書かれていました。
『人間は必ずしも他人の部下になることを
嫌いはしない。
ただ、信頼できない主人に仕えるのを嫌う
だけである。』
将軍・社長にとっては、恐ろしい言葉です。ではその将軍が
どのように組織を統率していくべきががこの地形篇では書か
れています。もちろん地形篇ですので、戦いにおいて地形を
どのように使うべきかも書いてありますが、経営にすぐに
応用するにはハードルが高いので、統率に関する部分を最初
勉強されるとよいと思います。

★動画deブログ解説は、ここから★
地形篇は、次の5つの節に分かれています。
47.地の道は将の至任
48.天の災いには非ずして、将の過ちなり
49.進みて名を求めず、退きて罪を避けず
50.卒を視ること嬰児の如し
51.地を知り天を知らば、勝は乃ち全うす
『天の災いには非ずして、将の過ちなり』とは、戦いにおける
災いとは、敗けて逃げかえる、兵士のたるみ、落ち込み、軍の
崩れ、乱れそして敗北です。
これらを運命や天災の責任にするな!と孫子は説いています。
すべて将軍の過ちだとズバッと切り捨てています。
昨日のブログでも言及しましたが、コロナの発生と広がり
は天災かもしれません。
しかし、会社が窮地に追い込まれたというのは、それまでの
放漫経営の結果かもしれません。
利益が上がったからといって、やたらと必要以上にものを買う
のは、経営というものが解っていないからです。
この地形篇では、将軍にとってかなり耳の痛い話がでてきます。
しかし、これが出来る人は、組織を統率することができます。
そして迫りくる次の時代も生き残る人です。なぜならば次の
時代は、知識社会すなわち組織社会だからです。
組織に成果を上げさせるものだけが、真の経営者となるはずです。
詳しい説明は、ユーチューブライブ配信でお伝えします。

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