◆日本マクドナルドが9年ぶりに最高益を更新したそうです。
今期営業利益が312億9000万円、要因はコロナ禍の人の動き
が変化し、テイクアウト需要が高まったことにあるようです。
東京商工リーサーチの記事によるとマックデリバリーサービスや
Uber Eats、出前館などデリバリーを強化した効果も出たようです。
今期の全店売上高は5500億円、来期は6130億円を目指すそうです。
さて今期の最高益の利益配分を皆さんならどうしますか?
中小企業ってこういう悩みには慣れていないと思いますが(笑)
★動画deプログ解説はここから★
まず売上高が上がったということは、現場にかなり負担が
かかったことになりますから、いの一番は現場に配分するべき
かと思います。
配分の仕方は2種類あると思います。一つはお金です。
もう一つは休みなども含めた職場環境です。
次は仕入れ先など無理をお願いしたところへの還元。
それからようやく管理職あたりから順番に配分していくのが
良いかと私は考えました。
で、最後が経営陣?とは考えませんでした。
今回の場合は、経営陣がとった策は、デリバリーに力を入れた
ことのようですが、トップが考えるようなことでもありません。
利益が増えた要因は、世の中の情勢が大きな要因を占めます。
経営者が打った経営戦略の正しさを証明するようなものは
どこにもありません。
波によって儲けたお金は、波を乗り切りるために使うべきだと
私は考えました。すなわち、内部留保です。
しかし日本マクドナルドは、上場企業ですので資本家へも
還元しなければなりません。
これがとても悩ましいことになると思います。
うれしいことに中小企業は、この悩みがなく将来のための
資金とすることができます。
利益が上がるとなんだか税金を払いたくないという誘惑に
かられますが、間違った判断をしないように気を付けたい
ものです。特に中小企業の社長の任期はとても長いので
必ず波の底を打つときが来ます。
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2021年05月15日
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