していました。NHKの知恵泉でコメに焦点を合わせた
番組をしていましたが、経営について考えさせられる部分が
ありましたので、ご紹介したいと思います。
縄文時代は、狩猟によって生計を立てていました。その頃の
土偶は、女性の方が大きく描かれていました。
女性が子供を産むことを神秘的で、神の行事などに使われたので
大きく作られていたのではないかということでした。
自覚のない男性は、なんだか良く解らんが、子孫を生み出す
女性を神のように考えていたんでしょう。

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弥生時代に入り、米を中心に生計が立てられるようになると、
様相が一変してきます。出演していた先生曰く、土地に固定
されたというのが大きく影響したとのこと。
米を育てるのには、1年がかり。この土地で生きると決める
ことになったのです。狩猟が中心だと獲物を追い掛けて自分が
移動していく移動することが生計を立てる手段だったのが、
土地に定まることが、中心になったわけです。
不確定な獲物を追い掛けるより、確実で蓄積できるコメは当時
としては画期的だったことでしょう。この頃の土偶は、男女の
大きさは同じになってきます。共同で作業をすることから男も
何かを生み出すことが出来るようになった証かもしれません。
そして小さな村々が土地と水を守る戦いに入ってきます。
こうなると男の出番です。
一カ所に定まる、そして男が中心である社会は、その後長く
続いてきます。第二次世界大戦がその切り替わり時期では
ないでしょうか?男が戦争に明け暮れている間に、国内では
女性が生産を担当するようになります。こうして始まった
女性の経済社会への進出は、今に繋がっています。
さらに、ITの発達により、働く場所が変わろうとしている
のが現在です。一カ所に定着して働くことから、容易に移動
できるようになってきたのです。近いうちに1カ所に所属しない
ことが普通になってくるのではないでしょうか?
反面、組織への関与は必須になってきます。知識を成果に繋
げるには、他人にその知識を使ってもらわなければならない
からです。
人間は、他の動物に比較して、集団でしか生きていけない動物
のようです。それほど弱い立場です。
会社に所属せずとも、自分が活かせる共同体は必要なのかも
しれません。その自由度が圧倒的に増えたのが、現代です。
こうして考えてくると従来型の組織では、耐えられない点が
多々出てきます。このことが解っている人は、世の中にどれだけ
いるのでしょうか?
ドラッカー先生は、このことを解っていたみたいです。将来も
組織を継続して行きたい方は、是非研究してください。
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