2021年10月02日

価格が安いことは、本当に強みなのか?

◆少し経営の勉強をするとSWOT分析なるものが

 でてきます。ここに自社の強みを記入する欄が

 ありますが、この欄の記入って本当にできるので

 しょうか?少なくとも中小企業の社長が書いた内容で

 なるほどと納得できたものに出会ったことがありません。

 その原因の一つが自画自賛と強みを勘違いしている

 ところにあります。

 お客のニーズ・欲求と企業が提供する商品とは一致する

 ことはない
という言葉にもこれは表れています。

    価格が安いことは、本当に強みなのか?

  ★動画deプログ解説はここから★


 わが社の強みは安く作ることです。や納期が早いことです。

 などを書くことが多いわけですが、これはあくまで特徴

 でしかすぎません。

 いくら安く作ろうが、いくら納期を早くしようがお客の

 価値と合ってないければ何もならない
のです。

 しかも競争相手以上にその価値に似合うものでなければ

 強みとは言えません。

 お客側からすると多くの商品は、高いより安いことの方が

 喜ばれます。世の中には、逆もあります。

 宝石は、使用価値より所有価値が優先されます。高いものを

 身に着ける方が、よりその価値は高いのです。

 『安いことは、強みになるか』という質問自体愚問です。

 ランチェスター経営を勉強されている人なら、このことは

 すぐ解るはずです。

 安いことは、一般的に買いやすくはなります。買う確率が

 増える分けですから、確率戦つまり強者の戦略
の場合

 強みとなります。これを弱者の戦略として考えるならば

 安くすることで、購入を考えたことがない人たちが購入

 してくれたら
、強みとなります。

 新しい市場に競争はないわけですから、勝ち安きに勝つ

 の弱者の戦略です。

 これで有名なのが100円ライターです。かつてこの市場

 は、マッチが席巻していました。

 徳用マッチが売られていたということは、価格競争が起こっ

 ていたと想像できます。次に喫茶店への流通です。

 デザインで差をつけて販売し始めたわけです。それでも直ぐに

 価格競争に陥ったと思われます。

 当時、2000円を超える価格で、充填式ライターが販売

 されていました。ライターはマッチに比べるととても便利です。

 この利便性を大衆に使ってもらうには、100円で流通させる

 ことが欠かせないと考えた創業者は私財を投げ打って開発

 したそうです。これにより大衆のライター市場という新しい

 市場ができた
のです。この場合、明らかに安いことが強みです。

 皆さんが強みと考えていることで、新しい市場は増えるでしょうか?

 一度考えてみてください。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 06:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ランチェスター戦略
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