◆前回優越への努力と完全への努力というテーマでブログを
書きました。知識社会になって、相反する2つの考え方に
よって大きく業績は変わってしまいます。
その前に知識社会について復習しておきたいと思います。
経済至上主義の社会から、脱経済至上主義に突入しました。
その原因の一つが知識労働を中心とする仕事が増えてきた
ことです。その知識労働の生産性を向上させることがこれ
からの世の中の業績向上のキーとなります。
以前の社会は、均質の物を大量に生産すれば、業績が上がり
ました。均質ということは、人並みであることが基準です。
そうでない者は、社会の脱落者です。
他者との比較が評価なのです。
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知識労働は、人の考えていないことを考えるところに価値を
見出します。不均質の方が良い訳です。
もう一つ知識労働で重要な点は、他者と協力しないと自分
単独では成果を出せないことです。
いくらいい製品を開発しても、製造してくれる人がいないと
成り立ちません。販売してもらう人がいないと消費者に商品を
届けることが出来ません。
協力者が、自社の製品を理解してくれていたら、よりスムーズ
に商品は広がります。単に店先に並べておくだけなら、それほど
効果はありません。
話を戻しますと、優越への努力は、人より優位にいたいという
ことが目的ですので、個人の成果への努力です。
完全への努力は、比較ではなく、より出来ていることをさらに
よくしていくことですので、比較ではありません。
知識労働の生産性を高めるステップにも合致しています。
完全への努力を目指すには、自分ではなく周りへの貢献を
目的にする必要があります。
社員が組織としての成果を目指すならば、業績は上がります。
社員が自分の成果や評価を目指すならば、それほど業績は
上がりません。
組織の成果に責任を持つ、マネジメント能力が求められる時代です。
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2021年03月20日
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