「すやまとつあん」と読みます。竹田ランチェスターを勉強
された方は直ぐに思いつくはずですが、長崎県対馬で8万頭
のイノシシを殲滅した戦略です。
竹田ランチェスターでは、これを地域戦略のモデルとしています。
これを勉強された方は、同じ方法でコロナウィルスも退治で
きないかと考えてしまうのではないかと思います。
陶山戦略は、対馬を9つの大垣に区分して一つずつイノシシを
攻略していくものです。

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同じようにウィルスも地域を区切って一つ一つ退治していけば
全滅させられるのではないかと。
対馬は、周りを海に囲まれています。直線距離で80Kmの島
です。現在のコロナ感染範囲とは規模間が全く違います。
さらに、イノシシを退治する方法は罠に掛けて捕まえることが
できますが、コロナは捕まえることも退治することもできません。
この辺りを踏まえて現実には、実行しなければなりませんので
実行性は少ないと思います。
その上で、コロナ殲滅を考えるならば、まず対馬のように周りを
海で囲う必要があります。この囲いは、東京23区の一番外側の
区が担当するべきだと思います。大田区、世田谷区、杉並区・・
区が一つの垣根と考えるのが正しいかどうかは地形をみて、人の
行き来が少ないところで区分するとよいと思います。
一つの大垣の中の(例えば、大田区)の2000人のPCR検査を
実施します。この2000というのは、統計学上のサンプリング数
だそうです。その結果、この地域の感染者の確率が解ります。
治療体制とこの確率を加味すれば、大垣の内側(これを内垣という)
の大きさが解ります。この区画からウィルスを追い出し、次の区画へ
移っていくのが陶山戦略を応用したコロナ対策です。
一番外側が終わったら、ひとつ内側に進み東京湾に向かって進めて
行きます。
区画が小さければ、経済への影響は少ないですが対策の進む速度は
遅くなります。感染速度を抑えることと同時に、この対策を進めて
いくという大変な判断をしなければなりません。
今、感染拡大を止めようとしていますが、撲滅作戦が打てていない
ところに問題があるようです。
ここは自然の力を借りて、拡大を防止しながら時間を稼ぎ、その間に
抗体を開発してもらうかしないように思えます。
ここはじっと我慢の時何かもしれません。
皆さんも一度、戦略的にコロナ対策をするならばどうするか?を
考えてみてください。人が考えたことを批判するのは簡単ですが、
実際に考えてみると難しいものです。
実行に移すには、さらに難しい決断が必要になります。
戦略とは、そういうものかもしれません。

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