2020年07月25日

生産性の意味を考える

◆生産性というのは、投入に対してどれだけ成果を

 得られたかの割合です。

 ここで私が引っ掛かったのは、成果とは何かです。

 企業の場合、直ぐにこれを利益と決めつける人が

 いますが、これは大きな誤解です。

 利益は、事業を存続させるための必要条件です。

 生産性の意味を知るには、経営者に贈る5つの質問の

 4番目『われわれの成果は何か』を定義しておく必要

 があります。

    生産性の意味を考える

   ★動画deブログ解説はここから★



 われわれの組織の活動が成果とするものは何か?

 われわれの活動の結果、顧客がどのように変わることを

 成果とするのか、量的、質的に定義
します。

 これはとても難しいことですが、これを考え続けないと

 存在意義は無くなります。

 生産性の意味を考えるに当たり、FWテーラーの考え方

 を知っておく必要があります。FWテーラーは、どんな

 仕事も神秘的でその人しか出来ないようなものはない


 しました。分解して、まとめれば単なる作業になると

 いうことです。

 この考えは知識労働の置き換えることが出来ます

 営業という仕事は、非常に神秘的に捉えられています。

 カリスマ営業などというものは存在しません。もし

 組織の中に存在させてしまったら、その営業がいなく

 なったら会社の存在意義は無くなることになります。

 営業の仕事すらも、分解して段階を踏んでいけば

 ゴールに
近づかせることができます。

 こう考えないと、知識労働の生産性は上がらないことに

 なります。知識社会に突入した現在では、ここの生産性

 を高めかねれば、社会全体の生産性も上がりません。

 とくに知識労働、サービス労働の生産性が現代の大きな

 問題です。サービス労働は、これに加えて社会的地位を

 上げることが必要です。

 知識労働、サービス労働では、仕事内容によって3つに

 分けることが出来る
そうです。

 そして、ここまでの3つ

   1.必要のない仕事をやめる

   2.仕事に集中する

   3.生産性の意味を考える

 を、明らかにするだけで、生産性はかなり上がると

 ドラッカー先生は言っています。

 詳しくは、ユーチューブライブでお伝えします。

 7月26日AM11時スタートです。

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posted by ランチェスター戦略・社長塾塾長 at 05:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラッカーの世界
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