◆私もそうですが、人は何か情報を得ると自らの経験に
よって判断します。
そして経験上自分では理解できないこと、やった経験がない
ことは多くの人が『自分には関係がない。これは間違っている。
それはそうかもしれないが、自分は違う』などと自分に都合が
よいように解釈します。年齢を重ねるとこれが巧みになってきます。
しかしこれでは学ぶどころか、自分の考え方、体験を正しいと
証明するに過ぎません。
その結果、自らが変わることはないのです。
★動画deブログ解説は、ここから★
変わらないということは、成長をしていないことになります。
そうかといって何も考えずになんでもかんでも、受け入れても
成長することはできません。
ではどうすればよいのでしょうか。
それは、その情報が本当にそうなのかを疑い、確かめることです。
先日ある人から動画を紹介されました。動画は1時間近くあり
ました。私は10分ほど見て、その人が言っていることが不自然に
感じました。
その発言とは、
『事業を拡大しよとすることで、生産性を上げようとする。』
それで早速確かめたのです。ドラッカー先生の『企業とは何か』
の最後の章に次のようにありました。
『最適な規模とは、最大の適応力をもたらす規模ということになり、
最大の重量をもたらす規模ではなくなる』
・・・なくなるとあるのは、知識社会に突入するとこうなるこという
ことです。
既に社会は知識社会に突入していますので、規模に対する概念は変
わっています。
私は、何か情報を得るとドラッカー先生の書籍のどこかにないか。
ランチェスター経営戦略に沿っているかを考えるようにしています。
経営者のとってドラッカーとランチェスターは最低限必要な知識
だと思います。こうして先人の知恵に従って考えてみると賢者に
一歩近づきます。そして自分が不足ていることも解ります。
この知識も自分を肯定するために使ったら
『愚者は、経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』の言葉にあるように
愚者になり下がってしまいます。
皆さんは、どちらを選択されますか?
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2020年10月8日スタート
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2020年09月26日
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