2021年03月20日

社員の何人が成果を出そうとしているかで、業績は大きく変わる

◆前回優越への努力と完全への努力というテーマでブログを

 書きました。知識社会になって、相反する2つの考え方に

 よって大きく業績は変わってしまいます。

 その前に知識社会について復習しておきたいと思います。

 経済至上主義の社会から、脱経済至上主義に突入しました。

 その原因の一つが知識労働を中心とする仕事が増えてきた

 ことです。その知識労働の生産性を向上させることがこれ

 からの世の中の業績向上のキーとなります。

 以前の社会は、均質の物を大量に生産すれば、業績が上がり

 ました。均質ということは、人並みであることが基準です。

 そうでない者は、社会の脱落者です。

 他者との比較が評価なのです。

    社員の何人が成果を出そうとしているかで、業績は大きく変わる

  ★動画deプログ解説はここから★



 知識労働は、人の考えていないことを考えるところに価値を

 見出します。不均質の方が良い訳です。

 もう一つ知識労働で重要な点は、他者と協力しないと自分

 単独では成果を出せない
ことです。

 いくらいい製品を開発しても、製造してくれる人がいないと

 成り立ちません。販売してもらう人がいないと消費者に商品を

 届けることが出来ません。

 協力者が、自社の製品を理解してくれていたら、よりスムーズ

 に商品は広がります。単に店先に並べておくだけなら、それほど

 効果はありません。

 話を戻しますと、優越への努力は、人より優位にいたいという

 ことが目的ですので、個人の成果への努力です。

 完全への努力は、比較ではなく、より出来ていることをさらに

 よくしていくことですので、比較ではありません。

 知識労働の生産性を高めるステップにも合致しています。

 完全への努力を目指すには、自分ではなく周りへの貢献を

 目的にする必要があります。

 社員が組織としての成果を目指すならば、業績は上がります

 社員が自分の成果や評価を目指すならば、それほど業績は

 上がりません。

 組織の成果に責任を持つ、マネジメント能力が求められる時代です。

<<ライブで解説は3月21日チャンネルはここから>>

★戦略実力を高める戦略社長塾(54期生)募集中★

        2021年6月7日スタート

              ↓ ↓ ↓
           社長の戦略実力を上げる戦略社長塾

  

        その2   その3    その4 

posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 05:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ランチェスター戦略
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/188500461
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック