◆なんのために仕事をしているのか?という問いにほと
んどの人が生活のためだと答えると思います。
確かに私もそう答えます。しかしそれだけですか?と
加えて質問すると別の答えが返ってきます。
昔だったら、生きていくことが第一だったので、2つ目の
答えは返ってこなかったと思います。
うちの子供を見ていると生活のために働いているような
雰囲気はありません。寝るところは十分あるし、食べる
ものも用意されています。さらに欲しいものがあるわけ
ではありません。
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本当は、やりがいとか生きがいも求めているのだと思い
ますが、そんな青臭いことを言えるほど仕事をすることに
誇りを感じていないのではないかと思います。
ある意味照れ隠しで、仕事は生活のためだと言った方が
楽なのかもしれません。
しかしこの考えには、これからの社会において落とし穴が
あると思います。
仕事 = 生活 つまり報酬です。
報酬のために、自分の嫌なことも我慢するのだ!なんて
考えになってしまうのではないかと懸念しています。
報酬だけ、従業員にばらまけばそれで満足だろうという
人まで現れてきます。それが行き過ぎたのが成果主義です。
仕事には、別の側面があります。それは人と協力するという
ことです。協力するには、自分の不都合なことも進んで
やらなければなりません。それは報酬のためではありません。
報いのないこともあります。
報いを求めずやったことが、相手から感謝されるつまり
貢献できたときに、人間は幸福感。この人たちと一緒に
いて良かったと思える瞬間があります。
しかし相手の役に立つかどうかは知らないが、私の報酬の
ためにやらなければならないと思ったら、その仕事は
大変つらいものになります。報酬のために罰を我慢して
受けることになってしまうのです。
仕事をどう受け止めるかは本人の問題ですが、仕事の
意味を伝えるのは組織の役目だと思います。
皆さんの組織は、なんのために仕事をしていると考えて
いるでしょうか?
その考えの組織で、人は自分の潜在能力を発揮していきたい
と思えるでしょうか?
21世紀を生き残れる組織はどちらなんでしょうか?
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2021年10月23日
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