相手が形を崩したときに楽に勝てと言っています。
形篇は、次の4つから成り立っています。
(数字は前篇からの連番)
14.先ず勝つ可からざるを為して
15.勝兵は先ず勝ちて而る後に戦い
16.善なる者は、道を脩めて法を保つ
17.積水を先仭の墟に決する
『勝つべからずざる』とは、何のことか?孫子は守りを
優先しろと言っています。

★動画deブログ解説はここから★
守りというのは、自軍が思うようになる部分が多いからだ
そうです。攻めとなると敵の出方でこちらの態勢を変えざる
を得ない。
経営で守りとは、顧客維持のことではないでしょうか?
ランチェスター経営の顧客維持対策で最初に勉強するのは、
はがき作戦です。
このはがき作戦は、競争相手に邪魔されることはありません。
お客さんに対しても、お礼状であれば何の問題もなく受け
取ってくれます。
自分の努力だけで、営業力を増すことができるのです。
1年に1000枚書けば、1000回お客さんと接した
ことになります。私は独立したときに、最初にしたのが顧客
維持対策です。お客さんは1件もいないのに維持対策から
行いました。お客さんを作るには、多大な労力が掛かります。
一度作ったお客さんを、簡単に流出させていたら大変なだけです。
お客さんにならなくても、一度名刺交換させていただいた方に
忘れられたら終わりです。皆さんのところの守りは、どうなって
いますか?売りっぱなしをしてきた会社はこういう厳しいときに
それがはっきり現れます。

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