◆私の考え方が古いのか、それとも先に進んでいるのか解りま
せんが、仕事の役割がぐちゃぐちゃになっている節があります。
特に中小企業によくみられる傾向です。
社長の役割は、事業をどの範囲で行うかを決定することだと
私は認識しています。勿論部下の意見は聞かなければなりません。
行動するのは現場ですから、その意見を聞くのは当然です。
仕事をする人がしやすくするのも、社長の仕事だからです。
しかし決定は現場がやるべきではありません。役割が違うからです。
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例えば、現場が忙しい人手が足らないから人を増やして欲しい
という要望は出しても一向に構いません。むしろ、現場の状況を
知らせるためにも、意見を上げるべきです。
しかし意見を言ったからと言って、採用すると決まった訳ではあり
ません。意見を言ったのに、採用してくれないと思ってしまうのは
自分の役割が解っていないからです。
採用するかどうかを決めるのは、社長の仕事です。
この場合対処の方法は、大きく2種類あります。
一つは、上記のように人を採用することです。もう一つは効果
の低い仕事を止めることです。
この判断と責任は、現場にはありません。現場は仕事を如何に
能率的に行うが役割です。
人とお金の調達と配分は、戦略担当の社長が行うことです。
勿論責任は社長にありますから、現場の情報を取集する必要が
あります。逆に、現場の意見や情報を収集せずして人を採用して
何とかしなさいというのも権限の乱用です。
『俺の弟が就職に困っているから採用した。面倒見てやってくれ』
などというのは以っての他です。一族の生活を守るために、組織は
存在しません。
現場が上が示した方針を拒否するのもありえないことです。現場は
指示されたことを理解し、納得して、出来るようにしていく立場
です。結局『社長は決めたがらない、従業員はやりたがらない』
という構図になってしまっているところがとても多いのです。
よい組織にするには、
社長の戦略実力を高めること
そして従業員の戦略知識を高めることが欠かせません。
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2021年6月7日スタート
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その2 その3 その4
2021年02月13日
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