◆無借金経営と聞くとなんだかいい会社のように思いま
せんか?確かに安全な会社ではありますが、良い会社でも
凄い会社でもありません。
そうかといって借金するのが良いと言っているのでもあり
ません。経営の財務は、家庭の家計簿とは全く違います。
家計を預かる立場なら、出来るだけ借金を持たないという考え
を否定しませんが、経営の場合は違います。
それは、お金のもつ意味が大きく違うからです。
★動画deプログ解説はここから★
経営におけるお金は手段です。手段は多く持った方が有利です。
無借金経営とは、言い換えれば自分のお金だけで経営をする
ことです。資金調達面から言えば、是弱です。
銀行から借り入れをすることで、資金調達力は2倍になります。
ここで言う2倍になるとは、自己資本比率に例えるとざっくり
50%になります。これは安全の範囲です。むしろ優秀な会社
と言えます。
実は、無借金経営という言葉も怪しい言葉です。それは買掛金、
未払金が必ず残るからです。これを借金とみなさいというのは
そもそも経営が解っていないことになります。
つまり安全で借り入れが可能な範囲であれば、借り入れはする
べきなのです。しかしこれは資金調達の面だけのことです。
集めたお金をどこに配分すれば、経営力が上がるかが解って
いなかったら、金利を払うだけになってしまいます。
金利以上に、利益が上がるのであれば配分先は正解だった
ということになります。
こんなこと言っている私も配分先が解らず、安全にという
気持ちに負けているダメ経営者の一人です。
もう一つ良く誤っていることがあります。それは社長の
給料が高いことが経営者の能力を表していると思っている
ことです。
まして社長の給料を上げるべきだというのは、論外です。
社長の給料を高く設定したら、みんなが社長を目指して
やる気が出ると言っていた人がいましたが、科学的根拠は
どうなんでしょう?まあ節税効果にはなるので、一理ある
かもしれませんが、その給料の分で、働きやすくした方が
効果は上がると思いますが、皆さんは如何お考えでしょうか?
資金を借り入れるとは、銀行さんの金庫から一旦自社の通帳
に入れて、資金調達力を付けるということです。
今は、金利と同時に元金も返済しますが、これは銀行の金庫に
戻っただけです。戻ったお金は、もう一度借入を起こして
自社の通帳に戻せばよいだけです。
これは私の勝手な考え方ですが、条件変更で元金返済を一時
ストップするのは、上記の考え方の再度借り入れる手続きを
失くしただけです。追加融資を止めるという理由にはならない
と思うのですが、銀行員さんが聞いたらお叱りを受けるかも
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その2 その3 その4
2020年12月19日
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