2021年05月15日

マクドナルド今期、最高益。その利益配分は如何に

◆日本マクドナルドが9年ぶりに最高益を更新したそうです。

 今期営業利益が312億9000万円、要因はコロナ禍の人の動き

 が変化し、テイクアウト需要が高まったことにあるようです。

 東京商工リーサーチの記事によるとマックデリバリーサービスや

 Uber Eats、出前館などデリバリーを強化した効果も出たようです。

 今期の全店売上高は5500億円、来期は6130億円を目指すそうです。

 さて今期の最高益の利益配分を皆さんならどうしますか?

 中小企業ってこういう悩みには慣れていないと思いますが(笑)

    マクドナルド今期、最高益
  その利益配分は如何に

  ★動画deプログ解説はここから★



 まず売上高が上がったということは、現場にかなり負担が

 かかったことになりますから、いの一番は現場に配分するべき

 かと思います。

 配分の仕方は2種類あると思います。一つはお金です。

 もう一つは休みなども含めた職場環境です。

 次は仕入れ先など無理をお願いしたところへの還元。

 それからようやく管理職あたりから順番に配分していくのが

 良いかと私は考えました。

 で、最後が経営陣?とは考えませんでした。

 今回の場合は、経営陣がとった策は、デリバリーに力を入れた

 ことのようですが、トップが考えるようなことでもありません。

 利益が増えた要因は、世の中の情勢が大きな要因を占めます。

 経営者が打った経営戦略の正しさを証明するようなものは

 どこにもありません。

 波によって儲けたお金は、波を乗り切りるために使うべきだと

 私は考えました。すなわち、内部留保です。

 しかし日本マクドナルドは、上場企業ですので資本家へも

 還元しなければなりません。

 これがとても悩ましいことになると思います。

 うれしいことに中小企業は、この悩みがなく将来のための

 資金とすることができます。

 利益が上がるとなんだか税金を払いたくないという誘惑に

 かられますが、間違った判断をしないように気を付けたい

 ものです。特に中小企業の社長の任期はとても長いので

 必ず波の底を打つときが
来ます。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 02:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ランチェスター戦略
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