より、抜粋します。
働く者に自己実現の機会を与えるには、学習と
自己開発の便宜を図らなければならない。
ドラッカーは「知識組織になるためには学ぶ組織
でなければならない。知識は教えることはできない。
だが、学ぶことはできる」と言っていた。
ここで第一に重要なことは、『知識組織になる』ということを
前提としていることです。
知識社会に対応する知識組織では、知識が生産手段です。
一人ひとりの頭の中に生産手段があるのです。
脳に汗をかいていないときは、生産していないことになります。

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上司の言われたことを何も考えずに実行するのが、今まで
良いとされていましたが、そうではないのです。
そういう組織は、学ぶ組織にならないといけないということ
です。自分で考えるのですから、知識そのものを教えることは
できません。
自分で思考を繰り返して、脳を鍛えるしかありません。しかも
これが正解ですという答えが既にある訳でもありません。
但し、目的はその組織で一致していなければなりません。
これがミッションです。
私は、システム開発の仕事をしていました。一つの目的を達成
するプログラムは、数えきれないほどあります。
しかし自分勝手にプログラムをさせていたのでは、全体の効率
が落ちてしまいます。その人しかプログラムが解からない訳です
から、修正が発生した場合ほかの人が変わることができないのです。
ですから、他の誰かが見てもある程度解かるような決まりを教えます。
効果的に製造する方法です。
そうかと言って、このプログラムは一行目にこう書いて、二行目には
どうこうしなさいと指示していたら、自分が作成する方が早い
訳です。肉体労働の場合は、こういう考え方にはなりません。
先輩方がやってきたことをそのまま実行する。そしてその後コツを
覚えていく。こんな方法で学習をしていきます。
プログラムの組み方を規定し、教えた後は自分で学ぶしかありません。
同じプログラムは二つとして無いわけですから、それまでに得られた
知識を応用してプログラムを作成する目的を達成していくのです。
知識を学ぶと言っても、放任主義では成果は上がりませんし、
目的も決めずに学んでも、効果的ではありません。
皆さんの組織は、知識組織になろうとしていますか?
それとも今ある組織の延長線上に将来の組織を描いていますか?
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