2021年09月18日

優秀な人を採用しようとするな!その前にすべきこととは・・・

◆採用するなら優秀な人をと思うのは誰だってそうです。

 皆さんにとって、優秀な人とはどういう人でしょうか?

 学力がある人、1聞いて10わかる人、素直な人・・・

 こんなのどうやって見分けるのでしょうか?

 もし見分けがついたとしても、その人が就職した後どの

 ようになっていくかは誰も想像することはできません。

 採用の時点で、素質があるかないは判別不能です。

 そもそもなぜ人を採用する必要があるのでしょうか?

     blog20210918.jpg

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 組織にとっては、事業の継続です。事業を続けていくには

 お金と人が要ります。このことには皆さん同意できると

 思います。続けるということは、目の前の仕事をこなして

 くれることもしかり、将来マネジメントとして能力を

 発揮してもらう
必要があります。

 つまり、採用の時より、採用してからの方が付き合いが長く

 なることになります。

 その長い付き合いの中で、どのように能力を発揮し、成長

 していってもらうか
の方が重要なのです。

 この継続学習の仕組みがないにも関わらず、採用に力を

 入れても投資効果は
ほとんどありません。

 人だけをとっても意味がないということです。

 とは言え、採用自体がとても難しい状況になってきています。

 その原因の一つが、就業形態です。我々の時代であれば男は

 外で仕事をしてきて、女は家庭を守るというのが普通でした。

 私は仕事のことだけを考えていればよいあったのですが、今は

 そうはいきません。共働き世帯が多くなってきました。

 これに親の介護が加わり、就業できる時間がどんどん変わって

 きている
のです。稼ぐことができれば良いというだけで選ぶ

 ことができなくなってきています。

 もう一つは、稼ぐことだけを目的に仕事をする人が減って

 きている
ということです。日本はとても裕福になりました。

 仕事の意味合いを、考えられるような時代になってきたのです。

 戦後は、犯罪を犯してでもお金を稼がなければと考えたかも

 しれません。そのうち犯罪すれすれならオッケー。

 今は、犯罪を隠ぺいするようなところでは、働きたくないと

 なってきています。その証拠に内部告発ということをよく

 聞きます。

 では、弱小企業はどうすればよいのか?

 人が働きたくなるような組織を作るしかありません。

 しかも労働市場が求めるものでなければ、人は集まりません。

 どういう組織であるか、どういう組織になるべきか。

 組織員は組織と関わることでどのようになるのかを問い直す

 ことから始める必要があります。

 もし優秀な人を採用し、優秀に育てたいと思うなら

  組織への貢献が自らの成長につながる組織づくり

 をすべきだと私は考えます。

 皆さんは、どのように考えられますか?
 
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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 06:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織戦略
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